宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

遅ればせながらハプスブルクの宝剣・マイ初日

1月1日の初日から 早3週間、

終わりが見えてきた 大劇場・ハプスブルクの宝剣ですが

ようやくマイ初日を迎えました~ 遅っ 

 

この間 本当にいろんな方の感想を読ませて頂きましたが・・・

 

なんだかショーを観るのが楽しみなような 恐ろしいような

期待と不安でドキドキでした。

 

さて~

今日 この目で実際に観た ハプスブルクの宝剣とBOLEROは

 

良かったよ~!

 

以下 ネタばれあり 注意

 

お芝居はちえちゃん出づっぱり!

ちえちゃんファンとしては すごく嬉しい!!!

どこを切っても金太郎飴みたいに

どのシーンでもちえちゃんを観れるの!

 

 

ただ 既に観て来た皆さんがおっしゃっているように

テル(凰稀かなめちゃん)の登場が遅く 影も薄い

っていうか 主要メンバーもちょっとしかセリフないし~(。´Д`)

 

原作が良かったから どんな演出かと心配だったけど楽しめました

原作は ユダヤ人エリヤーフーの野心と テレーゼ(マリアテレジア)への愛と確執・・

みたいなのが軸となって展開してたけど

この「ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-」では

ユダヤ人エリヤーフーと

ユダヤ人である自分を捨てオーストリア人になったエドゥアルトの苦悩がメイン

 

ユダヤ人かオーストラリア人か その間で揺れ

自分の帰るべき場所はどこか・・・迷い 悩むけれど

最後には 宝塚らしく 原作にない展開でめでたし♪となります

 

↓ 自分の記録もかねているので 長いです(^_^;) 

 

冒頭から ちえちゃんが リーバイ氏作曲のCandle in mindを熱唱

伸びやかな声で 上手になったね~♪って感じ

 

ユダヤ教の律法をヘブライ語(原作:イディッシュ語)からドイツ語に訳したことで 

ユダヤ人集落から追われ

恋人アーデルハイトの婚約者と決闘に挑み 殺めてしまう・・・

そんなエリヤーフーを かなめちゃんフランツが助け

彼の家臣として 名を変えて オーストラリア人となり ハプスブルク家に現れる

 

ハプスブルクの危機を以前から交流のあったハンガリーに協力を求め、窮地を救うエドゥアルト

そこで ハンガリー貴族バチャーニの夢乃聖夏、兵士・彩海早矢、紅ゆずる登場

ハンガリー兵とちえちゃんの 力強い 乗馬の鞭をふるいながらのダンス かっこいいです

 

父王が崩御し テレーゼが国母となって国を治める事に。

ユダヤ人を追放する命が下り エドゥアルトが指揮官に

追われていくユダヤの民の中に我が家族が・・・! 無言の再会。

それでも心を鬼にして オーストラリア人を貫くエドゥアルト ここ泣きポイント

 

フランツが政治への協力を求め 引き止めるが 戦地に赴くエドゥアルト

戦いの場面でのダンスも かっこよすぎで 惚れ惚れ~^^

 

深い傷を負ったエドゥアルトは ユダヤ人宅に助けられていた

そこで見た物は・・・かつて自分が翻訳したドイツ語のユダヤ教律法

それが今ではユダヤ人の希望になっていると知る

自分はやはりユダヤ人なのだ ユダヤ人として生きて行こうと決意するのだった 

え~ん、再び泣く・・・

 

故郷へ帰り 家族に温かく迎えられ

昔愛し合った アーデルハイトと 懐かしい橋の上で再会して、めでたし

良かった~♪

 

ショーは賛否分かれてたので ちょっぴり不安だったけど・・・

 

うん、楽しめたよ! 

 

お芝居が全体的に舞台暗めだった分

その反動のように 色の洪水!

赤、オレンジ、黄色、黄緑、緑、ブルー、紫 

 

日記調のショーが始まった これ、ちょっと批判などあるようですが軽くスルーして 笑

日付に何の意味もありませんから

 

ロメロ(ちえちゃん)が愛するジゼル(ねねちゃん)は何故かキリマンジャロ出身(!?)って事で

彼女を追い求め 突然舞台はアフリカへ・・・ かなり無理な展開に思いますが・・

ヨーロッパの女性だと思ってたのに キリマンジャロが故郷って??? 笑

ジゼルじゃなくてガゼルの間違いじゃないの? 笑

 

みなさん動物に扮して登場、

まずはすずみん(涼紫央)ホワイトライオン キュート&セクシー♪

パンサーのともみん(夢乃聖夏) 網タイツでセクシー 脚長~い、細~い!

ねねちゃんのだるまも脚が長くてセクシー

かなめちゃんも かっこいい!

 

満天の星空の下 2人は再会し 赤いドレスに裸足でダンス! 

裸足ってのがなんとなくセクスィー!

情感たっぷりのデュエットダンス 素敵~ ため息~

 

全員金色の衣裳で群舞 (ちえちゃんだけ特にキラキラ)

男役さんも娘役さんも同じ衣裳で・・・だから男役さんも普通に女性体型出てます (^_^;)

この間のお茶会で かなめちゃんが中性的な感じで・・と言ってたのはこの事だったのね・・・

ボレロの調べに乗って ちえちゃんと絡んで 妖艶に踊ります

単調な音楽なのに 飽きさせないダンスに 目が釘付け!

 

大階段登場

白いドレスの娘役さんたち(鳩、らしい)の手にした羽根から 白燕尾のちえちゃん登場

ダンスの後 一旦せり下がり→早変わり

黒燕尾のかなめちゃん、すずみん、ともみん、ベニー、あかし、どいちゃん?、真風涼帆(←注目株だね!)

縦一列で 大階段下り

そこへ黒燕尾に着替えたちえちゃんせり上がり 黒燕尾服軍団でダンス~

やっぱり 身のこなしが、かっこいいな~  これぞ男役!宝塚の醍醐味~♪

 

最後に、デュエットダンス

全ツ「再会」の時のような ねねちゃんブン回し高速スピンは無く

肩に載せて くるっと回るくらいのおとなしめのリフト

あっさりしてるけど きれいな2人のきれいなダンスで満足

ちえちゃんにしては 物足りない、って向きもいらっしゃると思うけど

このくらいにしとかないと体がもたないのではないかしらん・・・? 

 

毎度おなじみコロ(音花ゆり)ちゃんのエトワールでフィナーレへ

テルがすみれ色の大きな羽根をつけて・・(これかぁ、2番手の自覚を促したって言う羽根は[emoji:e-77])

 

心配してたけど ショーは楽しく、明るく、ビジュアル的には大満足 

ちえちゃんの客席下りもありますしね! 今日は4列目くらいまでだったけど (^_^;)

問題視されていた あかし(彩海早矢くん)とねねちゃんとのシーンも

そんなに深刻な感じではなかったと私は思ったのですが・・・人の感じ方は様々ですね

 

ちえちゃんファンなら センターから下手の方がいいかな~?

 

今日も夢の世界へ連れてってもらいました~ 

あ~楽しかった!!