『Eternal Voice』『Grande TAKARAZUKA 110!』の初日まで後10日余り。
スカイステージでトップ・組長トークを観ました。
お稽古順調に進んでいるでしょうか。
れいこちゃんも言ってましたけど、この収録(トップと組長トーク 稽古場レポートのファーストラン)があると初日までもうすぐだな、と思う、と。
目次:
久しぶりの正塚晴彦先生の大劇場オリジナル作品
オリジナルの新作、というのは全くストーリーが見えませんが…
今回のトークで少しだけアウトラインが見えてきました。
ざっくりすぎるあらすじ
ヴィクトリア女王が隠遁生活をしている時代のイギリスが舞台。(1861〜70年ごろ)
れいこちゃん(月城かなと)演じるユリウスは、考古学者にして特殊な力があり、勘が働く人。
ひとつの事件が、思惑を解決していくのだそう。
ユリウスの友人のビクターにちなつちゃん(鳳月杏)。
彼もまた、特殊な超能力を持ち、超常現象を研究しています。
ビクターの超常現象研究所でアデーラ(海乃美月)に出会うユリウス。
彼女もまた、特殊な力を持っています。
ユリウス、アデーラ、ふたりの不思議なつながりが 事件を解く鍵になります。
事件が解決したことで、
ヴィクトリア女王の長い隠遁生活を終わらせることに。
⚠️ヴィクトリア女王は王配・アルバート公の薨去を悲しみ、服喪のため隠遁生活を送っていました。
「最後にれいことうみちゃんとだけお芝居をしていただいてます。」と組長のみとさん。
「一番最後にみとさんにお会いできる時ホッとする」と、れいこ。
やっと会えた、という気持ちで演ってるそうです。
専科のお二人が特出
専科の高翔みず希さん、月組に初特出。 故に、一緒にお芝居するの初めてで新鮮。
専科の凛城きらさんはユリウスの叔父で骨董店の店主。
この人か!
ユリウスがメアリー・スチュアートの遺品とされる首飾りを手に入れたことで色めき立った人は。
りんきら(凛城きら)は、正塚芝居になくてはならない生徒さん。
真面目で、どこか飄々とした風情でありながら、くすっと笑わせてくれる芝居巧者。
楽しみだわ〜
れいこちゃんにとって、りんきらは雪組時代の先輩にあたるので、安心してすべてを委ねてお芝居できる、と嬉しそうでした。^^
個性豊かなキャラクター
彩みちるちゃんが、個性豊か、と。
人物相関図で、あみちゃん(彩海せら)と赤い実線で結ばれていたのですが、姉弟ですって。
このお二人も、霊媒師(彩)と呪術師(彩海)という特殊能力持ちですね^^
特定秘密局
「秘密局」正塚先生らしいな〜と。^^;
秘密警察とか、スパイとか地下組織、ゲリラ…お好きですよね。
特定秘密局長(夢奈瑠音)は 王室からの調査を請け負うところらしいです。
風間柚乃、天紫珠李はじめ、局員たち(柊木絢斗、一星慧、菜々野あり、花妃舞音)が絶妙な掛け合いを披露するそう、
テンポのいい掛け合いは見どころですね。
事件?の鍵となるのはメアリー・スチュアート(演:白河りり)。
なにか因縁があるらしいです。
下級生に至るまでたくさんの役柄があり、責任のあるところを任されていて、
組がどんどん若返っていくな、と肌で感じているれいこちゃんでした。
この作品で面白いところは、不思議な力、目にはみえないものがテーマだそう。
今までの正塚先生演出ではなかった、映像を使っておられるそうです。
正務先生アップデートされてます!!
『Grande TAKARAZUKA 110!』について
タイトルからして祝祭感のあるショーです。
れいこちゃんと中村先生の出会いが久しぶりで、雪組以来だそうです。
レビュー 110周年を迎えるに当たって プロローグはお祝いのイメージ。
華やかに、衣装も宝塚らしいですが 西川先生の振り付けが難しいらしいです。
『Ray -星の光線-』
『Music Revolution! New Spirit』
『Sky Fantasy!』
…中村一徳先生の作品で西川卓先生のお名前見かけました。
新鮮な振りもついているので 違うエネルギーが出るかな…とれいこちゃん。
入れ代わり立ち代わり、
いろいろな生徒さんが 少しずつですが 歌う場面があり、
どの下級生にも目がいくような構成になっているそうです。
下級生ファンの方に朗報♪
ただし…
スピーディな展開なのでお見逃しの無いようにっ!とのこと。
『Grande TAKARAZUKA 110!』
古い作品や歴史をリスペクトしたり敬意を示す、という意味合いのある作品。
各国を回るというテーマもあるので、
ベネチアの仮面舞踏会
男女の駆け引きがありますが割と初々しい場面。
風間柚乃くんと彩みちるちゃんが道化の役。
あの学年で道化を演ることがまずない、とおっしゃってました。
みちるちゃんはチャーミングな生徒さんなのですごく可愛いと思います。
ゆのくんは、芸達者なのでどんな道化を見せてくれるのか、楽しみです!
アバンギャルド
前衛、斬新な、既存の概念を壊す、という意味のある言葉、アバンギャルド。
ちなつちゃん(鳳月杏)中心の場面。
ここも西川先生の振り付け 大変な振り付けになるんじゃないか
中詰は、スペイン
最近スパニッシュなかった〜とれいこちゃん。
スペイン帽被って 赤い衣装で踊るそうです
赤い月がでている。
いろんなひとが歌ったり踊ったり… 下級生まで銀橋に出て歌うのそうです!
中村先生の演出ブラボー♪
初舞台生お披露目
風間柚乃の歌から初舞台生ロケットへ。110期生お披露目。
退団するれいこちゃんのための場面
『雪月(せつげつ)』
いつものショーとはイメージが違う場面。
着物を着る、そして4メートルもある「掛け」を着るそう。
これは圧巻でしょうね。
月組の『鳳凰伝』でちゃぴ(愛希れいか)演じるトゥーランドットの長いマントとかありました。
れいこちゃんの掛けも、ご卒業を祝ってゴージャスなものになるのかも??
雪組時代を振り返る場面では狩衣を着るそうです。
フィナーレナンバーへ
月をテーマにした曲のメドレー。
そして…
男役黒燕尾!!
最後に黒燕尾で踊れるのが嬉しい、とれいこちゃん。
宝塚男役の真骨頂ですから!!
れいこ、うみちゃん、退団者を組子が大合唱して送る場面があるそうです。
いいですね、こういうお心遣い、さすが中村一徳先生。
歌唱場面から、デュエットダンスに繋がるので、みんなに見守られながら始まる感じ。
デュエットダンス振り付けの百花沙里先生は、亡くなられた羽山紀代美先生の助手をされていたそうです。
今まで羽山紀代美先生に振り付けてもらった要素がいくつも盛り込まれたダンスになっているそうです。
最後に
初舞台生を迎え 専科さんも迎え、新しいものが始まっていくタイミング。
ときは4月、新年度。植物も芽吹く季節。
初舞台生が舞台に立ち、
たくさん見せ場をあげて少しずつ育っている下級生。
4月で宝塚歌劇110周年、明るい希望の年になる魁の公演。
早く諸々解決して、みんなで前に進めますように。