宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】『RRR』新人公演に向けて主要キャストでトーク♪

昨年、宝塚歌劇団に西宮労基署の立ち入り調査が入り、過重労働を見直した結果、1週間の公演回数、年間の公演回数が少なくなりました。

 

併せて新人公演も、宝塚大劇場公演では新公なし、東京宝塚劇場の1回のみとなっていしまいました。

 

2024年1作目の星組『RRR』が一番に見直しの洗礼を受けることに…。

 

 

1回きりですから、万が一にも公演が中止になったら新公自体、流れてしまう可能性もありました。

 

新公中止も、振替公演実施で救済♪

 

で…そのまさかの!新公中止になってしまいましたが…

 

星組 東京宝塚劇場公演『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』は、3月7日(木)18時30分開演の新人公演を中止させていただきましたが、このたび、振替公演を3月20日(水・祝)18時30分開演にて実施させていただきます。

引用元:宝塚歌劇公式HP

 

3月7日の新公が中止になって、翌々日の9日には振替公演が発表になりました。

仕事が早い^^

 

ライブ配信も、振替公演に合わせて 日程変更、ありがたや〜 (。-人-。)

 

救済策が取られて本当に良かった♪

お稽古の成果を披露しないとね!

 

スカイステージで新公主要キャストのトークが流れましたので、自分用覚書に書き留めておきます。

 

新公主演 ビーム 105期 大希颯(礼真琴)

受験生の時から憧れていた礼真琴さんのお役を頂いたのが信じられない、というあいみちゃん。

 

力強さと歌唱力でこっちゃん(礼真琴)のお役、適任です。

 

アクタルの時の素直な一面と、ビームになったときの使命に燃えている熱い一面、

その2面性を作っていくのが難しいそうです。

 

ラーマ(新公:御剣海)は持ち前のお兄ちゃん気質なので、いるだけで心強いそうです。

 

すごくたくさんのナンバーがあるので新公メンバーには大変なのでしょうね。

 

ナートゥダンスは踊りも大変ですが、お芝居も、ジェイク(新公:稀惺かずと)に対する悔しい気持ちを表現しないといけないので忙しいですね。

 

立ち回りも多く、大変!

11場(スコット邸からマッリ救出劇)では、信頼してた兄貴(イギリス警察・ラーマ)に裏切られて 精神的にしんどい場面が多くメンタルがやられるそうです…

 

精神的に追い詰められる、感情が高まってしまう場面が多くて、

 

礼さんに感情のコントロールの仕方を聞くと 

「自分のことより相手のことを思って行動する人なんだと思ってお芝居したら 新たな関係性が見えてくる」とアドバイスをもらったそう。

それから、お芝居がしやすくなったんですって。

ありがたい言葉を頂いた、と感謝するあいみちゃん。

 

本役さんのアドバイスって大事ですね。

新公ヒロイン ジェニー 106期 乙華菜乃(本役:舞空瞳)

憧れ尊敬して舞空さんのお役をさせてもらえるのは夢のよう、とニコニコ。

 

いつもの役とはまた違った視線で役作り。

復讐心や憎しみといった他のキャストのような感情はなく、

フラットな気持ちを持ってる女の子なので 地味なりすぎないようにしたい。 

舞空さんの可愛さで成り立っていると思うとおっしゃってました。

 

たしかに、なのちゃん演じるジェニーは、ヒロインらしくないヒロイン、というか宝塚のヒロインらしいポジションではないですね。

相手役は…主人公・ビームのようなジェイク(映画の設定とは違います)のような。

礼さんとのお芝居は市場のところが初登場場面

 

ジェイクとお芝居は、嫌いな相手じゃない 思ってはいるけど そっけなくするわけでもない けっこう難しい関係を演じます。

 

舞踏会の場面は、華やかさがないと成り立たないので、宝塚らしさ。華やかさを出したい、と。

 

ジェニーちゃんは強い女の子なんだそう。

優しく明るいだけじゃなく しなやかな強さを持っている人だと感じるんだとか。

 

キャサリン 103期 瑠璃花夏(本役:小桜ほのか)

配役が決まったときは 小桜さんの大曲を歌わせていただくんだ、挑戦させていただくんだ、と思ったそう。

 

映画のイメージでは、冷酷、残虐というイメージがありましたが、

小桜さんに、「等身大の女性で、宝塚らしい上品さや美しさを表現してほしい」と演出の谷先生がおっしゃっていたので

娘役としては 宝塚らしさを大切にしたいと思っているんですって。

 

小桜さんから夫・スコットに頼んでマッリを自分のものにして宝物にしてたのに、

ビームが奪おうとして来た。

こちらにはこちらの正義があるので、当たり前に「悪役を演じる」のではダメだと言われたんですね。

場面場面によって 生活や立場の違いをお見せするのがイギリス側の役割だと思う、と。

 

ラーマ 104期 御剣海(本役:暁千星)

前回(『1789』)に続き、ありちゃん(暁千星)のお役をもらえて嬉しかったそうです。

ラーマの2面性、警官のときの顔、ビームと出会ってなごやかな顔を使い分けたい。

ラーマは「火」なので「水」との対比もあるけれど、身体の奥で燃えている火を持っていて、それは「芯」の強さ、背負ってるもの、責任感につながっていると思うと話していました。

15年待ってくれてた故郷の恋人・シータ役に同期の綾音美蘭ちゃん。

同期でなので嬉しかったし、二人でデュエットもさせていただく、と。

 

シータがいたから頑張れた、長年離れていても心の距離は近い…という所は

同期だから出しやすい、良いお役もらったねと綾音ちゃんと話していたそうです。

 

ラーマは、ビームの兄貴分として存在しなきゃいけないと思うけれど、そこは意識せずに ビーム役の大希颯より1学年上なので自然な感情で作っていけたら、と。

 

ビームとラーマ、お互い背負ってるものがある、強い軸が共通点としてあるから強い絆でむずばれたのかな、と二人で話していたそうです。

 

楽しいビームとの日々を大切にすればするほど、後半にかけてドラマティックになる。

彼が自分のターゲットにしいていたコムラム・ビームだった! 

あいみ(大希颯)が歌って葛藤する、使命か友情か…

 

ここはグッとくる場面、楽しみです!

 

想像を超えるほどの心に来るものがあって お客さんに伝わるように大事に作っていきたいと豊富を述べていました。

ジェイク 105期 稀惺かずと(本役:極美慎)

出番と出番の間が空いているので難しいそうです。 確かに。

周りを感じながら出てる。

 

イギリス貴族を演るとコメディに寄ってしまう、イギリス側も悪気はなく「価値観の違い」を自然に見せることができたら 面白さにつながる

 

おとかなのちゃん演じるジェニーは、友達以上恋人未満。

ジェイクが自分のプライド、イギリス貴族のプライドが先立ってしまい ジェニーへの愛情を気づいていない、と分析。

幼馴染で常一緒にいるから気づいていない、そういう間柄の二人。

 

極美さんの男役象がかっこよくて たくさん学ばせていただきたい。

悩んだ時、

「自分の役を中心に考えてしまうけど 役の役割を考えて作っていくと良いよ」とアドバイス頂いたのがしっくりきて…

 

やはり本役さんのアドバイスは的確で心に染みるようです。

 

明日の新公、1回限りですので悔いのないように出し切っていただきたいですね〜♪