宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】龍の宮物語 配役発表~♪

夜叉ヶ池伝説と浦島伝説と古事記を足して 指田先生風味で味付けしたら

指田珠子先生 バウホール公演デビュー作のこの作品。

全くのオリジナルではなく すでに「伝説」として知られているお話をベースに換骨奪胎して指田先生風に脚色、潤色したお話でしょうか?

夜叉ヶ池伝説と浦島伝説に…古事記も??

 

遠い昔、夜叉ケ池という池で干ばつが続いた。村の長者は自らの娘を生贄として池に棲む龍神に捧げ、村には再び雨が降るようになったという……。
明治中期、実業家島村家の書生・伊予部清彦は、仲間達との百物語で、夜叉ケ池の怪談話を知る。度胸試しに一人池へ向かった清彦は山賊に襲われている娘に遭遇する。清彦が娘を助けると、娘はお礼に清彦を池の奥底にある龍神の城・龍の宮(たつのみや)へ連れて行く。清彦が助けたのは、龍神の姫・玉姫であった。清彦は姫を救った恩人として丁重にもてなされ、宮殿での豪華な生活に浸りながら、姫の怪しい美しさに惹かれていった。やがて数日が過ぎ、友人達や島村家の令嬢百合子のことが恋しくなった清彦は、玉姫に地上へ帰りたいと告げるのだが……。
夜叉ケ池伝説と105年前にも宝塚で上演されたお伽話『浦島太郎』、青年と龍神の姫の愛憎織り成す異郷訪問譚。

 

 宝塚歌劇公式HPより引用

 

伊予部清彦 瀬央 ゆりあ  
玉姫 有沙 瞳
島村政光/銀山   美稀 千種
龍神 火照 天寿 光希
黒山椒道 大輝 真琴
岩鏡 紫月 音寧
木蓮 紫 りら
回想の青年 拓斗 れい
山彦 天華 えま
お滝/多江 澪乃 桜季
松二郎 天路 そら
金本 遥斗 勇帆
弥五郎 蒼舞 咲歩
瑠璃法師 七星 美妃
桂介 隼 玲央
白川鏡介 朱紫 令真
きらり 杏
源五郎 夕陽 真輝
火遠理 天飛 華音
伊吹 紅咲 梨乃
島村松子 都 優奈
子供の頃の清彦   奏碧 タケル
百合子 水乃 ゆり
竹雄 鳳真 斗愛
笹丸 澄華 あまね
お梅 侑蘭 粋
回想の娘/菖 星咲 希
昌介 紘希 柚葉

 

古事記の海幸山幸伝説と龍宮

古事記には、

・火照命(ほでりのみこと 海幸彦)

・火須勢理命(ほすせりのみこと)

・火遠理命(ほおりのみこと、山幸彦)

の三神が古事記に登場するのですが 火遠理命は天飛華音くんで 山彦はぴーすけ(天華えま)。

このお話の山彦は、古事記の山彦ではないのかしら?

 

海幸彦(火照命 天寿光希)と 山幸彦(火遠理命 天飛華音)は 釣り針と弓矢を交換するも、山彦は釣り針を失くしてしまい竜宮城へ釣り針を探しに行くのですが…龍宮、まさに龍の宮ですよね!

みっきー(天寿光希)は、火照で、龍神?

 

そして、くらっち(有沙瞳)演じる 玉姫は 古事記で言うところの豊玉姫?=海神(わたつみ)の娘で、龍宮に住んでいる姫。天寿光希演じる龍神の娘? 

3つのお話が絡んでて どこをどう脚色されるのか 指田珠子先生のお手並み拝見!!

泉鏡花著「夜叉ヶ池」

指田先生の描かれる作品に百合子という女性(水乃ゆり)が登場しますが、泉鏡花の「夜叉ヶ池」にも百合という女性が出てきますね。

 

「夜叉ヶ池」では 百合は村人たちに 龍神の生贄にされそうになり 自害してしまいます。

それに怒った夫・萩原は、鐘を撞く縄を切断して 百合の後を追いました。

鐘を撞くことで 龍神との「暴れて水害を起こさない」と言う約束を思い出させていたのに、二人が亡くなり 鐘を撞く人がいなくなって 誓いは破られ 龍神は天翔けていき、夜叉ヶ池の水が大洪水となって村で押し流してしまったのでした…

 

指田版夜叉ヶ池(龍の宮物語)では ラストに玉姫は 天へ飛び立っていくのでしょうか???

 

安定の芝居巧者トリオで楽しみな作品

瀬央ゆりあ 有沙瞳と言えば 昨年の「ドクトル・ジバゴ」を思い出しますね。主演は轟悠さんでしたが、それぞれ良い芝居をしてました。

そして 悪役だった コマロフスキーを公演したみっきー(天寿光希)も出演で 芝居巧者が 3人が揃いました。

おっと!この3人は 「鎌足」でも一緒に舞台を務められてますね。

「鎌足」でも、みっきーはちょいワルでしたね ^^;

東離劍遊紀では 蔑天骸や~! みっきー巧いわ f:id:kokoro-aozora:20190914225012g:plain

安定のトリオに 新しく指田珠子先生のデビュー作、どんな舞台になるのか楽しみです。

ダンサーたちは「ロックオペラ モーツァルト」に振り分けられているでしょうから、こちらは じっくりと日本物のお芝居を堪能させていただきましょう♪

その他の配役も美しく日本らしいネーミング

娘役さんは、お花、植物の名前

岩鏡 イワカガミ 紫月音寧

木蓮 モクレン  紫りら

薊  アザミ   きらり杏

菖  アヤメ   星咲希

伊吹 イブキ   紅咲梨乃

めでたい松竹梅トリオ ^^

松二郎 天路そら

竹雄  鳳真斗愛

お梅  侑蘭粋

気になる謎のお役

黒山椒道 大輝真琴

瑠璃法師 七星美妃

銀山   美稀千種

島村家の人々

島村政光 美稀千種

島村松子 都優奈

島村百合子 水乃ゆり

あとは…清彦の友人か 村人たち、かな?

女性演出家が続々デビュー

Twitterで見かけたと思うのですが 上田久美子先生の言葉として「自分が頑張らないと! 後に続く女性演出家のためにも」とおっしゃったので 宝塚歌劇団は未だに男性優位社会なんだ、と思った、というつぶやきを読みました。

演出家は、いい作品を世に送り出したもの勝ちなので、男性も女性もないと思うんですけどね。

『伝統を守る』ということを意識する宝塚歌劇団は 他の企業・団体よりも封建的なのかもしれませんね。

 

伝統は、いいところは守り、つないでいき、悪習・旧弊は排除していかなくてはいけないのでは?と思ってます。

 

宝塚歌劇105周年、新しい風をどんどん吹かせてほしいです。

指田珠子先生、期待しております。