もともと30分弱の番組で、すでに知っている情報が満載で、真新しい話もなく、ブログねたにすらならない。
ただ、これを民放のワイドショーネタではなく、「NHKが報じた」というところにニュースバリューがあると思っています。
勇気を出して取材に応じた現役の生徒さんは誰か、と宝塚の悪弊である「外部漏らし犯さがし」が行われないことを祈るばかり。
その後、You TubeでOG・七海ひろきさん(89期)の「今の私の思い」を観ました。
こちらは、ズーンと心の奥に響く内容で、さすがカイちゃん…
ですが、彼女自身が映像の最後に
「私の意見を過度に肯定したりもしないでください。お願いします。」と仰っているので、
このぐらいにしておきます。
さて!本日12月10日。
宝塚音楽学校の願書受付まで1ヶ月を切りました。
東の東大、西の…宝塚音楽学校!
とまで言われたときがありました。
過去最高の倍率48.2倍を叩き出したのは82期生、1996年、27年前。
花組組長、美風舞良さんの期ですね。
2000人近い志望者がいたということ、すごい数です。
2023年の倍率は15.3倍でした。これは今世紀に入って最少の倍率だそうです。
(受験者数612人・合格者40人)
今年度、志望者が減っていることを危惧した音楽学校は、宝塚音楽学校のCMを地方でも流している、というニュースを朝日新聞の記事で読みました。
「タカラジェンヌへの狭き門、細る受験者数 地方CMににじむ危機感」
すでに、危機感を持っているところへ今回の事件。
「あなたも宝塚歌劇の舞台に立とう。タカラジェンヌの生まれるところ。宝塚音楽学校、生徒募集」
タカラジェンヌのうまれるところであると同時に、パワハラの生まれるところ。
2018年の宝塚のすみれ寮で自殺未遂があり、保護者と音楽学校の間でまだ解決に至っていないようです。
その前に裁判沙汰にまでなった96期イジメ事件もありました。
バレエや日舞、歌唱、お芝居、所作…様々な芸事を2年間でみっちり詰め込んで宝塚歌劇団に送り出す養成機関ですが、
ありえないようなルールで生徒を苦しめる場所でもありますね。
上下関係が厳しいのはいいとして、その絶対服従の関係をいいことに、下級生を苦しめる生徒もいるでしょう。
ミスをしたら、一晩中謝罪文を書かされる、というのも、本分を逸脱しているように思います。
独特のルールを知れば知るほど、カルト教団のように思えてくるのです。
寮と言う閉鎖空間で寝食を共にする特殊な環境で起きた諸々の事件を見て、親御さんが安心して我が子を送り出せる場所であって欲しいと強く願います。
2024年度生徒募集は1月9日から
願書は2024年1月9日(火)~2月1日(木)期間内に簡易書留で郵送。
第1次試験 宝塚:3月17日(合格発表 18日)東京:3月20日(合格発表 22日)
第2次試験 宝塚:3月23日(合格発表 25日)東京:3月24日(合格発表 25日)
第3時試験 宝塚のみ 3月26日 発表 27日
未だに、膠着状態の劇団とご遺族側。
初動のミスや、令和3大最悪会見の11月14日の会見、すでに阪急阪神HDへも飛び火して角会長は音楽学校の理事長を辞任。
尻拭いに宝塚歌劇団理事長が兼任されることに。
すべてが後手後手で見苦しい。
亡くなられた生徒さんは、組のプロデューサーに辛い旨を訴えていたのに黙殺され、
2番手と副組長が宙組の生徒さんにヒアリングをしてまとめた意見書は提出しにもかかわらず捻り潰されて調査報告書に盛り込まれず。
事態を真摯に受け止め、と口で行っても、実際、改善に努めようとする気配は見えてきません。
こんな団体に大事な我が子を送り出すのはとても不安です。
幼いころから宝塚に憧れ、厳しいレッスンに励んでここまで来られた方は本当にお気の毒。
憧れの対象がバッシングの対象になっています。
受験することで自分の身にもバッシングが降りかかりかねない怖さもあり…
受験すべきか否か、迷っている方は多いのでは?と思います。
合格発表の日に、倍率も発表されます。
2024年の倍率は過去最低を記録する可能性が高いですね。
劇団は、今年度(15.3倍)ですら、倍率が下がると生徒のレベルが下る、と心配していますが、
宝塚にも全入時代到来かも。
宝塚音楽学校と検索すると…
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う〜ん、納得w
最年少合格、というのは、中卒の3月生まれの方ですね。
パッと思いつくのは、95期の中卒3月17日生まれの愛すみれさん。
中卒で3月31日生まれの方がいらっしゃったら、まぎれもなく最年少です ^^
それ以外は…みんなが気になる内容です、そしてあるあるです。
「清く正しく美しく」はどこへ行ってしまったんだろう。