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【宝塚音楽学校】パワハラ報道受け 2024年受験者数「過去最低」|カンテレ報道

 

 

フライング発表?

毎年、宝塚音楽学校の受験倍率は、合格発表の日に、一般紙で発表されます。

 

今回は、3月27日の合格発表を待たず、「過去最低」の報道が出ました。

さすがに、細かい数字は出すことは控えていますね、一体何倍だったんでしょうか?

早く知りたい!

 

タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校の受験者数が、過去最低となったことが分かりました宝塚歌劇団の劇団員が死亡した問題が影響したとみられます。

《中略》

関係者は受験者数の減少に一連の問題が影響していることを認めたうえで、今後、劇団とともに音楽学校の風土改革を急ぎたいとしています。

引用元:カンテレ 関西のニュース

 

受験倍率が下がるのは目に見えていましたが…

この件に関しては、昨年12月10日に記事にしていて、繰り返しになりますが…

 

受験倍率過去最高の48.2倍の狭き門をくぐり抜けたのは、1994年音楽学校に入学した82期生です。

 

あれから30年、112期生は受験倍率過去最低なんですね。

 

昨年も過去最低と言われていて、受験者数612名でした。

今年は、蓋を開けてみたら…受験者総数は何人だったのでしょうか?

 

予科専科の地獄天国が生むパワハラ構造

10年一昔、と言いますが、30年で世の中の価値観もずいぶん変わりました。

刻一刻と変化している世の中の流れの中で、

頑固なまでに変わろうとしない宝塚音楽学校宝塚歌劇団は、過去の遺物を守り続けている巨大な岩のよう。

 

OGさんが書かれた告白本やYou Tube、100周年の頃にバラエティ番組でOGさん達が音楽学校の思い出として、「音楽学校の変なルール」を語っていました。

 

バカバカしいほどに細かいルールにがんじがらめになり、理不尽なことで怒られる予科生。

睡眠を削って、話し合いが深夜まで行われたり、

パワハラというより、いじめと言ったほうがしっくりくる専科からの要求に応える予科生時代は地獄、

 

年度があらたまり、予科生が専科生になった途端、立場逆転、今度は天国。

 

芸事が厳しいのは当たり前ですが、風呂場に残った水滴一滴で掃除やり直しとか、時間の無駄。

その時間があれば、ダンスのお稽古でもすればいいのに、って思います。

 

私が驚いたのは、誰に聞いたか何で読んだか忘れましたが、

「自分が上の立場になったらいじめは止めようと思う」、と言った生徒さんに、それはダメ、と上(先輩か先生かわかりませんが)の人が注意したそうです。

これ、世間一般では考えられないこと!

 

いじめ、いじめられ?の構図は連綿と受け継がれなければならないようです。

 

宝塚歌劇団員、全員が被害者であり加害者。

こんな悲劇的な構造はいつから出来たのでしょうか?

 

清く、正しく、美しく、を提唱された小林一三翁は望んでおられたでしょうか?

 

今年も初舞台生は、口上で「清く正しく美しくの教えを」と唱えるのでしょう。

寒々しいわ。

 

96期事件のみならず、106期も…

96期の時に、何故生徒監の先生に相談できなかったのか、未然に防げなかったのか?と不思議だったのですが、上述したように、上が取り合わないんですね。

 

宙組でも亡くなられた生徒さんは、上に訴えたのに、何も対策は取られませんでした。

 

106期生も、寮の窓から飛び降りた生徒さんがいらしたようです。

 

厳しい芸事の世界、妬みやっかみの世界、みんながライバル、と独特の世界に多感な少女が集団で生活しているので、

普通以上に心のケアは必要だと思うのですが、

「精神的に弱い子は、辞めたら?」な、突き放した指導がなかったか、気になります。

 

昨年、宝塚音楽学校宝塚歌劇団についての諸々の問題点が明るみに出て

普段、清く正しく美しく、と言っているだけに、どこが?と大炎上。

 

倍率さがるのも仕方ない。

 

近年倍率が下がってきたことに危機感を抱いていた劇団

少子化が進んでいるので、どこの中学、高校、大学でも生徒数確保に腐心しています。

 

宝塚音楽学校も志願者が減ってきていることに危機感を覚えて、地方局のテレビで宝塚音楽学校のCMを打っている、という新聞記事をみました。

 

レベルの高い生徒さんを集めるには、たくさんの受験生から選びたいですもんね。

 

受験生が減っているところにに畳み掛けるように、昨年の事件、報道。

せっかくのCMも無駄になってしまうわ。

 

熱い志願者は健在

幼い頃から、宝塚に憧れ、ゴールと定めて厳しいお稽古や時間のやりくりをして試験までたどり着いた受験生は、

 

受験スクールの先輩たちから、宝塚の厳しさを聞いて覚悟が出来ている人も多いでしょう。

経済的余裕も必要ですし、家族の全面的バックアップも必要な世界。

家族一丸となって受験に臨んでおられるご家庭がほとんどでしょう。

 

先日、非ヅカファンの友人と話していたら、

「私の友達の娘さんも今年受験するらしいわ」というので

「いろいろ報道あったけど受験されるのね」と問うと、

「もう!あんなのどこ吹く風よ。今、親子で受験に向かって燃えてるよ」と言ってたのは先月のこと。

 

いよいよ週末は2次試験、夢が叶うといいですね。

 

あの話はどうなった?

「学校関係者によると今年の受験生(112期生)の応募数が昨年より格段に増えているという。受験生の間で「今年は倍率が低そう」と噂になり、逆に殺到したのではないかという。」と某ブロガーさんが書かれていた、と

2023年12月10日の記事のコメント欄で教えていただきました。

 

えっっっ??

 

殺到??

 

過去最低倍率だそうですが??

 

何だったんでしょうね…

 

過去最低倍率は、想定内でしょう。