一昨日、7月19日に大阪・梅田のドラマシティで幕を開けた宙組『大逆転裁判』。
2019年『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』でバウホール公演主演を演じたもえこ(瑠風輝)がようやく東上公演初主演。
おめでとうございます!
東上公演主演をゲットできたら、ぐっとトップの椅子が近づきますね。
目次:
今回の演目はゲーム原作
…ということで、ワタクシは全く知らない素材なのですが、ゲームは大人気のようですね。
キャラクターが魅力的で、探偵パート、法廷パート、陪審パート…と推理・謎解きが面白そう。
ヅカファンの中にもハマっている方も多いのかな?
宙組で『逆転裁判』『逆転裁判2』『逆転裁判3』と上演してきてついに、4作目、
『大逆転裁判』。
宝塚でこれまでに3回も上演してるのに、観る機会がなくて。
スカイステージで何度も再放送しているのでしょうけれど、好みのジャンル外なので観てませんでした…
今公演、逆転裁判初演と2で主演された蘭寿とむさんが指導に来られていたそうですね。
月組の『月の燈影』には、初演でW主演のお一人、彩吹真央さんが指導に来られていました。
心強いですね^^
原作ファンに人気のキャラの舞台化はちょっと大変
『ベルサイユのばら』に始まって、宝塚では、漫画原作の作品が多いです。
宙組では
『天は赤い河のほとり』(真風涼帆主演)
がありました。
原作ファンを幻滅させないように…と、それはそれはビジュアルにお気遣いされています。
今回もご多分にもれず、鬘に苦労されたり、衣装を工夫したりと見えないところでの苦労があるそうです。
それでも、このゲームの一番の盛り上がりポイント、『異議あり!』の決めセリフでこの作品の世界観が一気に成立するのですね^^
初日のもえこのご挨拶の時に、出演者全員、右手をまっすぐに延ばして
「成歩堂龍ノ介を演じることに異議なし!」のサプライズコールで、
ウルっと感激のご様子でした。
確認できたお役のみ、ちら見感想
瑠風輝
長身、小顔でスタイルよくて素敵なのに、髪型が…原作どおりだから仕方ない?
なんだかもっさりで勿体ない。
山吹ひばりちゃんと2人の場面が多くてキュンな場面もあるけれど??
劇場で確認します。
客席登場もあるらしく、スターな扱いが良いね^^
山吹ひばり
長身でもえことの並びも綺麗。
熱心な女学生、可憐な感じ。
鷹翔千空
2番手役のシャーロック・ホームズ。
すごく弾けて、楽しそう。
一皮むけたのか? ステップアップした感じ。
天彩峰里
本来なら、もっと大きな役をできそうなのに…まだ観てないのでどんな役どころかはわからないけど、オリジナルキャラらしいので、大事なお役だといいなぁ…
役名のニーナ・ジョーンズは、「人情」から来てるらしいです。
あまり他のみんなとの関わりがないお役らしいけど…?
風色日向
亜双義一真は、実は…だけれど、龍ノ介とのコンビ感がいいですね。
身長も同じぐらいで、友情を感じる場面も良さそ。
ちょっと楽しみ♪
美星帆那
ゲームファンに人気の女の子。
ピンクの髪色がキャッチーで、目立つお役。
今日はちょっと硬く感じたので、楽しんで演じてほしいです。
優希しおん
原作ゲームのビジュアルと違うので、たぶんご本人的に、すごく頑張っているのだと思います。
見てる分には、少し違和感あるけど。
他にこの役をできる生徒さんがいなかったのかな
凰海るの
老け役の夏目漱石、頑張ってた!
…とキャラは観ましたけど、ストーリーがいまいち掴めず。
最後の決め台詞への流れは、ネタバレ防止のため映してないせいかいまいちはっきり分からず…
夏目漱石殺しの犯人を追求するらしいけど
それと ゆうちゃんさん(汝鳥伶)とじゅりちゃん(天彩峰里)がどう絡むのかが分からず。
観劇…楽しめますように。
宙組は来年はゲームのファイナルファンタジーを舞台化
FF、と言えば大抵の人が知ってる歴史あるRPG大作。
2024年、宙組で舞台化。
これこそ、ファンが多いので耳目を集めて話題になりそうですね^^
長身の多い宙組だから、ビジュアル系の作品が似合うのかも。
今回は、宙組ワンツーを支える、もえこってぃ(瑠風輝と鷹翔千空)のお二人にスポットが当たる作品かなという印象。
新生宙組になって、新体制での初の別箱公演。
もえこの試金石になるのかもですね。