宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

劇団にはパワハラにこそメスを入れてほしかった…|うやむや調査報告書にもやもや

昨日の会見から一夜明け…

 

ブロともさんたちと意見交換。

 

我々は…劇団、またしても悪手を打った、と意見一致。

 

今日は、家に帰ってきたけど疲れてるのでダラダラ語ります。

 

昨日、劇団は会見で調査報告書を公開して、「過重労働」について、改善策を打ち立てました。

 

理事長も辞任を発表され、トップの方々の減給なども発表して一件落着、と肩の荷をおろしておられるのか、と思いますが…

 

あの会見で終わったのではなく、むしろ戦いの火蓋が斬って落とされたような気もしてます。

 

ご遺族の代理人弁護士の川人弁護士が、「極めて問題が多く納得できない」とおっしゃっています。

 

ご遺族の神経を逆なでするような報告書に、我々以上に、ご遺族が落胆され、許せない、とおっしゃっているようです。(毎日新聞より)

 

これから訴訟に発展する可能性もありますね。

 

劇団の誠意のない対応は、宝塚ファンのみならず、今や一般の人たちにも知れ渡りヤフコメやX(旧Twitter)などのコメントでも疑問視されています。

 

Xのトレンドには宙組4人のヒアリング拒否、ヘアアイロンなどのワードが入っていたようです。

 

昨夜のNHKニュース7のトップニュースになり、これだけ世間を巻き込んでいることも、劇団は重く受け止めなければならないと思います。

 

96期事件の対応のまずさに、当時ファンは呆れていました。

 

あれから13年、世の中は急速に変化を遂げているのに合わせて、今度こそ劇団はきちんと対応されるのだろうと思っていたのに。

 

期待は脆くも崩れ去りました。

 

週刊誌報道でお名前の出た方が4名。

 

ヒアリング拒否された方が4名。

 

罵声を浴びせたとされる4名と、ヒアリング拒否の4名は同じ方?

 

ヒアリングされてまずいことがあるから拒否した、ということは、クロ?

 

理由について問われると、「理由についてはご容赦ください」で怒り沸点に。

 

刑事事件でも、容疑者が黙秘することがありますが、

しゃべると都合の悪いことが次々に出てくるから黙っている、という作戦。

それって…限りなくクロに近いグレー?

 

一番、聞き取りをしなくてはいけない4人が拒否して、ハイ終わり、な調査って

調査した、という事実を作るためだけのものと思われても仕方ないよ。

 

肝心要の所をスルー、

 

これだから、宝塚歌劇団は隠蔽体質、って言われるの。

 

調査に当たった弁護士:ヒアリング拒否されました

劇団:リョーカイ

 

こんな会話があったのでは?と思ってしまう。

 

「ハイ、そーですか」これで終わっちゃうところがお粗末クン。

 

きちんと調べてください、と指示を出すこともできるのでは?

 

とりあえずちゃっちゃと片付けて幕引いて終わり、は問題を軽く受け止めている印象を受けます。

 

そもそも、川人弁護士が先制攻撃で会見を開いたのを受けての調査報告受領。

 

すぐにアンサー会見するために、急いで報告書作らせた疑惑もあります(管理人的印象)。

 

それで、宝塚ホテルでマスコミを呼んでおいて、この会見内容は、煙に巻かれた感がスゴいです。

 

ブロともさんにきいたのですが、BBCアジアでこの件、翻訳されて紹介されていたようです。

 

ご遺族の要求は「過重労働」と「パワハラ」を認め、謝罪。

 

これらは車の両輪。

パワハラを検証しないのは片手落ちでしょう。

 

ニヤニヤ会見の「劇団にはいじめはなかった」、

10月7日の木場理事長の会見での

「なぜこういう事案が起きたか、全くわからない状況です。」棒読み

 

これらは、劇団の理事長、上層部として認識不足も甚だしいし、職務怠慢なのか?と思ってしまうレベル。

「長」の付く人は、直接かかわってなくても管理者なので、組Pなど関わりのあった人に聞き取りをしてしっておく必要があるのでは?

こんなことになって「わからない」とは、普通恥ずかしくて言えないワードよ?

正直なのでしょうけど。

 

あれだけ宙組ばかりに文春砲受けて、遺憾砲をお返ししてたのだから

組内がざわついているのはわかっているはずなのに、シャーシャーとこういう事がいえてしまう人間性を疑います。

 

組織や加害者とされた生徒を守っているのかも知れませんけど、守れてないよ。

 

96期の時にうやむやにするから裁判を起こされたの、喉元過ぎて忘れたのか…

 

今回も、隠蔽するなら、裁判で明らかにしましょうよ、と遺族側が訴えたら、

またしても、当該4名は、96期のように4名の生徒が出廷することになりますね。

 

それは生徒を守っていることに…ならないのでは?

 

とにかく目の前の、お披露目公演を成功させ、あらたなトップ娘役を誕生させることしか考えてないように見えます。

 

小手先の対応で済ませ、物事の根幹に切り込まない劇団。

 

応急処置だけして、きちんと治療しないといつか壊死する、そんな宝塚の未来は想像に難くない。

 

大好きだった宝塚歌劇団、夢と感動の世界を見せてくれるキラキラした世界が今、

自分の中で輝きを失いつつあるのが哀しいです。