ODYSSEY 2022年8月1日13時公演を観てきました。
野口先生が描き出す美しい世界、堪能してまいりましたっ!!
野口先生の雪組の「SUPER VOYAGER!」や花組の「BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−」が大好きでした。
宙組の「Délicieux」も可愛かった♪
先生の組子愛あふれる作品、今回も見どころ満載すぎて、書ききれなさそう^^;
1月に上演するはずだった「ODYSSEY」
生観劇したかったけど、諦めて、プログラムだけ先に買った矢先の公演中止でした。
あやなちゃん(綾凰華=「夢介千両みやげ」で退団)が重要なところに入っていたのに、公演中止になってしまい残念でしたね…
退団してしまったあやなちゃんと、今回は「心中・恋の大和路」の主演を務めている和希そらくんが欠けて、新たな布陣。
こちらも、眞ノ宮るいくんと、ダンスで安定の縣千とがいい仕事してます。
女装祭りが印象的
今公演、咲ちゃんの相手役に、男役さんを抜擢の場面が多いですね。
カルメンの縣千、囚われの王妃・華世京、
龍凰夢(ロンハンモン)であーさ(朝美絢)の相手役で眞ノ宮るい。
るいくんの中国の美女役は、あやな(綾凰華)が演るはずだったお役。
綾凰華の「凰」の字が入っているから、あやなちゃんのために、この場面を作られたのかしら??
龍凰夢は、鴨川清作先生演出で昭和42年に花組で上演した作品。
縣のカルメンは、男役味が残ってるけどパワフルなダンスで魅了してくれて、あの芝居仕立ての場面大好きだわ。
路線の縣、かせきょーに 眞ノ宮るい、そして久城あすくんまで女役!
そして圧巻は、咲ちゃん(彩風咲奈)のだるま姿!
小顔、脚長、スタイル抜群の咲ちゃんの魅力をこれでもか!と見せる作戦。
二幕で、ジェラール・フィリップ「モンパルナスの灯」で、眞ノ宮るいくん、またまたジャンヌ(女性役)、ここは芝居仕立て、頑張ってました!
野口先生も女装大好き藤井大介先生路線?
歌上手、ダンサー適材適所でみんな輝いてました!
人数少ない分、一人ひとりのお顔がよく見えて楽しかったです。
ここは、歌上手枠、ここはダンサー大活躍、とかわかる使い方で観てる方も気持ちがいいし、生徒さんは、長所を存分に発揮できるのでいきいきしてます。
なにより、ブルーム船長率いる「ODYSSEY号」の乗組員であることが誇らしい、キラキラした笑顔は観てて本当に楽しかったです!
幕開き、ティティスの美穂圭子さんのすばらしい歌唱に心持っていかれるのですが、美穂圭子さんが、星組に出演中は、音彩唯ちゃんが代わりを務めていたんですね。
美穂圭子さんの代役とはすごい!
両日程観たかった~!
音彩唯ちゃんのティティスを観たヅカともさんが、音彩唯ちゃんの歌声で耳福になった~と教えてくださいました、今日は、105期なので端っこの方にいましたが、可愛いので目が惹きつけられます~! お歌もうまい!
うまいと言えば、カゲソロもやってる102期の有栖妃華ちゃんも可愛いしお歌お上手!
100期の希良々うみちゃんと3人歌上手娘役の場面がありました。
聖海由侑くんと花束ゆめちゃんが、壇上で歌う場面もらってましたね。
野口先生、いろいろご配慮ありがとう、って思ってました^^
美穂圭子さんのお歌が、格段に素晴らしく、ひれ伏す思い。
今日、初めて宝塚観劇した友達がいたのですが、幕間休憩で会って、開口一番に、美穂圭子さんを絶賛してました。(そして咲ちゃんにハマりかけてました^^)
そうそう、初めて観た人でも歌上手はわかるから、こういう抜擢、良いですね、二幕の「Colors of the Wind」で心の琴線ビンビン震わされて、泣きそうでした…
ODYSSEY号が最後にたどり着くのが宝塚なのもよかった!
宝塚の公演を観たら、最後に宝塚ナンバーや、トップハットにケーン、羽根扇が出てくるとホッとします。
やっぱり、黒燕尾とデュエットダンス、がお約束の宝塚なので納まりがいい感じ♪
この前の宙組の真風涼帆リサイタル「FLY WITH ME」(野口幸作演出)でも、宝塚の場面を入れてくださって、さすが、わかってらっしゃる♪って…^^
デュエットダンス、うっとりしました、ダンサーなトップコンビですから。
衣装も綺麗♪
2番手がカゲソロで歌う、というパターンも良いですね。
あーさの艶のある声が耳福、デュエットダンスのさききわコンビに眼福、で大満足!
happy的大好きな場面6選【時系列】
1️⃣ NYC Speak Easy
しっとり大人な場面で魅せる!
ここは、好評を博した、あの「海の見える街」の手島恭子先生と、振り付けの三井智先生の場面ですね。
ダンスシーンがたくさんで見応えあります。
いいわ~♪
「ノバ・ボサ・ノバ」オマージュ場面は、やっぱり出世役の「ドアボーイ」を縣千くんね!
入店禁止のブルーム船長とのやり取りも楽しい^^
2️⃣ カルメン
こ~こ~も!縣。
1月の公演時は、和希そらくんが演じるはずだった場面、そらくんでも観てみたいです。
それにしても縣、大活躍ですね~~ 真っ赤なバラを加える定番のカルメン。
ダイナミックなダンスはあがたくんの真骨頂ですから、カルメン、ぴったり、ちょっと男味あるカルメンだけど、とにかく、心鷲掴みにしに来ます^^
3️⃣ Colors of the Wind
美穂圭子さんのお歌が素敵すぎて泣く~!!!
宝塚に絶対必要なディーバ、ありがとうございます。
4️⃣ Arrival of Caravan
まず、曲が好き、みりおちゃん(明日海りお)の横浜アリーナのコンサートを思い出しちゃう。
軽快なメロディーにのって踊る、この場面も素敵~と思ったら、手島恭子先生と三井智先生の作られた場面でした♪ やっぱりね^^
5️⃣ 天下御免の伊達男
あーさ中心に、ノリのいい男役群舞、みんな力強く踊ってて、汗が飛び散るのが見えました。
ほんとに伊達男揃いで、女の子をキャーキャー言わせそうなメンツでした^^
6️⃣ ジェラール・フィリップ
芝居仕立ての4編、ここでも縣が…ストーリーテラーとなって紹介してくれます。
「悪魔の美しさ」が面白かったです。
ファウスト(彩風咲奈)に口づけるメフィストフェレス(朝美絢)…妖しい雰囲気がいい♪
なんか…全部見どころにしてしまいそう^^;
とにかく組子がすごく頑張ってました!
昨夏のショー「Fire Fever」より熱くまとまったODYSSEY組、最高でした!
雪組の次代を担う若手をサジェスチョン
あがちんのご活躍半端ないです!
勢いがすごい!
次代の雪組を担っていくのは、縣千、そして 華世京、と言っているようなものですね。
そこに絡んで行くのが眞ノ宮るいくん?
縣がトップになったときにはかせきょーが二番手なのかしら?
まだまだ先のことですが。
新しい雪組の風を感じました。
ODYSSEY号に乗った咲ちゃんの登場、スペクタキュラーだった
ディズニーランドかと思った(笑)
セットの使い方もダイナミックで、さすが野口先生。
野口先生と言えば、なファラオ下り(ゴンドラ使い)、今回は、海賊なのでロープのはしごでしたね。
そして、名前をもじったり、エピソードを盛り込んだ歌詞も注目です。
はい、あーさは「おまえにマジ」歌ってました^^
千秋楽まで走りきってほしい!
絶対に全国のまだ観てないみなさんに配信で千秋楽映像を観て頂きたいです!
時間とチケットと体力さえあれば、何度でも観たい充実のショーでした。
二幕もののショーと違い、全編ショーで体力の消耗半端ないと思います、ちょっと心配。
咲ちゃんが、早変わりに、歌、ダンスと大活躍の大忙しで頑張ってました。
明日は休演日、大阪は猛暑なのでゆっくり体の疲れを取って、明後日からの「ODYSSEY号」にボン・ヴォヤージュ!