本日16時に発表になった月組の「グレート・ギャツビー」、公演中止の延長。
新人公演、さすがに今度は中止…「月組の彩海せら」主演の宝塚大劇場公演の新公が流れてしまった…、東京宝塚劇場公演の新公はできますように!!
「グレート・ギャツビー」、ワタクシも2回目の観劇、流れてしまいました。
8月15日から千秋楽までの8日間に公演ができたとしても、宝塚での公演期間は2週間ほど。
うわぁ…もったいない…
楽しみにしていた、「ベアタ・ベアトリクス」の配役が発表になりました
さて、昨日発表になっていた、星組のバウホール公演、「ベアタ・ベアトリクス」の配役について、ちょっと調べてみました。
100期の極美慎 バウホール公演初主演、と言う注目の舞台で、ヒロインを演じるのは誰か。
公演ラインアップが出た時から、気になってました。
バウホール公演で主演を務めることができるのは、新公ヒロイン経験者。
出演者の娘役さんの中で、ヒロインをできるのは、
・99期 小桜ほのか
・102期 水乃ゆり
・103期 瑠璃花夏
…のお三方。
振り分けを見た時に、主演が100期のきわみ(極美慎)なので、正直、主演より学年上のほのかちゃんに抜擢はあるのか、との疑問もありました。
かと言って、みずのちゃん(水乃ゆり)は長身でスタイル抜群、しなやかなダンスが魅力なので、身長175センチのきわみと並ぶとお似合いです。が、歌唱力が弱いのが難点…極美慎初主演の脚を引っ張りかねないです…
瑠璃花夏ちゃんも、本公演でみずのちゃん同様、いいお役をもらっていますから、るりはなちゃんかな??と思ったりもしてました。
るりはなちゃんも新公ヒロイン(「柳生忍法帖」)次の外箱公演でバウヒロイン??
バウヒロインに抜擢してしまうと、一気に「トップ娘役」への道が拓けたことになります。
105期の詩ちづるちゃんは、将来トップ娘役にするつもりでの星組への組替えでしょうから、候補を作りすぎると、後々人事が悩ましくなる、という問題もあるので、今回、るりはなちゃんを避けたのかも。
それにしてもほのかちゃん。
コロナで、ドラマシティ公演だけになってしまいましたが、実質東上公演だった「シラノ・ド・ベルジュラック」でヒロインを務め、専科の轟悠さん(71期)を相手役に28期差を物ともせず果敢に好演していて天晴でした。
歌唱力が高いのと、場慣れしているので、しっかりときわみを支えて、いい作品にしてくれそうです。
ほのかちゃん、バウヒロイン、おめでとうございます!!
配役で路線占い
ロイヤル・アカデミーの画学生・ロセッティ(演:極美慎)、神童と呼ばれた
エヴァレット(演:天飛華音)、ウィリアム・ホルマン・ハント(演:碧海さりお)はラファエル前派を名乗ってた3人。
主演のきわみと102期の歌上手、かのんに101期のちゃりおも加わって、星組、このあたりの番手堅牢だわ♪
エヴァレット(天飛華音)がリジー(小桜ほのか)をモデルに描いた「オフィーリア」が傑作だと好評を博したことが面白くないロセッティ、心が狭いw
芝居小屋の女優ジェインに魅了されたロセッティは、彼女にモデルを依頼。その絵が高く評価されたことで、ロセッティは次第にジェイン(水乃ゆり)に夢中になってゆく。
そして目立つお役と言えば…
娘役2番手が水乃ちゃん。
ロセッティは、リジー(演:小桜ほのか)という婚約者がいながら、たまたま気分転換に出かけた芝居小屋でジェインに出会って、惹かれ合い…
ロセッティが描く絵のモデルは、リジーからジェインへと移っていくんですね…
ジェインは、ファム・ファタル(男を破滅させる女性)だったとか。
ロセッティにとって、ジェインは終生追い求めた理想の女性。
ん~~~ どう描かれるのでしょうか?
ヒロインは、小桜ほのかちゃんですが、みずのちゃんのお役もいいですね!
ジェインは…
イギリスの絵画モデルである。彼女は、ラファエル前派の理想像そのものであり、夫であったウィリアム・モリスやダンテ・ゲイブリエル・ロセッティのモデルでありミューズだった。
ジェーン・モリス Wikipediaより引用
みずのちゃん、いいお役♪
観てみるまでわからないけれど(熊倉先生のさじ加減ひとつ)、ダブルヒロインぐらいの印象です!
ロセッティは、リジーと結婚するも、こんなことしてるから、失意と悲しみのリジーは、薬に溺れて、薬大量服用で結婚2年目に亡くなってしまうのです…
タイトルの「ベアタ・ベアトリクス」はリジーに対する贖罪のような作品。
もちろんモデルは妻・リジー。
ほのかちゃん、ヒロインなのに出番短いのか????? 心配。
ジェイン(水乃ゆり)は、ロセッティの弟子のウイリアム・モリス(大希颯)と結婚しました。
105期・大希颯くん、目立つ御役!
175センチの長身で、正統派男役のかほり…上がってくるのでしょうか?
幻影、気になります!
102期の奏碧タケルくん、爽やか、という言葉がぴったり!
公式HPのお写真より、実際のタケルクンのほうがずっとかっこいいです。
103期の星咲希ちゃん ダンサーだと思っているのでご活躍の場、頑張ってほしいです。
「るろうに剣心」(2016年)にも「剣心の影」役ありました。
目立つお役だと思います。
どんな風に描かれるのかとても気になります。
心象風景を表すためのお役なのでしょうか?
セリフはなく、ダンスで表現されるのでしょうね。
ここは、熊倉先生の演出に期待♪
で、今公演で退団の104期の麻丘乃愛ちゃんは、ロセッティの妹・役。
最後なので、主演のきわみのロセッティと絡んだり見せ場があるといいですね…
お父さんのガブリエーレ・ロセッティ役にすっかりイケオジ専門になってる朝水りょうくん。
これまたお上手なので楽しみにしてます。
柳生忍法帖では、こっちゃん(礼真琴)演じる十兵衛のお父さん、ニコリともしないクールな親父でした^^
ロセッティファミリー、気になります!
件の、瑠璃花夏ちゃんは、エフィー・ラスキン=美術評論家のジョン・ラスキンの元妻。
ラスキンがパトロンを務めていた 画家のジョン・エヴァレット・ミレイ(天飛華音)と恋愛関係に、ラスキン(演:ひろ香祐)と別れて、エヴァレットと再婚したという大熱愛三角関係。
天飛華音くんと瑠璃花夏ちゃん、熱い恋を演じるんですね。
この三角関係は
大スキャンダルになり、ヴィクトリア時代の有名な三角関係事件として、何度も演劇やオペラ、ドラマなどになっている。
エフィー・グレイ Wikipediaより引用
こんなサイドストーリーも面白そうです!
ん?? ヒロインは、小桜ほのかちゃんだけど、水乃ゆりちゃんや、瑠璃花夏ちゃんのお役も濃厚でドラマティックなので、意外と娘役番手ぼかしの作品だったりする??
…などと思ったhappyでした。
長身でカッコよくて、キラキラしてる極美慎くんの初バウホール公演主演。
きわみがこれからも、しっかり星組でトップ路線を歩んでいけるのか試金石のような作品だと思っています。
本気出して頑張ってほしいです、応援してます!!
そして、熊倉飛鳥先生、演出家デビュー おめでとうございます♪
個性豊かな宝塚の若手演出家さんたち。
まずはデビュー作、楽しみです!