宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】モアー・ダンディズムに不満が募る3回目|これを新作というなかれ

今回の星組公演…お芝居もショーもなんだかな~ なアテクシでございます。

 

ネットで、「お芝居もショーもどっちもいい!!大満足♪」的な書き込みを見たので、そういう方もいらっしゃるのね、羨ましいわ。。。と思った次第。

 

初回観劇 9月19日、まだ幕開き2日目を観て、お芝居に心折られたから、星組生が歌い踊るショー「ダンディズム」で心のもやもやをふっとばしてもらって大満足だったんですが・・・

 

以下、モアー・ダンディズムについての不満たらたら述べてますので、苦手な方は、今すぐブラウザバックお願いします。

 

        ↓

 

        ↓

 

        ↓

 

        ↓

 

        ↓

9月19日 

初見 お芝居のもやもやをふっとばしてくれたのは、ショー。

ショースター・礼真琴の魅力全開、卒業する愛月ひかるへの劇団愛、ニューヒロイン、小桜ほのかの活躍、など見せ場もあり、満足して帰路につく。

 

9月30日

わかっていたけど、やっぱり昭和臭。

新場面の「ミッション」は、スピード感のある振り付けでわくわくしたけど。

旧場面でもPARADISOの「ハードボイルド」は好きだけど。

組子の顔が見える場面が少なくて、そうでなくても星組は、若手の起用に消極的なのだから、せめてショーで、顔を見せてほしいのにそういうのもなくて。

ちょっと演出家への注文を書かせていただきました。

 

10月5日

3回目観劇。

もう、帰り道、友人と、「モアー・ダンディズム」に不満たらたら!!

 

古臭い演出は、こっちゃん(礼真琴)に合わないorz

低音ヴォイスが響き、踊ればキレキレのダンスの礼真琴の持ち味が生きない!

 

中詰のキャリオカが冗長。

ず~っと同じメロディの繰り返しがしんどい。

植田紳爾作「序破急」の「さくらさくら」が冗長で、早く終わって~!!って心の中で叫んでました しんどかったわ。

ご高齢演出家の作るショーのありがち。

そもそも、キャリオカって、ブラジルっ子(リオデジャネイロ)のことでしょう?

ノバ・ボサ・ノバのようなイメージなのに、黒燕尾とひらひらのドレスで違和感。

黒燕尾もひらひらのドレスも好きだけど、音楽と合ってないし。

 

ダンス巧者の舞空瞳の活躍の場がない!

こっちゃんとのデュエットダンスなどはありますけど、せっかく踊れるトップ娘役なのだから、エイトシャルマンのような場面を作って、娘役引き連れて踊る、っていうのもありなのに。

エイトシャルマンに限らず、トップ娘役が主要娘役や、若手男役を引き連れて踊る場面はよくある演出なのでそういうの、観たかったわ。

 

今回、お芝居で割食った分、ショーで場面もらってるくらっち(有沙瞳)と、今回役付き、ポジションがいい小桜ほのかちゃんが中心の「ビューティフルラブ」。

ここ歌唱を聞かせる場面ですね。

鍔広帽子に、単色カラードレスって、いかにも岡田敬二先生作品ですわ。

これ、1年間に、何回見せられるの?

2020年10月に「パッションダムール」、今年6月に「ル・ポワゾン」、そして今回の「モアー・ダンディズム」。

公演のたびに過去作品流用、いい加減にして。

 

で、なこちゃん(舞空瞳)中心でキレッキレのダンス踊らせて 主要娘役が周りでサポート、的な場面欲しかった。

踊れる娘役に、ダンスの見せ場作らないでどうする?

 

今回、なこちゃん、お芝居もショーも、存分に持ち味出せず気の毒 orz

若手の顔が見える演出がない!!

昨年、コロナで、新人公演が中止になったり、出演者を減らすために下級生はAとBの2チームに分かれての出演だったから、若手の見せ場を作らないといけないのに。

そうでなくても、星組は、上級生の見せ場が多い組で、もっと若手を使って上げていかないと 他の組に遅れを取るよ…と思ってるんです。

 

花組「Cool Beast!!」(作:藤井大介)では ひとこちゃん(永久輝せあ)を中心に 

月組「Dream Chaser!」(作:中村暁)では れいこちゃん(月城かなと)を中心に若手のキラキラ場面がありました。

ロックテイスト、K-POP、ダンザブルなかっこいい曲で踊る 星組の若手を観たい!

 

銀橋での歌い継ぎもなく、過去作品の流用多すぎて辟易。

愛ちゃんが銀橋で「思い出は薄紫のとばりの向こう」を歌いますが、他にいい歌いっぱいあるのに。

自分の作った作品の中から採らないといけない法則は無いんですよ?

 

既視感だらけの継ぎ接ぎショーを作って演出家として恥ずかしくないのかしら?

殆どの場面が過去作品の使いまわしで、「ミッション」を入れただけで新作とは?

 

もう、新作をイチから全部作る能力が枯渇したなら勇退もありでは?と思います。

優秀な若手演出家がどんどんデビューされてます。

 

宝塚歌劇団は、著作権を劇団にあずけてもらうために、演出家は終身雇用なんです。

それが裏目に出てる感じ。

 

過去作品流用ありきの岡田敬二作品。

 

せっかく 礼真琴、舞空瞳というダンサー率いる星組の良さを活かせていないのが大いに不満。

何故、星組に岡田敬二先生のショー作品を当てたのか?

 

礼真琴を使う以上、心して スピード感のある素敵な場面で魅せてほしかった。

 

花組も、月組も、雪組も羨ましい。

 

雪組の若手を見せる「Fire Fever」の 縣千から始まるダンス場面よかった~♪

 

うわ~ 不満たらたら、ごめんなさいっ!!

 

今、いまだかつて無いぐらい 空席多数。

公演期間が長いことは今までに何度もありましたし、コロナで売止あったのは気の毒ですが、劇場に入った瞬間、何?この23列以降…って、目が点に。

 

昨日、コメントで2階もガラ空きだったと教えていただきました。

組子がいくら頑張っても、魅力的でない作品を当てられたらどうしようもないですね。

公演期間が短く、席数も少ない外箱公演ならまだしも、宝塚大劇場公演 2550席 よりによって、この作品で1ヶ月と2週間の公演期間。長過ぎます(涙目)

 

前・理事長の小川さんが、いつぞやのお正月のご挨拶で、演出家に「駄作を書いたら許さない」とおしゃったそうですが、たしかにあの頃、どの作品も面白かったです。

 

作品を選別する目が甘くなってきたのか?

 

今後の新作に期待したいです。

 

あ、新作って 旧作の中にイチ場面だけ新場面つくることじゃないですからね、岡田先生!!