2022年12月5日 13時公演を観てきました。
今日も、観光バスが10台ほど駐車場に停まっていて、学生さんが大勢来場してました。
幕が上がった途端、まだ開演アナウンスも流れる前から…盛大に拍手。
そこじゃないのよ…とファンは思う、
そしてかすかに笑いがさざめく…
いや〜、学生さんたちのお気持ちがありがたいですね^^
学生さんは、下手すれば、部活や勉強の疲れで、暗くなったら寝てしまう人もいるかもしれないけど、星組の今公演は、ことなこトップコンビが可愛くて、元気いっぱいなので、楽しんでもらえたかな?と期待♪
お芝居は、セリフを集中して聞いておかないと状況把握できないけど、ショーは、老若男女、誰でも楽しめるし、星組のパワー溢れる舞台と、齋藤先生の派手派手演出はキャッチーで皆の視線を釘付けにしたのでは?と思ってます。
帰りに、男子学生さんに、「どうだった?」って声掛けようかどうか、すごく迷って、果たせずorz
せっかくの公演の感動を「変なおばちゃんに声かけれた」記憶で上書きしてもいけないのでね…^^; 自粛。
齋藤吉正先生の作品は、密度が濃くて、オリジナリティ溢れている、というのが大方の見方ではないでしょうか?
怒涛の展開に、今日も、押し倒されてなぎ倒されて、最後ひれ伏すしかない…
幕開きは、なこちゃん(舞空瞳)クリスタルバードが紗幕に映し出されて、とってもキュート♪
幕が下りたら、こっちゃん(礼真琴)ジャガーがガオ〜と決めて笑顔になっちゃう。
映像使いが巧い齋藤先生ならではですね。
幕が下りた瞬間、あ〜楽しかった〜!!と天井を見上げて、友達と顔を見合わせてニマニマしてました^^
こっちゃんの美声に酔った55分でした。
星組が若返って、組のパワーがアップした!
長らく、星組の若手は、なかなか使ってもらえてない印象でした。
他組の同期なら、もっと前から使われているのに…と思うこともよくありました。
最近、若手が活躍の場をもらって輝いているのを観るのが楽しいです^^
今公演、組子がいろんな場面で使われていて、発見がありすぎて、めちゃくちゃ忙しいです!
今日は、たけのこ席での観劇でしたから、銀橋、花道近くて、生徒さんのオーラを直に感じられて大興奮でした!!
そして、目の前を通過する生徒さんたちを観るのも、本舞台中央で踊っている生徒さんを観るのも本当に楽しくて…
2022年最後の大劇場公演観劇、幸せな一時でした。
『ベアタ・ベアトリクス』主演から、爆上げ中のきわみくん(100期・極美慎)は、すっかりメインキャストとしてメンバー入りしている場面も多く、自覚も出てきて頼もしい限り。
見どころいっぱい♥
友人は、もっと早くから使って上げてればよかったのに、遅いわ!とお冠。
つんつん(稀惺かずと)も上手花道に2回来るので、アイコンタクト、ね^^
これが「たけのこ席」の醍醐味♪
98期の暁千星と天華えま
月組のありちゃん(暁千星)が、星組のありちゃんになって、ショーを観る楽しみが増えました!!
とにかく、生き生きして見えます。
月組の時は、ダンス力ナンバーワンのありちゃんも、星組はヒーロー(ひろ香祐)やちゃりお(碧海さりお)はじめ、ダンサーいっぱい。
目標はトップの礼真琴さまだと狙い定めて、気合入っている感じが体から溢れてる。
お芝居でも男役が上がって、メキメキ成長している感じ。
そして、同期のぴーすけが、元月組3番手のありちゃんが組替えしてきたことで、すごくいい刺激を受けている様子。
とにかく目に見えて(耳に聞こえて?)歌唱力がUPしましたね〜♪
同期のコンビ感もいいし、もともとできる生徒さんなので、息を吹き返した感じがします。
ぴーすけ、バウ公演初主演もらったけど、まさかお餞別とかじゃないよね、と友人が言うけど…ことせお(礼真琴&瀬央ゆりあ)のように、ありぴーの同期コンビ売りがあるかもよ?
齋藤演出、ここが好き!
今公演を最後に花組に組替えが決まっているあかさん(綺城ひか理)にお餞別のいい場面いっぱい♪
今公演で退団の歌上手・遥斗勇帆くん、こっちゃんと二人で歌うシーンにじ〜ん。
とにかく細かく配役して、組子の顔をよく見えるようにしてくださってます。
…で、生徒さんを見つけては、ここに、○○ちゃん、こちらは△△ちゃん…と反応していると脳内たいへん忙しく、めちゃくちゃ疲れます。
若手が銀橋を走って渡る場面も、いちいちあの子も!この子も!と顔が見えて嬉しい♪
歌い継ぎもあって、きちんと銀橋で生徒さんを見せてくださっているのがgood!
一場面ごとめりはりがあり、1場面の時間が短くスピーディな展開は、齋藤吉正先生の真骨頂ですね♪
今の星組は、パワーにあふれているから、『モアー・ダンディズム』のようなまた〜りしたショーは、星組には合わなくて、『JAGUAR BEAT』のようなスピーディなショーがぴったり!
こっちゃんらしさを楽しめるジャガビーを観て、大満足です!
齋藤先生が、プログラムに書いておられるように、フランスのレビューでもなく、NYのスタイリッシュなショーでもない、ここ宝塚でしか観ることができないオリジナリティあふれるショーを楽しみました。
ソフト帽にジャケットの袖をたくし上げてかっこよく踊るのも、『Gran Cantante』のようなスパニッシュショーも好きです。
でも、齋藤先生にしか描けない、独特の世界観は、「宝塚ならでは」なので、貴重だわ、と思うようになりました。
コンサートでの昭和歌謡を多用するのには閉口しますが、めくるめく宝塚の世界、という言葉にぴったりなのは齋藤先生のショーかも!
星組の盛り上がりが嬉しい
首席入団トップコンビを中心とする強い求心力で、すごくいい雰囲気の星組。
こんな星組を待っていた、と言ってから丸3年経過。
ますます円熟味を増してきたことなこコンビ。
演目には恵まれているとは言い難いですが、来年は、フレンチミュージカルが2本。
これは、組をあげて盛り上がりそうですね!
チケット取りにくいのが難点だけど、それだけ人気のある組になって、V字回復!!
嬉しい♪
やっぱり…実力は大事。
千秋楽ライブ配信、見れますように!