宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【公演演目】海外ミュージカルと再演物について

昨日、「HiGH&LOW」のチケットがない!完売だ~と言ってたら、本日U25割引チケットのお知らせがLINEで届きました。

 

そっか。

若いファンに来てもらおうと、A B席確保してあったんだ…

 

さて…

2022年の12月までの演目がすべて発表になっていますが、今年の海外ミュージカルは、花組の「TOP HAT」一本だけでした。

 

ここ数年の海外ミュージカル一覧

2016年Ernest in Love
ME & MY GIRL
エリザベート宙組

 

2017年グランドホテル
スカーレット・ピンパーネル

 

2018年 ウェストサイドストーリー
雨に唄えば 
エリザベート月組
ファントム(雪組

 

2019年 ON THE TOWN
ロックオペラモーツァルト

 

2020年 アナスタシア

 

2021年 NICE WORK IF YOU CAN GET IT
ロミオとジュリエット
プロミセス、プロミセス

 

2018年は、ミュージカル大作のエリザベートとファントム、両方を上演するという力の入れようでした。

 

コロナ元年の2020年、「アナスタシア」、宝塚は上演できて良かったです。

個人的に大好きな作品です。

 

2021年の3作も大好きですし、それぞれ話題になりました。

 

宝塚の上演作品は、2、3年前には決まっている、と言われています

これから上演される海外ミュージカルが控えているのかわかりませんが、これからどうなるのか?

円安ですし、海外ミュージカルの版権は高いらしいのでホイホイ買えないなら、今後の海外ミュージカルは減ってくるのかも知れません。

 

海外ミュージカルは、楽曲が素晴らしいので、たまに観るとおお~っと感動しますが、番手重視で役を振る宝塚に合わないキャスト構成だったりしますから、生徒の魅力を知り尽くした座付き演出家の先生の書かれるオリジナル脚本のほうがしっくり来ます for me

なにより残念なのは、海外ミュージカルは一本物。

フィナーレのショーは少し付きますけど。

宝塚の真骨頂、ショーやレビューが観たい、黒燕尾とデュエットダンスが無ければ、お家に帰れない!

 

コロナ禍で、今までのいろんな常識が覆されました、宝塚でも、いろいろな面で見直しをしているのかな~?と想像。

 

ファンの中には、公演中止による払い戻しなどが発生して 宝塚、さぞかし懐具合が寒いのでは?と心配する方もいらっしゃいますが

阪急阪神ホールディングス株式会社が発表した、2022年3月期(21年4月~22年3月)の決算報告では、純損益が214億円の黒字(全体)。

タイガースや宝塚歌劇団などを含むエンタテインメント事業の営業収益は、前期比49%アップの628億6400万円。営業利益は92億6300万円で、前期の22億5800万円の赤字から、一気に115億2200万円も増加した。

日刊スポーツ 2022年5月13日 記事より引用

 

タイガースががんばった分も入っているかもですが、エンタメ事業、好調のようで、必死になってキャトルでお金を落とさなくても、屋台骨は、グラ、ともしてないようです。^^

 

海外ミュージカルの版権買う余裕あるでしょうか?

 

困ったときの「ベルばら」頼みは今も尚?

よく言われているのが、チケットが売れず、席が真っ赤な時には「べるばら(ベルサイユのばら)」を上演すると客が入る、というベルばらマジック。(「宝塚元総支配人が語るタカラヅカの経営戦略」に書いてたような…)

 

皆さんそんなに好きなんかい。^^;

 

一時期(100周年)の頃に立て続けに、1年に4回ベルばらが上演されて、もうお腹いっぱいすぎて吐きそうでした。

 

原作漫画は好きなんですけど…

 

初めてみた時に、いきなり ご覧なさい、ご覧なさいベルサイユのば~~~~ら♪が始まって、お口ポッカ~ン、なにこれ~???

ちょっとついて行けない…てなりました ^^;

 

今秋、東京シティビュー六本木ヒルズ森タワー52階)で「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー」が開催されるそうです。

 

前にも書きましたが、周年物が好きな宝塚ですから、海外ミュージカルほど版権代がかからないベルばらで、誕生50周年、のお祝いを兼ねた上演とかあるんでしょうか?

 

前夜祭には、安奈淳さんや榛名由梨さんをお呼びして、ちょっとしたイベントが行われたり…しない?

 

再演物はノーサンキューではないけれど、演者との相性を見て!

再演ものは、演じる方に取っては、比較されてしまうので演りにくい、と感じる方もいらっしゃるようですね。

 

すでにイメージが固定しているのを真似にならないように、うまく踏襲するのか、自分らしさを出して新しい作品を作っていくのか、もチャレンジ。

 

なんでこれなん? 他にもっとぴったりなの、あるでしょう??と思うときがあります。

 

あの生徒に演らせたら、どう壁を越えてくるか見てみたい、など、演出家理由で当てるのではなく、観客が如何に喜ぶか、ピッタリとハマって気持ちいい!と思う演目を当ててほしいです。

チケットを買って劇場に通う我ら、観客ファーストでお願いします!!

 

かの、三波春夫さんは言いました、「お客様は神様です」と。