『CASANOVA』(2019年)の新人公演初主演から3年。
昨年、1期下、100期のほのか(聖乃あすか)が、先にバウホール公演主演に抜擢され、ホッティーの主演はどうなってしまうのか、気になってましたから、
『殉情』の主演を聞いた時は嬉しかったです^^
今回、バウワークショップ、ということで、100期のはなこちゃん(一之瀬航季)とW主演、ヒロインもWで競演ですね。
はなこちゃんも、『はいからさんが通る』の新公主演が決まっていたのに、コロナで新公が流れてしまったのが本当に残念でした。
「次の主演公演」が待たれていたお二人に、仲良くバウ主演が当てられて…劇団もやるじゃない^^ と高評価。
まずは、ホッティーの『殉情』から始まりましたね。
ホッティー、着流しが似合う!
一途に春琴を思う佐助の切なさがにじむお歌がいい。
初日映像チラ見なのでざっくりですが、キャストの皆さん、生き生きと演技されていてとても面白そうで早く観たい!ってなりました。
和物、日本ものでも、時代によって、持ち味が全然違いますよね。
『春琴抄』は、大学の先生と生徒が出てくるの現代的な場面もあり…
さすが石田昌也先生。
原作どおりとはいえ、演出で省くこともできたのでは?
せっかくの『春琴抄』の世界に酔っていても、水かけられる感。
そうそう、春琴役のことねえ(朝葉ことの)、バウ初主演、おめでとうございます!
103期は、104期の抜擢が続いていたから、誰もヒロインはでないのかと思っていただけに、ヒロインことのちゃん、って聞いてちょっとした驚きと喜びがありました。
ダンサーだし、明るくて飾らない可愛げがあって、好きな娘役さん。
ちょっと春琴とは重ならないのですが、新公ヒロインの経験もないままに いきなりバウヒロインで、ハードル高めだったと思うけど、頑張ってますね^^
あと、103期の詩希すみれちゃんの芸者役も、色っぽくてよかったです^^
春琴のお父さんとお母さんは、安定のびっく(羽立光来)とあおいさん(美風舞良)。
ゆかさん(峰果とわ)が相変わらず巧い!
若いカンパニーを上級生がしっかり脇を固めて、初主演ヒロインのお二人が持ち味出して、いい舞台になってるのが画面越しに伝わってきて…
ホッティーの方は、生観劇の予定なしですが、はなこちゃんの方で観ます。
そちらも楽しみ。
それぞれの個性を大切に、佐助、春琴を生きて!
どちらがいい、と判定を下すのではなく、違いを楽しみたいバウワークショップ。
ホッティー版、配信で見れたらいいなぁ〜!