今日は、やっぱりもう一度だいもんトートの歌声を浴びたくて ホテルスヴィッツラハウスの配信前に「エリザベートTAKARAZUKA25周年スペシャルガラコンサート」千秋楽を観ました^^
望海風斗トートバージョンのCDが欲しい…
千秋楽のご挨拶、全部聴けるかちょっと心配でしたが、全部観れて、なんとか宙組の配信に間に合ってよかった~♪
大人の男全開の真風涼帆に、潤花が似合う!
宙組・新トップコンビ誕生おめでとうございます!
ワタクシ、真風星風のコンビが大好きだったので、どちらかが退団でもないのに、コンビ解消は哀しかったんですが、
トップスターの任期が長くなる時は、途中で相手役を変えるのもありだな、って思いました。
違った持ち味の相手役だと、新たな魅力が輝き出すと言うか…。
潤花ちゃんは、笑顔が華やかでバレエがお上手な 大柄な娘役さん。
「アナスタシア」のときから宙組生ですが、バレエの場面と、アナスタシアの姉役で出ていましたがセリフなし。
今回、がっつりセリフがあって、宙組の他のキャストとの芝居を観るのは新鮮でした。
真風との絡みも、すんなり入ってきて、潤花ちゃんもお似合いだわ♪
大人の男・真風涼帆との並びもすごくいい感じ。
これから、どんな作品を見せてもらえるのか、と、期待してしまいます。
大劇場お披露目公演「シャーロック・ホームズ」では、
「ただ一人、シャーロックの心を動かした女、アイリーン・アドラー役」ということで、生田大和先生がどんな描き方をされているのか興味津々ですが ラブは無さそ?
それとも…?と期待いっぱい!
いろんな色糸が織りなす、きれいな錦絵のような作品でした
植田景子先生が書かれた「真風涼帆のための新作」は、
真風涼帆の魅力を最大限に生かせる内容であること、このコロナ危機を経て、我々舞台芸術に関わる人間、その舞台を愛してくださる皆様の心に共鳴する作品を創りたいという思いから生まれた作品です。
ホテルスヴィッツラハウス プログラム 植田景子先生ご挨拶より
確かに、大人の魅力全開の真風に、ロングコート、タバコ、ソフト帽の大人の男の三種の神器?を合わせた 先行画像が、最高の出来でした!!
景子先生、狙ってたのね。^^
第二次世界大戦下、ナチスの勢力が、芸術にも暗い影を落としていたというのが、今 コロナ下で、舞台が公演中止などを余儀なくされている現状とリンクして、グッと来ました。
ヘルマン(芹香斗亜)たちは、優れたユダヤ人芸術家たちが収容所送りになる前に救出する手助けをしていたことがわかり胸熱。
ロベルト(真風涼帆)の元上司ネイサン(紫藤りゅう)が、スパイ容疑で暗殺されたことにも裏があると探っていて…最後に現上司のリチャード(美月悠)の悪事を暴き、ネイサンの汚名を雪ぎます。
取引で、情報を渡すことで、ヘルマンの罪は問わないことにしたロベルトの温情にホロリ。
ロベルト、かっこよすぎ!!
ロベルトのスパイキャッチャーとしての場面も緊張感があって、謎解きが面白いですし
潤花ちゃん演じる バレリーナ ニーナ・デュボワとの恋愛感情も、バレエ・リュスつながりから、どんどんと惹かれていく様子がうまく描かれていて 感情移入してしまいました。
戦争、ユダヤ人迫害、スパイ、ドイツのフランス占領、バレエ・リュス、芸術家救済…いろんな色糸が織りなすストーリーは、重厚感があって、楽しみました。
ラストは、新トップコンビお披露目にふさわしいハッピーエンドで 大満足でした!
プログラムを読むと、コロナ下故に、景子先生へ 制作からの作品依頼が遅く、二幕ものの脚本演出を数ヶ月で上げなくてはならず、納得できるクオリティのものができるか、プレッシャーと不安の中での執筆だったそうですが…
すごくよかったです!
植田景子先生の前作「A Fairy Tale」よりずっと良かった…と感じたのは、主演の真風の良さを出そうと頑張ってくださったからだと思いました。
真風がかっこよすぎる件
板についてる、大人の男。
テキパキと仕事を指示する姿もかっこいい。
正義感の強い男。
ラストで、情報を流していたヘルマンと抱き合うところは 胸熱、目頭も熱くなりました。
貴族の血と バレエ・リュスのダンサーの母の血を引く…という ありえない組み合わせですけど(私生児だそう)、貴族の父親の元で育ったお坊ちゃま。鉄板。
ダンサーのニーナ(潤花)と、初めて会った日に誘う姿もスマートで…リアル男子に真似してもらいたい。
彼女と語り合ううちに、「自分の愛するもの」を大切にすることに気付かされて…というところも見どころですね。
ニーナと…「ダルレークの恋」風、18禁一歩手前な、ゴクリ…場面も良かった…
ロベルトが、ニーナをベッドに座らせて、ぐいっとネクタイを緩める所…おぉ~~~と思ったら、直後、その手でニーナのブラウスのボータイをするりと解いて 覆いかぶさって暗転。(*´艸)
ラスト、ニーナに スイスでは「プロポーズの花」、とされるエーデルワイスの花束を手渡して求婚。
画面中央に真風の満面の笑み、観てる私も幸せ~♪
バレエシーンがふんだんで見応えありました
潤花ちゃんが得意のバレエを披露する場面がたくさんありました。
本当に優雅できれいです、トウ・シューズの場面。
ずんちゃん(桜木みなと)と2人で踊るところは裸足のダンスですが。
今回、振り付けに、植田景子先生が「愛と革命の詩 アンドレア・シェニエ」のときにご一緒された、元ハンブルク・バレエ団の大石裕香さんを振り付けに起用されています。
稽古場で踊るニーナも、パドブレなどして素敵でしたし、ずんちゃんと踊る公演の「シェエラザード」は見応えありました。
天才バレリーナ役のずんちゃんも頑張ってました!^^
バレエ・リュスへのオマージュもこめられているこの作品。
バレエ・リュスを代表するダンサー ニジンスキーがサンモリッツのホテル(スヴレッタハウス)で最後の公演を行ったという史実もあり、それがベースになっているのでしょうか。
バレエ・リュスについては、以前、スカイステージで雪組公演「ニジンスキー」(早霧せいな主演)を観たときにWikipediaをググって少し知っていました。
「ニジンスキー」は5月10日深夜0時~ スカイステージで放送がありますので、興味のある方はご覧になってみては?
大好きなトップコンビが解消したけれど 新生トップコンビもこれまた素敵で、
やっぱり宙組は、他のキャストにも楽しませてもらえて 充実の配信観劇でした。
真風涼帆の任期が伸びた?
真風のトップ就任からしばらくしてから、岩谷産業がスポンサーに付いたので、少し長引くかな、とは思ってましたが、
この度 TCAのトップ様グッズが新シリーズ発売となりました。
聞くところによると 新グッズが出ると後3作は辞めないとか。
そうなると、やはり途中で 相手役を変えるという劇団の作戦はうまいな、と。
いくら好きでも飽きてくる、違ったものを見たくなる、という傾向を踏まえて、もありですが、
相手役が代わることで 心機一転 フレッシュな感じになるのがいいですね。
にしても…
2番手キキちゃん(芹香斗亜)は、いつトップになれる?問題がクローズアップされてきますね。
ちょっと焦燥感に駆られてジリジリしてます。