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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】ギラギラの『Tiara Azul -Destino-』満喫|

初日のXのどよめきから、早く観たくてたまらなかった星組公演。

 

2024年8月29日 11時公演を観てきました。

 

お芝居『記憶にございません!』の感想に続き、ショー『Tiara Azul -Destino-』の感想です。

 

ネタバレ気にされるかたは、ブラウザバックお願いします。

 

 

 

まずは、竹田悠一郎先生、大劇場デビューおめでとうございます!

初大劇場を担当される、ということで期待と不安半々でしたが…

すごくよかった〜!!

 

帰り道も、今もティーアラアスール、ティーアラアスール〜♪ テーマ曲(手島恭子・作曲)のメロディがぐるぐる。

 

プログラムに、グアレグアイチュのカルナバルに出会い、この作品が生まれる瞬間の竹田先生のインスピレーション秘話が載っています。

『Tiara Azul -Destino-』にかける先生の意気込みが感じられました。

 

ちなみに…竹田先生は、草野旦先生の南半球の熱いカルナバルを描いた『サザンクロス・レビュー』がお好きだそうです^^

そんな意味があったとは!

帰ってからプログラムを読んだら、

礼真琴:Luca ルカ      光を運ぶ者

舞空瞳:Eliana エリアナ  太陽の娘

暁千星:Ignacio イグナシオ 火

 

こっちゃん(礼真琴)はゴールドのキラキラの衣装で登場するので太陽のイメージありましたが

なこちゃん(舞空瞳)はエリアナは太陽の娘だったんですね。

ありちゃんの衣装は赤黒で火と言われれば納得。

幕開きからぐいぐい引き込んでくれる!!

洋風チョンパ的に始まりました。

銀橋から花道まで、ずらりと組子が並んで…これはちょっと興奮します!

組子の、圧!

 

そして華やかに歌い踊る、見せ場は順当。

礼真琴、暁千星、極美慎、天飛華音。

 

コーラス(トリオ)に 歌える若手

御剣海、起床一人 もとい、稀惺かずと、大希颯

綾音美蘭、乙華菜乃、藍羽ひより

 

銀橋で若手従えるありちゃん、天飛華音と稀惺かずとのトリオで元気いっぱい。

 

次代の星組を担っていく3人なのかしら…?

 

初日映像の謎場面は「運命的な出会い」でした

トップコンビが銀橋で出会ってウッフンしてる間に、

本舞台を不思議な衣装で上手へ歌い歩いて行く4人組(ひろ香祐、紫りら、都優奈、鳳真斗愛)。

カンタンテ(歌手)というお役。

ここもう少しなんとかならないか…?

白い衣装に、白いフレームのサングラスでお顔見えないし。

 

エリアナ(舞空瞳)のお洋服が濡れたのでブティックへ。

店長は極美慎。

きわみくんを中心に小桜ほのかちゃん、詩ちづるちゃん。

二人のダブル使いは健在です。

 

ここの衣装がド派手(植村麻衣子先生)。

植村麻衣子先生、『My Last Joke』で衣装を担当されているので、竹田先生と組んでおられるのかな?

 

スカイステージで碧羽陽ちゃんが話していた、お洋服を選ぶ場面、というのがここのことだったんですね

 

中詰の熱い祭りの夜♪

カーニバルを先頭で引っ張る役割の女性がいるそうですが、そんなカーニバルの幕開きを告げるのが、

銀橋のエイトシャルマン!

 

エイトシャルマンの場面があると、ファンの間で、だれが選ばれたのか、と話題になりますね。

今回のエイトシャルマンメンバーは

  1. 奏碧タケル 102期
  2. 御剣海   104期
  3. 凛央捺はる 104期
  4. 凰陽さや華 106期
  5. 樹澄せいや 106期
  6. 世奈未蘭  107期
  7. 和波 煌   107期
  8. 馳琉輝   108期

思い切ったキャスティング。

一時期、星組は全然若手を使ってないイメージがあってどんよりでしたが、

どんどん抜擢があるとモチベーションがUPしますね^^

 

衣装がギラギラで、なんかあ〜〜ッと言う間に終わってしまった。

 

客席降り、1階の割と通路に近いところにいたのですが、とてもあっさり、

月組のように、通路に立って歌って、周辺に笑顔を振りまいてくれるのではなく、

あくまでも、カルナバルのパレード、として降りてきて、そのまま両扉に履けていくので

先週の月組の全ツを楽しんだ身としては物足りなく感じました。

 

全ツは地方のお客様にアピール必要だし、こちらは、グアレグアイチュのカルナバルだから!!(自分に言い聞かせる)

 

裸足のダンスにうっとり…(二人だけの夜明け)

上手下手の両すっぽんからせり上がることなこ。

始まるっ!という期待とともに、衣装でちょっと萎え。

 

なこちゃんのスカートの裾がフリンジぽく切れ込みが入っているのは回った時にきれいだけど、

こっちゃんの衣装は袖も裾も回るたびにひらひら、でイマイチ。

残念… ← 個人の好みです

 

ダンサーなお二人の「流れるような」と言われるダンスは、

シンプルな舞台の中で、たった二人でも

十分に舞台を埋めて注目させる本当に美しいダンスでした。

 

お披露目公演では激しいデュエットダンスを見せたお二人でしたが、

最後はこんなに優雅で色々削ぎ落とした、白い衣装に裸足のダンス。

感慨深いわ…。

 

デュエットダンスにティアラに!

残り少なくなってきたお二人のデュエットダンス。

2019年の11月から、2024年の12月まで5年間の集大成。

 

いろんなものを乗り越えてきたお二人にしかわからない感情があると思いますが、

今、眼の前のきれいなダンスにただうっとり。

 

銀橋で、なこちゃんにティアラをつけてあげる演出は、本当にギュッと胸を掴まれる演出。

竹田先生、すごい!!

 

ショーのタイトル出た時から思ってました。

なこちゃんは、星組のプリンセスだったね、と。

今一度ティアラを頂いたなこちゃんを観て、そんな思いを強くした方も多いのでは?

 

ダンスで支えた舞空瞳。

 

トップ娘役が1作前に辞めるのは

花組の仙名彩世さんと同じです、一人でサヨナラショーできるのがいいですね。

 

極美慎、ソロ歌唱で銀橋わたる!

すごい場面をもらいましたね、かりんちゃん(極美慎)。

期待の現れでしょうか?

 

路線の自覚もないように見受けられたときもありましたが、

今や路線として先が見えてきて頑張りどころ。

 

このところ、お芝居もうまくなったので今後が楽しみ。

…にしても、次期トップ・暁千星と2期差なので、このまま星組で上がるのは考えにくいです。

 

組替えはあるのか?

ありちゃん、月に戻る??

さすがにそれはなさそう。

 

すっかり組の暁千星★ですものね〜^^

 

エトワールは詩花すずちゃん(107期)

 

前の大劇場公演『RRR』では、退団する98期男役のぴーすけ(天華えま)が務めました。

 

歌上手娘役さんが務める印象があります。

もしくは次期トップ娘役をひと足早くお披露目の意味合いもあるような…。

 

今回は107期が抜擢されましたが、

もし、次期トップ娘役が詩ちづるちゃん(105期)、と発表になっていたら、エトワールはうたちゃんだったかもね。

 

早く2回目を観たい

もうふわふわ夢心地で、楽しかった〜しか覚えていなくて。

 

最低2回観ないと脳みそに刺さらない私ですので、待ち遠しい。

 

昨日はたくさん書くことがあったように思ったのに、一夜明けたら指の間からサラサラと流れ出てしまったわ。

 

今度感激したら、星組の次期体制とか考えながら観ようと思います。

 

暑い夏に、熱いラテンショー、皆様お元気で!

 

台風お気をつけください!!