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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】『1789』新旧キャストをチェック!儲け役、ハマり役、チャレンジ役

待望の礼真琴ロナンを、本当に観る日が近づいているんですね!

 

こっちゃん(礼真琴)は、ロナンにぴったりだと思っていたから、『1789』の再演を礼真琴主演で!!と熱望していました。

 

フレンチロックミュージカルで、聞かせる歌唱場面も多く「サ・イラ・モナムール」をこっちゃんの歌唱で聴きたい!という夢が叶うときが来ました♪

 

その喜びを噛み締めつつ 初演の月組のキャストと見比べながらどなたが演じられるのかをチェックしてみます。

 

⚠️ネタバレありますのでご注意ください

主要キャスト(←の後ろは初演版キャスト)

ロナン・マズリエ[官憲に父親を銃殺された青年]    礼 真琴 ← 龍真咲

上述しましたように、私もずっとこっちゃんのロナンが見たい、と思っていたけど、

こっちゃんも、ずっとロナン(『1789』)に挑戦したかったんですね。

多くのファンが切望していたこっちゃんのロナン…

『Le Rouge et le Noir赤と黒〜』で見せた、素晴らしい歌唱力。

 

製作発表会で演出の小池先生が

「歌唱力とリズム感のあるロックテイストの曲を歌わせたら宝塚歌劇団史上、屈指。」
(ステージナタリーより引用)

 

そうそう! ロックのリズムに乗って、ロックテイストの発声で歌う技術は、礼真琴の右に出るもの無し、ですよね〜^^

 

やる気が漲っているこっちゃん、そして星組の熱い思い、受け止めに行く〜〜〜!!

 

オランプ・デュ・ピュジェ[王太子の養育係、ロナンの恋人]    舞空 瞳 ← 早乙女わかば・海乃美月

初演では、早乙女わかばちゃんと海乃美月ちゃんの役替りでしたね。

 

トップ娘役の愛希れいかさんは、マリー・アントワネット役でしたが、今回、なこちゃん(舞空瞳)がオランプ役で、こっちゃんとの恋愛場面ができそうですね。

 

演出の小池先生も、「今までで一番、ロナンとオランプに焦点を当てた作品となります」(ステージナタリーより引用)

…とおっしゃっているようなので、新しいテイストを感じられそうで、楽しみ♪

 

シャルル・アルトワ[ルイ16世の弟]    瀬央 ゆりあ ← 美弥るりか

妖し、美しいみやちゃんが演ったお役…となればせおっちしか居ないでしょ?

 

このお役は役者を選びますから、せおっちがいてくれてよかった〜!!

見せ場いっぱいあるから、星組最後となる今公演で、印象深いお役に出会えてよかったですね!

 

カミーユ・デムーラン[革命家でジャーナリスト、ロナンの友人]    暁 千星 ← 凪七瑠海

 


マクシミリアン・ロベスピエール[第三身分出身の若い議員]    極美 慎 ← 珠城りょう

演出の小池先生が実質2番手、みたいなことをおっしゃった、と話題になったお役。

ロベスピエールは恐怖政治を敷いた怖い人、のイメージですが、この作品を通して、若き日のロベスピエールは、熱き革命の戦士、だったと知りました。

圧巻のボディパーカッションの場面が印象的です。

 

ふわ〜っと優しい笑顔のイメージのきわみにはこのお役、チャレンジ役かも知れませんね。

たくましく、男役らしい男役への扉を開ける時が来たようです。

 

星組の路線として期待されているのでやり甲斐のあるお役、頑張ってください!


マリー・アントワネット[フランス王妃]    有沙 瞳 ← 愛希れいか

初演と同じ演出ではないらしいので、どう変わるかわかりませんが、初演には、2幕でマリー・アントワネットの一人舞台の圧巻のソロ場面があります。

前にも記事に書きましたが、誰でもできるお役ではないと思ってます。

歌唱力に加えて、フランス王妃という貫禄を出せる生徒さん。

 

もう、クラッチ有沙瞳)しかいない!と大方のファンは思っていたと思います。

この公演で退団されますから、最後の最後に素晴らしいお役でご卒業、本当に最高のお餞別♪

 

今から楽しみ!!

 

その他のお役

ラザール・ペイロール[貴族将校]    輝月 ゆうま ← 星条海斗

気位の高い貴族で農民を蔑んでいる男。

ロナンを鞭打つ、力強い芝居を求められますから、まゆぽん(輝月ゆうま)か、オレキザキ(輝咲玲央)か?

結果、まゆぽん。

こっちゃんの同期のまゆぽんが、こっちゃんを鞭打つ…わぁ〜〜

 

デュ・ピュジェ中尉[バスティーユ牢獄爆薬庫の管理人、オランプの父]    美稀 千種 ← 飛鳥裕

組長枠

最後に良い働きを見せますが… 父親としての温かさを感じさせるお役。

みきちぐさんのお芝居、楽しみです!


ヨランド・ドゥ・ポリニャック[王太子の家庭教師、王妃の友人]    白妙 なつ ← 憧花ゆりの

副組長枠

妖艶な大人の女性がぴったりのなっちゃん

マリー・アントワネットとのやり取りも多く目立つお役、いいですね^^


ジャン・ポール・マラー[医師、かわら版の記者]    大輝 真琴 ← 綾月せり


ジャック・ネッケル[国務大臣]    輝咲 玲央 ← 光月るう

ネッケルは、オレキザキか〜!!

国王に苦言を呈する責任感ある男、いいお役だと思ってます。

見せ場もあり、美味しい♪

重々しいお役が似合うオレキザキですが、今回はすごくいいお役♪


ルイ16世[フランス国王]    ひろ香 祐 ← 美城れん

漫画『ベルサイユのばら』で、風采の挙がらないのんきなオジサンに描かれていたルイ16世ですが、マリー・アントワネットとは1歳違いで、年あまり変わらなかったんですよね。

初演で、相変わらず、ギロチン制作を趣味にして経済そっちのけだけど、とても愛にあふれた優しい国王を美城れんさんが演じられていて、子どもたちと去っていく後ろ姿を見て泣きました。

 

このお役は演技力と包容力があって、ちょっとほわっとした感じもできる方…でヒーローだと思ってました。

どんな風に作ってこられるのか、期待でいっぱいです!


ギヨタン博士[医師、政治家]    朝水 りょう ← 響れおな


ジョルジュ・ジャック・ダントン[弁護士、カミーユ・デムーランの友人]    天華 えま ← 沙央くらま

革命家のキャストは、群像劇なので、あまり印象に残ってないのですが、

ダントンは、パレ・ロワイヤルで春を売っていたロナンの妹のソレーヌと関係を持っていたので、ちょっと気まずい…という場面があって印象に残っています。


ジャック[マラーの印刷所の印刷工]    夕渚 りょう ← 宇月颯


ミシェル[マラーの印刷所の印刷工]    天希 ほまれ ← 煌月爽矢


ソレーヌ・マズリエ[ロナンの妹]    小桜 ほのか ← 花陽みら 晴音アキ

歌上手枠

初演では歌上手のお二人、花陽みらちゃんと晴音アキちゃんの役替りでした。

今公演では、シングルで、がっつり小桜ほのかちゃんがお役ゲット。

シラノ・ド・ベルジュラック』や『ベアタ・ベアトリクス』の演技のような無垢な女性も素敵ですし、

『Le Rouge et le Noir赤と黒〜』での癖の強いちょいワルな女性も巧い。

要するに、なんでもこなせる歌上手、ということでほのかちゃんが居てくれて嬉しい♪


オーギュスト・ラマール[アルトワ伯爵の手先]    碧海 さりお ← 紫門ゆりや

お笑い三人トリオのリーダーさんw

真面目に演っても面白いし、いい味出してたゆりちゃんのお役。

ちゃりおくんもお上手なので、手下を引き連れて…^^


ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン[スウェーデンの将校、王妃の愛人]    天飛 華音 ← 暁千星

これ、いいお役〜!

すごく目立つ! マリー・アントワネットと心を交わすところ!

星組の次代のホープ、あまと!!かのん!! 楽しみ!


シャルロット[パレ・ロワイヤルの落とし子]    瑠璃 花夏 ← 紫乃小雪

シャルロットは、単独での出番が多いので目立ちますね。

詩ちづるちゃんかな、って思っていたらるりはなちゃん♪

『Le Rouge et le Noir赤と黒〜』でも歌唱がんばってましたね〜♪

いいお役!


リュシル[デムーランの婚約者]    詩 ちづる ← 琴音和葉

リュシルは、初演では1幕、全く出番なく、2幕からの登場です。

うたちゃんにしたら軽めの役ですが、新公で主演されるので本公演のお役は軽めにしてあるのかな〜とフカヨミ。


ロワゼル[ラマールの手下]    稀惺 かずと ← 朝美絢

トゥルヌマン[ラマールの手下]    大希 颯 ← 輝月ゆうま

ロワゼルとトゥルヌマンは、ラマールの手下として、ラマールとトリオで登場して笑わせてくれます^^

『Stella Voice』でも目立っていた105期のお二人が、登場しただけで笑いを誘う美味しいお役をゲット!

楽しみすぎます〜!!^^

 

革命派のみなさんごめんなさい

  1. カミーユ・デムーラン[革命家でジャーナリスト、ロナンの友人]    暁 千星 ← 凪七瑠海
  2. ジャン・ポール・マラー[医師、かわら版の記者]    大輝 真琴 ← 綾月せ
  3. ギヨタン博士[医師、政治家]    朝水 りょう ← 響れおな
  4. ジャック[マラーの印刷所の印刷工]    夕渚 りょう ← 宇月颯
  5. ミシェル[マラーの印刷所の印刷工]    天希 ほまれ ← 煌月爽矢

デムーラン…印象的な場面あったか…覚えてないです…

 

革命派の人たちは、いつもかわら版印刷工場で屯している印象しかなくて…

 

すっかり忘れてるから、録画を見直してみます〜

 

適材適所の配役で楽しみ倍増!

それぞれが持ち味を出せたり、チャレンジしたりできるお役でわくわくが詰まったキャスティングになっているように思います。

 

初演のときは、役替りがありました。

 

役替りは、同じお役でも役者が変わるとこんなに違う、というのがわかって面白いといえば面白いのですが、

じっくりお役と向き合ってほしいし、

この役を演じたのは◯◯さん、と役と役者が一対一で繋がっているのが好きなので、今回シングルキャストのみで嬉しいです。

 

『1789』は、星組が総力をあげて意欲的に取り組む作品。

 

本当に、本当にチケット当たりますように…あ、そっちじゃなくて。

 

皆さん、健康に気をつけて、最後まで走りきってくださいね。

 

体調不良の方が出たため『マチルダ』に続き『おかしな二人』も公演中止になりました。

まだまだ油断できない状況。

 

ご無事をお祈りしてます!