明日から始まる『巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~』 東京宝塚劇場公演の休演者が発表になりました。
朝葉ことの、海叶あさひ、琴羽りり…103期の3名。
朝葉ことのちゃんは、10月13日から始まる「殉情」のヒロインに抜擢されてますから、体調気になります。
大劇場は初日の40日前(「元タカラヅカ総支配人が語るタカラヅカの経営戦略」より)、外箱公演は明記されてるのを読んだわけではないですが30日ぐらい前が集合日ですね。
集合日が9月13日としたら、集合日まで後1ヶ月、早く良くなるといいですね。
ことのちゃんは、昨年の東上公演「銀ちゃんの恋」にも出演予定でしたが休演になってしまったので…今度こそ早くよくなって戻ってきてほしいです!
ポスターにも載って、大チャンスをゲットしたんですものね♪
スカイステージでMemories of 音くり寿を観ました
できる生徒さんの多い100期で入団成績2番目、当初から注目された娘役さんでしたね。
スカイステージでおとくりちゃんとともに振り返った舞台は…
2014年の初舞台、口上と、ロケットが映りました。
組周りを経て、研1の終わりに花組に配属、初めての舞台
2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』 - 新人公演:少年ロベルト
可愛かったですね! 「MESSIAH」の弥一の原点かな?
2016年2 - 3月、『Ernest in Love』(梅田芸術劇場・中日劇場) - ロンドン市民・農民・メイド/セシリイ・カデュー
研3にして、初めての役替りを経験
2016年11 - 2017年2月、『雪華抄』 - カゲソロ
松本悠里先生の踊りの場面でのカゲソロ、大抜擢でしたね~♪
あれは、演出の原田先生もグッジョブでした^^
『金色の砂漠』 - 第三王女シャラデハ、新人公演:タルハーミネ(幼少)(本役:花乃まりあ)
大好きだった作品だそうです、今でも思い出して歌えるぐらいに。
気の強い王女様、大熱演でしたね~
2016年4 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - 新人公演:サリー・スミス(本役:花乃まりあ) 新人公演初ヒロイン
自分の落とし込みなくて、唯一後悔している作品。
新公は、しろきみちゃん(城妃美伶)とダブルヒロインでしたね…
主演は、優波慧と綺城ひか理。
タップもあって、苦手だったけど綺城さんが、丁寧に教えてくださった、と感謝してました。
2017年10月、『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』(TBS赤坂ACTシアター) - アナベル
誰かに必要とされるってとても素敵なことよ、という劇中のセリフが、スッと心の中に入ってきたそうです。
ワタクシ的には、歌唱力の音くり寿、だと思っていたのが、ダンスも踊れるのね!って気づいたのでした。
成績がいいから、ご本人的には得手不得手あるのかも知れないですが、バレリーナの役でも納得でしたね。
2018年11 - 12月、『蘭陵王-美しすぎる武将-』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - 洛妃 東上ヒロイン
凪七瑠海との出会いがよかった、重要なポイントになった作品。
こんなのできるわけがない、と思っていたけれど、演出の木村先生に背中を押してもらった。
2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - ベネラ、新人公演:ダニエラ(本役:桜咲彩花) 初エトワール 花娘でよかった…と思えた作品。
2019年6 - 7月、『花より男子』(TBS赤坂ACTシアター) - 三条桜子
キョーレツだった~~~~~笑
演出の野口先生が自由に演って良いと言ってくださって…と弾けてました。
このあたりからかな? 強い女キャラを当てられるようになったのは…
2020年1月、『マスカレード・ホテル』(ドラマシティ・日本青年館) - 片桐瑤子
難しい役だったけれど、自分でやっていて血が騒いだ、面白かった。
あれは、すごかった…役作りが素晴らしかったです!
2020年7 - 11月、『はいからさんが通る』 - 北小路環 エトワール
毎日舞台にたちながら 人と人との距離を考えながら演じていたそうです。
2021年11 - 2022年2月、『元禄バロックロック』 - ツナヨシ『The Fascination!』
音くり寿がいるから、ツナヨシにしてくださった谷先生に感謝しているそうです。
娘役だけど、少し男役気分も味わえたそうでよかったですね^^
2022年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸術劇場) - マッジ・ハードウィック
退団の実感もなく臨んだ作品。
毎日幸せすぎて、この幸福感を味わうために今までいろんなことをやってきたのだと心から思えた作品。
相手役の水美舞斗に、こんな上級生のスターさんになっても、舞台に真摯に向かう姿を間近でみて感動した、と。
発見もあり幸せもあり 終わってほしくない作品ナンバーワン!
2022年6 - 9月、『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』 - ラプリュナレド伯爵夫人『Fashionable Empire』 退団公演
退団公演という実感もなく演っていた。 普段味わえない最後にしか味わえない気持ち。
『Fashionable Empire』では、ありとあらゆる方と組ませてくださって うれしくて噛み締めながら踊っている。
どの方ともご縁があり、いろんな思い出があるから。
退団する段になって、
結局 手元に残るものがあまりにも温かいものだった、と。
娘役は 「品」が大事。
踊り方、喋り方も品があるのとないのとでは全然違うので。
男役がいての娘役だから、男役を立てるのを第一条件ではあるけれど、ひとりでも立てるようになりたい。
男役に憧れて入った宝塚は…妖精で形成されていると思っていたそうです。
夢の世界を作り上げるために すべてみなさんが手作業でつくる。
人と人の連携プレーでできている素晴らしい世界。
コロナで、人が交わらないようになってるこんな時代だけれど
舞台は生で見てもらうことが醍醐味、互いに共感し合いたいと思っているそう。
人と人の交わりが宝塚だと思う、と。
歌だけでなく、芝居力も素晴らしい音くり寿
強気の女子を演らせたら、巧い!
「金色の砂漠」、「花より男子」、そして何と言っても出色の出来「マスカレード・ホテル」もう、鳥肌もんでした。
名演技通り越して、怪演でした^^;
あれは、誰にでも演じられるものではないから、谷正純先生、よくぞおとくりちゃんを抜擢してくださいました!
そして、期待に応えたおとくりちゃんも素晴らしい!
「TOP HAT」のマージも「巡礼の年」のラプリュナレド伯爵夫人もちょっと怖いぐらいのマダムでしたね。
振り切った演技も素晴らしい。 もう堂に入ってる!
声がいい、滑舌がいいから、セリフも聞き取りやすいし感情移入し易いわ♪
やはり、役者は声が大事。
そうそう、ひとこちゃん(永久輝せあ)のファーストフォトブックで、娘役さんと作るページは、ひとこちゃん、音くり寿ちゃんをご指名してましたね。
「くりすなら、なんでも完璧に演ってくれる 良いものを作れると思った」(意訳)と語っていたぐらい。
全幅の信頼をおいてもらえるおとくりちゃん、辞めてしまった後を考えるのが怖い。
取って代わる生徒さんが思いつかないんですが。
退団は、残念すぎるけど、新たな世界で輝ける逸材
実力があっても、トップ娘役にはなれないのが宝塚。
そういう意味で、おとくりちゃんが宝塚にいるのはすごくもったいないのです。
きっと「宝塚」という世界にこだわりはあるのだと思いますが、おとくりちゃんが輝く場所は他にもありそうです。
今、宝塚OG界隈も、退団者がひしめき合って、パイの奪い合いが厳しさを増していますが、雪組の歌上手トップコンビが退団されて、すでにおふたりともご活躍です。
やはり、外の世界では、実力が物を言うな、というのをまざまざと見せつけているのが、真彩希帆ちゃん。
次々と大きな舞台のお仕事が決まっていきますね。
だいもん(望海風斗)も、「GUYS AND DOLLS」で1年前まで男役だったとは思えない歌唱で堂々の演技(可愛かった^^)。
これは、またまたお仕事たくさん舞い込みそう。
真彩ちゃんのように、おとくりちゃんも、歌唱力でお仕事をもぎ取っていくのでは?と思っています。
外部は、コネよりオーディション。
特に海外ミュージカルの制作スタッフは技術力を見るのでおとくりちゃん有利。
すでに、もう某かの舞台、決まっているかも知れませんね^^
そうそう、「夢介千両みやげ」で退団したばかりのあやな(綾凰華)が、もう刀ステ(舞台 刀剣乱舞)に出演するという…いつの間に決まってた!?w
…ということで、おとくりちゃんも決まっているのでは?と深読みhappy。
公演中止で、東京宝塚劇場公演の日程が短くなってしまいましたが、残り少ない日々を大切に務めていただきたいです♪
コロナ吹き飛ばして、退団者のみなさま、大階段を下りてご挨拶できますように!