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【雪組】朝月希和の退団は「蒼穹の昴」だという予感はありました

蒼穹の昴」での退団は、ファンの記憶に深く刻まれる

本日発表になった雪組トップ娘役・朝月希和ちゃんの退団。

 

驚きはなかったです。

なぜなら、次回大劇場公演が「蒼穹の昴」と発表になった時に、この人気超大作で退団されるかも?という予感がありました。

 

それに…作品自体、文化庁芸術祭賞を取る可能性もあります。

しかも…芸術祭賞の発表は、クリスマスあたり、まさに退団時期と重なります。

 

希和ちゃんに、素敵な退団の花道が用意されている気もします。

 

雪組トップ娘役・朝月希和が、2022年12月25日の東京宝塚劇場公演 グランド・ミュージカル『蒼穹の昴』の千秋楽をもって退団することとなり、2022年6月14日(火)に記者会見を行います。

宝塚歌劇公式HPより引用

 

蒼穹の昴」は、清朝末期にキラリと輝いた春児(架空の人物)と西太后李鴻章、栄禄など実在の人物も交えてドラマチックに描かれています。

 

蒼穹の昴」は、壮大なストーリーなので、全部を描ききろうと、いろんなエピソードを盛り込むと一つ一つが薄味になり 散漫な印象になりがちですからどこに重点を置いて描かれるのか注目しております。

 

ダブル主演のような、幼なじみの文秀(ウェンシュウ)と春児(チュンル)、ふたりの人生は描き切るでしょうけど。

 

「宝塚のルール」で、主演と恋愛関係になるのがトップ娘役、なら、文秀に思いを寄せる春児の妹・玲玲役が希和ちゃんの役、となるところですが…

原田諒先生の過去作品は、歴史上の人物を取り上げられることが多く、恋愛色薄め。

どうなりますことやら。

 

希和ちゃん、最後のお役の役どころが気になります

この公演には、専科からベテラン芝居巧者が6人も特出されることが決まっています。

紫禁城西太后を誰が演じるのか、というのも注目ポイントですね。

専科さんが演じられるのは政治家なのか、軍人なのか、宮廷の人間なのか、気になるところです。

 

もし、希和ちゃんが演じるのが宮廷のお妃さまなら、豪華な衣装で最後のお役、というのは、素晴らしいお餞別にもなりますね^^

 

原田諒先生は、シェイクスピアの「十二夜」を「ピガール狂騒曲」として描き芸術祭賞演劇部門新人賞、読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞されました。

 

蒼穹の昴」も、すでに主人公を、春児から、文秀に改編しているので、宝塚版では、原作とは一味ちがう「蒼穹の昴」になるのかも?

トップ娘役・朝月希和ちゃんの最後にふさわしいお役が創作される可能性もありますね。

 

原田先生の手腕で、期待以上の作品にしてくださるのでは、と期待しています。

 

遅咲きの花、朝月希和

花組に異動になっていた希和ちゃんを急遽1年で呼び戻したドタバタの雪組人事。

何があった???と深読みしたくなりました^^;

 

研14での就任という遅咲きでも話題になりました。

希和ちゃん自身、もう諦めていたのでびっくりだったんじゃないかと深読みhappy。

 

雪組トップの咲ちゃん(彩風咲奈)の相手役は、当時雪組だった潤花ちゃんだ、と誰もが信じて疑わなかったので、ファンもびっくりでした。

 

トップとトップ娘役は、10歳近く学年差があることも多く、現在

花組 95 100

月組 95 97 ←2学年差

雪組 93 96 ←3学年差

星組 95 102

宙組 92 102

 

月組雪組は、劇団にしかわからない人事の諸々で学年差が小さくなっています。

現在、トップの学年差が92~95期と3年ですが トップ娘役は96~102期と幅広く、希和ちゃんが最上級生。

100期以下の若手がトップ娘役に就任する中、しなやかなダンスで咲ちゃんを盛り上げ、よく頑張ってくれました。

 

 

 

宝塚版「蒼穹の昴」は、原田諒先生の大劇場公演での、初の一本物に挑まれる作品。

とても楽しみにしています。

 

朝月希和ちゃんのラストを彩る素敵な作品になりますように!