10月1日に幕を開ける、「蒼穹の昴」の先行画像が昨日、6月17日にビジュアル公開になりました。
ん?
なんだろ?
きれいなお姉さんに衣装を着せた感。
作り込みがなさすぎてびっくり。
先行画像をあっさりにしておいて、ポスターでドーンとゴージャスにして…
そのギャップに驚いてもらおうという思惑かしら…?と深読みhappy。
清朝では、男性は辮髪でしたが、宝塚でも辮髪かしら?
辮髪は、独特のヘアスタイルですね…かっこいい、とはお世辞にも言えない髪型…。(日本人的感覚で。当時の満州人的には普通。)
もともと満州族(女真族)のヘアスタイルだったので、清朝を立てた時に、嫌がる漢民族に死にたくなかったら辮髪にせよ、と辮髪強要したらしいのですが、漢民族の気持ちわかるわ~^^;
この、ちょっと受け入れ難いヘアスタイルを宝塚でも採用するんでしょうか?
如何な感動超大作の「蒼穹の昴」を宝塚で舞台化、と言えど、「ビジュアル第一」の宝塚でどうされるのかな?と興味津津、ちょっと心配です。
武官、文官役は、帽子で隠せますね^^
日本でも、「冠位十二階」で、帽子の色で位を表してましたね。
中国でも、帽子の先に付いている石や、胸と背中に付けられた四角い布(補子)の模様で、官位がわかるようになっていたようで、帽子や衣装の装飾は必須アイテムです。
補子は清朝の文・武官が自らの階級を示するために服の胸と背に付けた四角い記章。補子のなかの鳥獣によって文・武官の別や品級を示した。 文官はいずれも鳥類で、康煕三年(一六六四)以降、一品鶴、二品錦鶏、三品孔雀、四品雁、五品白かん、六品鷺、七品けいちょく、八品あん鶉、九品練雀と定められた。
文化遺産オンラインより引用
先行画像の咲ちゃん(彩風咲奈)の補子に刺繍されているのは、孔雀。
帽子の先についているのブルーの石がサファイアなら、三品ですね。
帽子の頭頂部の石に付いている孔雀の羽根の丸い部分も、一つ(単眼)、双眼(大臣格)、三眼(王侯貴族)、六品以下は雉羽根だったそうです。
咲ちゃん演じる文秀は単眼ですね。
ところで咲ちゃん文秀は、辮髪にしているのでしょうか?
後ろに髪を垂らしているのか見えないのでわかりませんが。
官吏役は、帽子の後ろから辮髪を垂らしておけばいいけど、市井の民は、やっぱりそのまま頭の殆どを剃り上げた辮髪の鬘なのでしょうか…?
麦わら帽子や、毛皮の帽子などを被ってごまかす(言い方w)のかもね?
トップ娘役・朝月希和の最後のお役はどんな役?
今回は、先行画像なので、咲ちゃんの1人写りですが、希和ちゃんの最後のお役、気になりますね。
希和ちゃんの最後のお役が玲玲なら、ギリギリ生きてる、ぐらいの貧しい暮らしをしていた少女で、その後も文秀に救われて、下働きをしているのでずっと質素な身なりだと思います。
宝塚最後のお役なので、ゴージャスな衣装を着せてあげてほしいような…。
もし、宮廷の妃役なら美しい衣装を着て、気品あふれる女性を演じられますね。
玲玲とは雲泥の差です。
ラスト、文秀に思いを寄せる玲玲と、変法に失敗した文秀は日本に亡命するので、やっぱり希和ちゃんのお役は玲玲なのかしらね。(文秀の奥さんは多分…殺されてます。)
次期トップ娘役を推してきそうな気がする…
もし文秀に想いを寄せる玲玲役がトップ娘役の希和ちゃんだとして。
順当にいくなら、雪組娘役2番手の夢白あやちゃんが、次期トップ娘役になるのでしょう。
次期トップ娘役は、この生徒ですよ、とファンに広く知らしめるために、夢白あやちゃんに派手な衣装のお役、目立つお役を当てる可能性が高いですね。
それは宮廷のお姫様なのか、西太后の養女のミセス・チャンなのか?
気になります。
ミセス・チャンのような気がしてますが。
あ、衣装担当は、加藤真美先生希望です!
未だに謎なのが、春児…やっぱり2番手役なのか…
原作では春児が主役なのに、貧しい家の出で、宦官というのがトップの役にふさわしくない、と判断したのか、春児の義兄弟とも言える文秀を主役に据えた原田先生。
主役を変えるという星組の「こうもり」(2016年)並の改編です。
こうなれば、なんでもありか!?
ストーリーから言えば、絶対に春児が2番手役なんですが…
あーさ(朝美絢)の春児…想像し難い!!!orz
もし、美しいあーさが春児をしっかり演じたら…あーさにとって、ものすごい収穫になりそうな気はしてます。
何かと気持ちが落ち着かない「蒼穹の昴」。
ポスターも配役発表もドキドキです!!