宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【花組】『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』大千秋楽ライブ配信、楽しかった〜♪

10月に入ってから、重苦しい気分が続いていました。

今日は、花組公演のライブ配信を観ました。

『鴛鴦歌合戦』で笑って、『GRAND MIRAGE!』でうっとりして楽しかった〜!!

 

明るい演目で良かったわ。

 

どんよりとした気分で明るい作品を楽しめるのか、と心配でしたが、

 

チョンパで始まるあのオープニングを観たら、楽しい観劇の思い出が蘇り、一気に舞台に引き込まれて…

鬱屈した心に風穴を空けてくれました。

 

エンターテイメント、万歳! 宝塚歌劇、ありがとう!

 

花組のみんなの笑顔が観れてよかった!

花組も、先週末の訃報を聞いた後、10月3〜5日、公演お休みになってしましたが、致し方ないと思っています。

 

ショックを抱えての仕事は何でも辛いものですが、事務職などと違い、笑顔でパフォーマンスをすることは、苦しすぎます。

 

3日間で気持ちを切り替えて、今日の公演、みんなノリノリで最高でしたね。

 

何より、退団者の皆様のやりきった感というか、清々しい笑顔が印象的でした。

 

97期 春妃うららちゃん 組から 永久輝せあ 同期から 紅羽真希

94期 和海しょうくん  組から 羽立光来  同期から 舞月なぎさ

93期 航琉ひびき    組から 柚香光   同期から 美花梨乃(OG)

 

古臭い曲調にも慣れて、ひたすら楽しい『鴛鴦歌合戦』

れいちゃん(柚香光)、まどかちゃん(星風まどか)の持ち味にぴったりの『鴛鴦歌合戦』。

 

何も難しいこと考えずに、くすっと笑って、ラスト大団円のめでたしめでたし、で和物ながら、堅苦しくなくてよかったです!

 

さすが、小柳先生、こういラブコメみたいな、ツンデレかっこいい彼が出てくる作品はお手の物ですね!

 

原作映画の『鴛鴦歌合戦』も演目が発表になってすぐ、アマプラで2回観ましたが、戦時中に作られたとは思えない明るい作品で、ディック・ミネさん(丹波守役)の歌唱が印象的でした。

原作がしっかりしてると、いい作品に仕上がりますね。

 

れいまどがお役にハマって観るのが楽しい!

今回、まどかちゃん(お春ちゃん)のヤキモチがとーーーーっても可愛くて、なんとか標本にして部屋に飾りたいぐらい。←無理

 

れいちゃんも、もてもての礼三郎役はまり役!

春ちゃんの気持ちがわかっているくせに、焦らしたり、ライバルのおとみちゃんを目の前で褒めてみたり…お春ちゃんの気持ちを試すような揺さぶりをかけてくる!

 

かと思えば、濡れたら風邪を引くよ…と手ぬぐいを差し出す優しさ。

あぁ…これはヤラれる! お春ちゃんでなくても!

 

こういう演出を書ける小柳先生が好き♪

 

れいちゃんはの着流し姿も色っぽい。

立ち回りで割れた着物の裾から見えるおみ足、ドキッ!

せくすぃ〜

 

れいまどかコンビの作品(芝居)は、現在の所8作

  1. 『哀しみのコルドバ
  2. 『元禄バロックロック』
  3. 『TOP HAT』
  4. 『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』
  5. フィレンツェに燃える』
  6. うたかたの恋』 
  7. 『二人だけの戦場』
  8. 『鴛鴦歌合戦』
  9. 予定『アルカンシェル

どれも好きな作品ばかりですが

れいまどの良さを堪能出来るのは、まさかの『鴛鴦歌合戦』かも!!

二人の場面が多いのも理由のひとつ。

 

そして、コンビの円熟味が増してきた所での上演だったのもよかったかも。

 

お二人のコンビ感がいいから安心して観ていられるのが嬉しいです!!

お笑いポイントにおとみちゃん(星空美咲)

そして、無邪気に礼三郎に横恋慕してくるおとみちゃんが可愛くて面白い!

日傘を売って!売らない!の二人の掛け合いと歌は笑わされる、ホント楽しい♪

ななな何ですその方は〜と歌うと ななな、と取り巻きが合いの手を入れるのも笑う!

 

いつもまどかお春ちゃんが、さぁ、って時に「せんせ〜っ♡」ってやってくるのもツボで、2回目観劇からは、来るぞ、来るぞ…と楽しみにしてました。

 

おとみちゃんと丁稚の三吉(天城れいん)とのお芝居も可愛くて♪

 

美咲ちゃんのお芝居にも引き込まれました!

 

お城の人々も生き生きしてるっ!

丹波守(永久輝せあ)、秀千代(聖乃あすか)、空丸(美空真瑠)の3人本当に美しく、というか麗しくて、あぁ…宝塚だな…とうっとり。

 

家来たちとスウィングに乗って歌いながら登場するところから、楽しい世界に引きつけられる

鴛鴦歌合戦 Wikipedia

 

本当に!

 

えらいぞ〜、えらいぞ〜♪と歌いながら丹波守は家来を引き連れて舞台中央へ。

これが楽しいメロディーでウキウキした気分に。

ひとこちゃん(永久輝せあ)の歌は、昭和歌謡風のが少なかった…ディック・ミネさんのお役だからかな?

 

道八茶碗の歌はめちゃ耳に残ります^^

 

ほのかちゃん(聖乃あすか)演じる秀千代は、表情が豊かでこれまた楽しい。

「い〜や〜じゃ〜、い〜や〜じゃ〜」がお楽しみポイントになってます。

同様に、まるくんの空丸(=小姓)がまた表情豊かで可愛くて^^

 

自然と顔がほころんでしまう、3人の演技でした♪

 

紫門ゆりやくん演じる大老の蘇芳が…居眠りして咎められる小芝居も面白く、目がいくつ合っても足りないわ。

 

配信を観て、いつも思うのが、ゆっくり観れてよくわかる、ということ。

 

劇場だと自分勝手に好きなとこ見てて、あれ?今、どうなった??とかストーリーをおいきれなくなったりするけれど

配信は、観るべき所しか映さないので要点押さえててわかりやすい!

 

この公演で退団の和海しょうくんの狂斎のセリフの多さよ

まどかちゃんのお父さんのお役。

二人の掛け合いが面白い。

骨董屋の道具屋六兵衛(航琉ひびき)や、骨董狂いの殿様(永久輝せあ)との掛け合いもあり、お芝居で大活躍!

 

貫禄のある父親、ではなく、

入ったお金をすぐに骨董に使ってしまうようなどうしようない父親役は初めて、といいながらも好演。

陰の立役者的存在。

 

うわ〜、書き出したら、あの人も、この人も…と書きたくなるけど 長くなるのでこの辺で…

 

やっぱり、花組最高〜!

 

元気出たわ!

 

ショーの感想は…書くかどうかわかりません…えっ?