宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

2021年・上半期 観劇総括

ンフィシアター VERDAD!! 観劇のため、舞浜に前のりしています。

 今日は、ホテルから更新です。f:id:kokoro-aozora:20210705210356j:plain

早いもので、2021年も半分過ぎてしまったんですね…

こうやって知らない間に歳をとっていくんだわ、こ・わ・い…

 

2021年 上半期 観劇した作品一覧

宙組「ホテルスヴィッツラハウス」、緊急事態宣言による公演中止のため、自宅でライブ配信を視聴

雪組ヴェネチアの紋章/ル・ポワソン」、チケットが当たらなかったため、自宅でライブ配信を視聴

 

公演タイトル 演出家 ショー 演出家
fff  上田久美子 シルクロード 生田大和
PRINCE OF ROSES 竹田悠一郎    
NICE WORK IF YOU CAN GET IT 原田諒    
ロミオとジュリエット 小池・稲葉    
幽霊刑事 石田昌也    
ダルレークの恋 谷貴矢    
アウグストゥス  田渕大輔 Cool Beast!! 藤井大介
夢千鳥 栗田優香    
ホテルスヴィッツラハウス 植田景子    
桜嵐記 上田久美子 Dream Chaser  
ほんものの魔法使い 木村信司    
ヴェネチアの紋章 謝珠栄 ル・ポアゾン 岡田敬二
シャーロック・ホームズ 生田大和 Delichoux! 野口幸作

 

以下、あくまでも、管理人・happyの感想である事をご理解ください。

 

お芝居

《トップコンビ退団公演》

fff

桜嵐記

どちらも、上田久美子先生の演出ですが、fffは「稀有な」と形容されるほどの歌上手トップコンビ、雪組の望海風斗、真彩希帆の退団公演にしては、ちょっと…(ry

 

ベートーベン没後250周年関係なく、ウエクミ先生は、ベートーベンにご興味があったようですね。

演出家プリズムで対談の時に言及されていたような…?

 

ベートーベンは音楽、ゲーテは、文学、ナポレオンは革命で世の中を変えようとしていたのはわかるんですが…

ナポレオン、印象薄めで、でも次期トップだし、と無理矢理 雪の舞う平原で語り合う所は、多くのファンが睡魔に襲われた箇所で、ちょっと残念。

 

相手役の真彩希帆ちゃんを「謎の女」に設定した為、最後の公演なのに、トップコンビがミョーな関係性で夢見れず、そこが最大の残念ポイント。

 

最後は、全員で歓喜の歌で盛り上がって、ワタクシ的には、のぞ様の力に頼んで、強引に感動に持ち込んだな、と言う印象。

 

他の誰かでは通用しない「望海風斗退団 専用」脚本。

あてがきは、座付き演出家のお仕事なので当たり前とは言え、ストーリー的には、過去のウエクミ作品の方がいいな、と思いました。

 

同じくトップコンビ退団の月組「桜嵐記」は、舞台も美しく、物語は、儚く、何度でも観たくなる名作。

ウエクミ先生演出家デビューは「月雲の皇子」、珠城りょう退団では、再びウエクミ先生作品。

節目に名作でタッグを組むお2人に、いいものを見せて頂いた、と大満足!

 

《演出家デビュー作 》

PRINCE OF ROSES

夢千鳥

タイトルが宝塚っぽいPRINCE OF ROSES。

薔薇の王子様、だなんて、以前月組で演ってた「薔薇の国の王子」(=美女と野獣)みたいね?

って思ったら、イングランド薔薇戦争のお話で、硬派な内容でしたね。

バウ初主演、100期生のトップを切って花組の聖乃あすか主演、も話題でした。

 

が!話題性では、圧倒的高評価の「夢千鳥」。

私は、奇跡的に、緊急事態応急対策拠点施設発出前に、生で観れましたが、素晴らしい作品、と好評で、中止が惜しまれました。

 

4番手、和希そらくん主演作なのに、配信もあり、スカイステージでも、公演から、わずか2ヶ月で…アンコールアワーに放送されました。

指田珠子先生の「龍の宮物語」も、よかったし、またまたデビュー作から名作を生む、若手演出家・栗田優香さんの誕生!頼もしいです!

 

《海外ミュージカル》

NICE WORK IF YOU CAN GET IT

ロミオとジュリエット

 

 NICE WORK IF YOU CAN GET IT(以下 ナイワと表記)の発表になった時、

海外ミュージカルで、れいちゃん(柚香光)の喉を心配したり、華ちゃん(華優希)が歌えるのか心配したり、老婆心がざわついてたんですが、杞憂でした。

 

すごく楽しい、明るく軽快で、ハッピーなミュージカルで大満足!

ブロードウェイミュージカルらしいスタイリッシュさも良くて。

はいからさんが通る」も、れいはなにピッタリハマる演目ですけど、わたしは、どちらかと言うと、ナイワの方が好きなくらいです。

本当に楽しかった〜!

 

そして、今や、宝塚でポスト「エリザベート」的位置づけの、「ロミジュリ」。

 

名作って、楽曲が素晴らしく、ファンが、場面と歌をセットで覚えているほど。

そして、キャラが立ってるから、配役も楽しみに出来るところがいいですね!

 

《再演もの》

ダルレークの恋

ヴェネチアの紋章

どちらも、2019年に鬼籍に入られた柴田侑宏先生の作品。

再演を重ねているダルレークが、スタイリッシュに生まれ変わって見応えありました!

水の精の働きも良かったし、世界観が素敵でした。

月組の生徒さんたちもお上手で引き込まれて、しばらく尾を引いてました。

 

20年ぶりの再演、ヴェネチアの紋章は、配信で観たせいか?ちょっと期待はずれ。

もっと、濃厚な芝居を観たかったです。

狂おしいほどの…って言う熱を感じられず。

 

《その他、ザックリ感想》

幽霊刑事

 本も読んで、お誘い頂いて飛びついて観たけど。

舞台は、まあまあ、かな?

 

アウグストゥス  

トップコンビの影が薄い…

れいはなコンビは、注視して観るし、何度も観るから感動ポイント見つけられるし、心を重ねる事もできると思いますが、一回しか観れなかった友人は、ほとんど覚えてない、と。

初めて観る人、一回しか観ない人でも感動させるのが名作だと思ってます。

 

ホテルスヴィッツラハウス

緊急事態宣言発出で、劇場で観れなくなったので配信で観ました。

全く期待してなかったけど、すごく良かった!

組子の熱演にもやられました!

 

ほんものの魔法使い

本も舞台も私好みではなかった…

あーさには、役不足なアダム、for me.

 

シャーロック・ホームズ

本は、大昔に読んだけど、今回は、キャストを借りて、改編。

まだ、感想を記事にしてなかったわ。

オリジナルな部分もあるし、創作な部分も。

 

原作知らないと分かりにくい?と思ったけど、楽しめました。

結局我が身を削って4回見ます。

 

《総括》

中堅〜若手の先生が大活躍!

 

生徒さんたちの新陳代謝は、常ですが、演出家も、ある程度新陳代謝は必要かも?

 

駄作は許さない、の前理事長の時は、本当に、いい作品が多かったように思います。

 

理事長が交代になったけど、大丈夫?

 

アウグストゥスは、タイトル負けして駄作認定する人が多かった印象 for me.

 

2021年後半も いい作品に出会えますように!