花組の今夏の外箱公演の演目が出ましたね!
トップコンビ出演 『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』@梅田芸術劇場メインホール
新トップコンビ/トップ娘役のプレお披露目公演は、1月東京(東京国際フォーラム)、8月大阪(梅田芸術劇場メインホール)、というパターンが続きました。
星組のオーム・シャンティ・オーム(2017年)
宙組のWEST SIDE STORY(2018年)
月組のON THE TOWN(2019年)美園さくらトップ娘役お披露目
1月の花組のトッププレお披露目公演「DANCE OLYMPIA」。これは 当初から、大阪での再演はない、と言われていました。
では、どんな演目なのか??と思ったら!!
ブロードウェイ・ミュージカル??
2012年にブロードウェイで初演された「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」は、アメリカ音楽界の至宝ガーシュウィン兄弟の素晴らしい楽曲に乗せて、個性豊かな登場人物が織り成すロマンティック・コメディの王道とも言えるミュージカルです。「ハウ・トゥ・サクシード」「プロデューサーズ」に主演のマシュー・ブロデリック、「南太平洋」「王様と私」などで活躍中のケリー・オハラら豪華キャストの出演でも話題を呼び、その年のトニー賞10部門にノミネートされました。
舞台は禁酒法時代のニューヨーク、ロングアイランド。贅沢三昧、苦労知らずのプレイボーイであるジミーは、四度目の結婚を明日に控えて、独身最後の夜を楽しんでいたところ、一見ボーイッシュな風体ながらも実にチャーミングな女性ビリーに出会います。ところが彼女の正体は、酒の密輸を企てるギャングの一味。そうとも知らずビリーに惹かれてゆくジミー。そんな二人が巻き起こす愉快な大騒動の行方とは……。
宝塚歌劇バージョンとして新たな演出でお贈りするブロードウェイの名作ミュージカルに、若さ溢れる新生花組がどのようなチャレンジを見せるか。その軽快でハートウォーミングな舞台にどうぞご期待ください。宝塚歌劇公式HPより引用
大丈夫なのかしら?…お歌。
雪組トップコンビ 望海風斗・真彩希帆が歌唱に優れたコンビだとしたら、柚香光・華優希は、歌唱難のコンビですから、ビジュアルに特化したコンビとして売り込むのでは?と思っていました。
トップお披露目に漫画作品再演を持ってきたのは、前回観られなかった方からのリクエストもあったとは思います。
お披露目公演では、絶対コケない作品を当てますから、絶対コケない=はいからさんが通る、だったのでしょうね。
一度上演した作品を再演というのは、出来栄えがわかっているので 製作者サイドとしても安心ですから。
まぁ、ワタクシの周辺では、ビジュアル再現率が高いトップコンビ、ということで、また「花より男子」もするのかしらね??と話題になってました。
とは言え、漫画作品が続くと飽きられますから 2人に当て書きのオリジナルかな~?、歌唱力が要求される海外ミュージカルは、無理よね…
なんて言ってたけど!! 海外ミュージカル、来ましたね…
公演解説を読む限り、れいちゃん(柚香光)・はなちゃん(華優希)にぴったりな印象。
ハートウォーミングなロマンチックコメディの王道!!
私の大好きな…みんな大好きなジャンルですから!! 期待が高まります!!
一点の曇りは、トップコンビの歌唱力。
せっかくの作品を下手なお歌で汚してほしくないので、びっくりするぐらい頑張ってある程度のものを見せてくれるのか、適材適所、と割り切って、歌唱場面は、歌上手生徒やカゲソロを使って、ストレスフリーな舞台にしていただきたいです!!
作品は、折り紙付きの名作なので、楽しみにしています!!
聖乃あすか バウ初主演『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』@宝塚バウホール
100期の聖乃あすかちゃん バウホール公演主演! おめでとうございます!!
以前から、花組は着々とほのかちゃん(聖乃あすか)を抜擢して育てて来ましたが、えっ?もう??
もう、バウホール公演で主演張らせる??
すごい抜擢だわ♪ 聖乃あすか推しなので嬉しいけど (*´艸)
昨年 2019年、バウホール公演で初主演したのが
1月 雪組(公演当時)永久輝せあ 97期『PR×PRince』
9月 宙組 瑠風輝 98期『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』
そして今年は一気に100期に??
まずは、ほのかちゃんトップバッター!
ということは、月組、9月の全国ツアーの裏のバウホール公演(9月11日~22日)は、芝居巧者の100期、風間柚乃くんあたり、来そうですね!!
さて、ほのかちゃんのバウホール公演は 新作オリジナル。
薔薇戦争(1455~1485年)-ランカスター家とヨーク家が国内の諸侯・騎士を二分して権力闘争に明け暮れた、イングランド史におけるターニングポイントとなったこの戦いは、ランカスター家の女系血筋を引くヘンリー・テューダー(のちのヘンリー7世)が最終的に勝利、ヨーク家のエリザベス王女と結婚してテューダー朝を開き、近代イングランドの礎を築いていく。
シェイクスピア戯曲でも有名なリチャード3世とヘンリー8世の時代に挟まれ、これまで謎に包まれた人物とされてきたヘンリー7世が、ランカスター家(赤薔薇)の血を引く者として、ヨーク家(白薔薇)のエドワード4世、リチャード3世との争いの中で、権謀術数を操り、愛と憎しみ、欲望と策謀が渦巻く激動の時代を駆け抜け、イングランドの平和を願い、王冠を戴くべき男としての運命に挑み続けた姿を描く、意欲作。
この作品は、演出家・竹田悠一郎の宝塚バウホールデビュー作となります。宝塚歌劇公式HPより引用
かっこええ~。
宝塚は、華やかで芳しい薔薇と縁がありますよね~ なんてったって「ベルサイユのばら」が代表作とされてるぐらいですから。
雪組の「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」でも、真赤なバラをふんだんに使った演出が度肝を抜いてましたし、いろんな場面で華やかな薔薇が舞台を盛り上げてくれます。
花組 前トップ・明日海りお様の退団公演は、ずばり「青い薔薇の精」のお役でした。
そして バウで主演を演じる ほのかちゃん(聖乃あすか)は、白い薔薇の精だった・・・というつながりかと思ったら、
薔薇戦争!!
タイトル、「PRINCE OF ROSES」=バラの王子、って聞いて 月組 きりやん(霧矢大夢)主演の「バラの国の王子」という作品を思い出しちゃった^^
あれは、「美女と野獣」のおとぎ話でしたが(観てません)、「PRINCE OF ROSES」は、史実に基づいたお話。
なんだか深みのある内容のようですね!
ヘンリー7世はイギリス王家の祖です。ドラマチックな歴史絵巻が観られるのでしょうか??
観たい~~~! 楽しみです!
この作品は、ニューフェイス 竹田悠一郎先生デビュー作。
昨年は町田菜花先生、指田 珠子先生、2人の女流演出家が誕生しましたね、今年は竹田先生。
新しい才能が芽吹くのを楽しみに見守りたいと思います!