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【月組】公演ラインアップ発表|全国ツアー公演と風間柚乃東上初主演公演♪

2月29日に発表になった月組の次期トップコンビ、鳳月杏&天紫珠李

 

同時に、お披露目の演目も発表されましたので、演目について語りたいと思います。

 

 

新トップコンビプレお披露目公演は『琥珀色の雨にぬれて』

 

2024年 公演ラインアップ【全国ツアー公演】

2024年8月~9月・月組琥珀色の雨にぬれて』『Grande TAKARAZUKA 110!』

引用元:宝塚歌劇公式HP

 


琥珀色の雨にぬれて』
作/柴田 侑宏
演出/樫畑 亜依子

 

また、琥珀か。

雪組トップスター・望海風斗さんのプレお披露目公演も『琥珀色の雨にぬれて』でした。

個人的には、この作品の登場人物が好きになれないので感情移入しにくい作品なのですが何度も再演されていますね。

 

全国ツアー公演の演目は再演物、と決まっているのですが、もっとお二人に合うのはなかったのかな。

 

演出は、正塚晴彦先生から樫畑亜依子先生にバトンタッチ

唯一の希望は…演出が今までの 柴田侑宏ー正塚晴彦ラインと違い、新たに樫畑亜依子先生が担当されるということ。

 

樫畑先生は昨年、雪組の『双曲線上のカルテ』で新演出をされました。

初演も悪くはないですが、個人的には新演出の方が好きでした。

 

琥珀色の雨にぬれて』は、ファム・ファタールものなのが苦手なのですが、そのあたりをうまく演出してくださったら、私好みになるのではないか、と期待を寄せています。

 

正塚晴彦先生は、この公演の裏の風間柚乃東上初主演の『BLUFF』の演出を担当されますし、

月城かなと、海乃美月トップコンビ退団公演の『Eternal Voice』は大劇場新作オリジナル、この所お忙しそうです。

別箱公演は樫畑亜依子先生の経験の場として後進に道を譲る形になったのかと思っています。

 

ショー『Grande TAKARAZUKA 110!』は楽しみ!

中村一徳先生作、花組誕生100周年を祝う『The Fascination』は華やかで美しいうっとりする、大好きなショーでした。

 

3公演しか上演できなかった宙組『Sky Fantasy!』、多くのファンが観ることが叶いませんでしたが、観てこられた方には大好評で、いつかどこかで演って欲しい、という声もあったほど。

宙組新トップコンビ就任を祝う素敵な内容だったようです。

あぁもったいない(泣)

 

『Grande TAKARAZUKA 110!』は、月城かなと、海乃美月退団公演のショーですが、

全国ツアー用にコンパクトにして、新トップを前面に押し出したお祝いムードたっぷりに作ってくださりそうですね。

 

ダンサーのトップコンビですから、ショーが楽しみ♪

風間柚乃、東上初主演は『BLUFF(ブラフ)』-復讐のシナリオ-

 

2024年 公演ラインアップ【東京芸術劇場公演/宝塚バウホール公演】

2024年8月~9月・月組『BLUFF』

引用元:宝塚歌劇公式HP

 

ついに来ましたね!! 柚乃くんに、東上公演!!

 

同じ100期、花組のほのかちゃん(聖乃あすか)が『Liefie(リーフィー)-愛しい人-』で東上公演初主演、と先日発表になったばかり。

 

追いかけるようにして、柚乃くんにも東上初主演が来ました。

100期生ももう東上公演主演か…月日の流れの早いこと。

 

で、『BLUFF』、どんな作品?

 

アドベンチャーロマン
『BLUFF(ブラフ)』-復讐のシナリオ-
作・演出/正塚 晴彦

1950年代のアメリカ。天才詐欺師ドノヴァンは、生まれ育ったスラム街の医師である恩人が殺害されたことを知る。街の再開発反対運動の先頭に立った矢先のことだった。おそらく甘い汁を吸おうとしたマフィアが絡んでいるに違い無い。仲間と共に復讐を誓ったドノヴァンは、綿密な調査と準備の後、マフィアが経営する闇カジノへ変装して忍び込む。描いたシナリオ通りの罠を仕掛けたドノヴァンに、ギャンブラーを夢見る青年ロジャーが近付いて来る。やがて彼の姉シャロンと出会ったドノヴァンは、計画変更を思い付き……。1990年に月組久世星佳主演で上演され、奇想天外な発想で仲間と共に敵に立ち向かって行くドノヴァンの活躍をシリアス且つユーモラスに描き上げ、鮮烈な印象を残した作品。エンターテインメント感溢れる痛快ロマンの初の再演を、お楽しみください。   

引用元:宝塚歌劇公式HP

 

マフィアとか、これまた正塚色全開!

 

面白そうやん…と思ったら

 

映画『スティング』を下敷きにしている(宝塚プレシャスより)そうです。

ならば、間違いなく面白いでしょう^^

 

後は、芸達者な柚乃くんのお芝居が楽しみです!!

 

着実のトップ街道を歩んでいて、安心して観ていられるのが嬉しい。

最近、正塚晴彦先生の作品を多く上演しています

大劇場公演は2016年『ケイレブ・ハント』以来8年ぶりに『Eternal Voice』を演出されます。

 

ここ最近、演出のペースが上がっているような?

 

《2022年》

月組 ブエノスアイレスの風

月組 ブラックジャック

《2023年》

花組 二人だけの戦場

雪組 愛するには短すぎる

《2024年》

月組 Eternal Voice

月組 BLUFF

 

毎年確実に2作ずつ、月組多し。

 

演出家不足

公式HPで演出助手の募集をかけていますね…

職場環境はこれから改善されるのでしょうか。

 

人気演出家の上田久美子さん、いい仕事をたくさんされていた原田諒さんが相次いで退団されたのが痛かった…

 

2023年末、宝塚の演出家のセクハラ、パワハラなど、報道されました。

劇団は、報道以降、名前の上がった演出家さんを起用していません。

(決まっていた作品に関してはGO!ですが。)

 

ますます演出家不足になり、今いらっしゃる方の負担増。

 

最近、御年72歳の正塚先生の登板が多いのも演出家不足の故なのかしらね?