宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

壬生義士伝 製作発表会

雪組の次回作が 壬生義士伝、と聞いた時は 

 

また 幕末の~ 新選組か~~ と 「またかいな」っていう 新鮮味のなさにゲンナリしたんですがっ!

 

壬生義士伝、近藤勇、土方歳三、沖田総司らメインではなく

岩手出身の 吉村貫一郎を主人公に据えたところに この作品の面白みが集約してますね。

 

着眼点がさすが 浅田次郎さん、というか。 

お嬢さんが岩手医科大学に進学されたのがきっかけで

盛岡藩士を主人公に作品を書こうと思われた、とのこと。

 

池田屋事件などを描かれることが多い 幕末+新選組のドラマですが

新選組内でも ダークホース的な吉村貫一郎にスポットを当てたことで

同じ素材でも新鮮に感じました。

 

武士は食わねど高楊枝、の言葉でもわかるように プライドを重んじるのが武士。

 

お金や家族のことに臆面もなく執着する 吉村貫一郎は異色の存在だったのです。

愛妻家でマイホームパパで 一人の人間として一本筋の通った人物のようですね。

 

昨日行われた 制作発表会では 貫一郎(望海風斗)が脱藩して 京へ向かうシーンを披露されたようで

妻役の真彩希帆ちゃんが 藁沓を履いているのを観て 一気に物語世界へと引き込まれました。

 

盛岡藩を脱藩して 雪が深く降り積もる中 妻子を置いて旅立つ

貫一郎の決意と寂寥感が じわりと胸に迫りました。

 

本当に切ない物語です、

映画を思い出しただけでも 胸がつまります。

 

それなのに 石田昌也先生ったら!!

 

「宝塚の時代ものなら、沖田総司や天草四郎といった

“2.5次元”的な二枚目が喜ばれるかなとも思いますが、

浅田先生の作品には生身の、市井の人々が描かれている。

そこを表現できれば」と胸の内を語り、

小説で結末を知っていても涙が出るような作品にしたい」と意気込んだ。

    ステージナタリーより 引用

 

うわぁ~~~ 落涙必至!!

 

もうストーリーだけでも 大感動ものなのに

それに加えて だいもん(望海風斗)と真彩希帆ちゃんのお歌でしょ?

 

感動間違いなしやん!

(すでに映画は日本アカデミー賞を6部門で受賞)

 

大ヒット間違いなしやわ~~!!

チケット取って 一緒に観劇してくれる友人にもっとチケットお願いすればよかった…

 

とりあえず、1回だけ観ます。

 

ヅカ初心者の頃は おフランスものが好きだったのですが、

最近和物がいいな、って思うようになったのは 歳のせい?

 

とにかく 期待してます!

 

歌上手トップコンビ、っていうだけで いい作品になるに決まってるのに

原作が感動作なんだから もう、雪組素晴らしい!

 

やっぱり トップコンビの実力、大事だわ、うん。

 

望海らは南部弁のセリフを披露しつつ、伸びやかな歌声を響かせ、報道陣からの大きな拍手を浴びた。

 

ステージナタリーより 引用

 

いい加減、劇団はお金もらって任ではない実力不足の(ry

 

本も 上下巻に分かれてて 気合い入れないと読めそうにないけど 読んでみようかな~

 

ショーが 今の所 私の中で霞んでしまってますが、

楽しいショーでありますように!