昨日書き切れなかった キャストの感想を書き留めておこうと思います。
私見を書いていますので 他人の意見に寛容でない方は 閲覧ご遠慮ください。
彩風咲奈(マックス)
準主役のマックスに咲ちゃん。友情を育みつつも、いつしか正反対の道を歩むことになったマックスとヌードルス。
最後はヌードルスがマックスに引導を渡すのは…
前大劇場公演の「壬生義士伝」に似てますね。
竹馬の友だった、吉村貫一郎(演:望海風斗)と大野次郎右衛門(彩風咲奈)。いつしか2人の間には越えられない壁ができて…吉村貫一郎に引導を渡したのは大野次郎右衛門。今回とは逆でした。
男役ワンツーの友情は、ぐっとくるものですが…
今回(今回も?)、咲ちゃんの印象は・・懐中時計をスッた少年ヌードルスの窮地を救ったところが印象深かったけどあとは…(ry
咲ちゃんは主席入団。小顔長身の素晴らしいスタイルとキュートなお顔。ダンスが特に素敵ですよね。
でも何だろ~? さらっとしているのかな…熱いものを感じないというか、掴みに来ないというか、印象薄いんですよ for me.
壬生義士伝でも 貫一郎の脱藩を決死の覚悟で手助けしたり、貫一郎の故郷の母にこっそり援助したりしたけれど、立場上、貫一郎に切腹を言い渡すところなど涙なくしては観れないシーンでした。でもそれだけに、もっと、咲ちゃ~~ん (TOT) ダー ってなりそうなものでしたが ならず。
咲ちゃんは「るろうに剣心」で斎藤一を演じましたが、ワタクシは、「壬生義士伝」であーさ(朝美絢)が演じた斎藤一のほうが印象が強かったです。ストーリーや演出の都合もあるので 一概に比べることはできませんがあーさのアクの強い演技が印象的でした。
バレエと声楽を習っていた咲ちゃんは、三拍子そろって 文句なしなんですけど 薄味、かしら?
彩凪翔(ジミー)
映画では、特に目立つお役でもなかったのですが、ストーリー展開になくてはならないキーパーソン・ジミー。
主要メンバーとして、ポスターや制作発表会のパフォーマンスにも登場していました。
表立った悪事は働かず、裏で…という美味しいお役でした。
翔くんは、ダンスが切れてるし、眼力がすごく強いので お!と度々オペラをロックオンさせて頂きました。
そうだ、役者は 口は、滑舌がいいことが求められますが、目も、眼力が必要ですね!
相手を睨み据えるような力強い眼差しが素敵です。
翔くんは 彩彩コンビとして 彩凪翔(92期)&彩風咲奈(93期)でダブル使いが長かったのですが、咲ちゃん(彩風咲奈)が2番手に決まって 一歩リードしても ずっと重要ポジションを与えられて 期待に答えてますね♪
「るろうに剣心」の武田観柳の難役もこなし ←非常に美味しいお役でした 「ひかりふる路」では マノンロラン夫人という女役にも挑戦。美形なのでハマってましたね^^
今回も眼力にヤラれた感あり、です。
別格路線としてのご活躍 楽しみです!
真那春人(コックアイ)
ヌードルス(望海風斗)の仲間です。ソロ曲をもらっていて目立ってました。
こういう使い方をしてもらうのは嬉しいですね。
笙乃茅桜(エンジェル)
まなはる(真那春人)と同期、92期のダンサー♪ なんと真っ白のチュチュに背中に羽根!かわいいエンジェルです。
最初、これから上げようと思う下級生なのかな?って思ってたらね、笙乃茅桜さんだった、という…
十数年ぶりに履いたというトウシューズで舞台狭しと駆け回っていて、見せ場たっぷりでした。
彩凪翔、真那春人、笙乃茅桜の92期トリオ、健在!ですね。
ニック(綾凰華)
ピアノ弾きで 作曲家になったニックは、映画には出てこないお役ですが、デボラ(真彩希帆)の気のおけない友人、という役どころが 98期、同期同士の仲良しな雰囲気が出ていてよかったです^^
ここは 同期同士でキャキャする感じで演ってほしい、と小池先生に言われた、と真彩ちゃんがナウオンステージで話していました。
元星組のあやなちゃん(綾凰華)が雪組で活躍しているのを観ると星ファンとしてはとても嬉しいです^^
ダンサーの縣千くんのダンスは目を引きますね。沙月愛奈姐さんのダンスもキレキレで大好きですしね^^
歌上手の雪組、と言われていますが きちんとダンサーはダンサーでご活躍されていていいですね。
雪組、本当にいい組だわ。
そして、きちんと適材適所、できる生徒さんを使ってくださる演出の小池修一郎先生にも感謝。