宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

回顧 2018@月刊タカラヅカ

あちこちのメディアでこの1年の総決算をされてますが

 

朝日新聞 月刊タカラヅカでも 月刊タカラヅカの担当者のお二人の

対談形式の記事が出てます。

 

ちなみに 今月の月刊タカラヅカ

 美弥るりか 「愛の言葉ありすぎて」

 記憶に 記録に 残る1年

 花組「CASANOVA」 仏作曲家が全曲描き下ろし

 

という見出し。

 

ちょっとびっくりしたのは バウホール公演の 2番手主演の公演がトップ記事だったこと。

アンニュイなみやちゃん(美弥るりか)の写真が大きく紙面に出てますし、

夕刊の第一面の社名の下にも 写真が出ていて目を引きます。

 

今日はこちらの話題ではなく 

 

タカラヅカ担当の二人の記者さんの退団が 面白いというか頷けるので

ここに紹介かたがた ちょいとからんでみます ^^

 

以下 斜体 緑字は 月刊タカラヅカより 引用

 

今年の幕開けは花組ポーの一族」でした。少女漫画の傑作を完璧とも言える再現度でみせた。

 

確かに。あの世界観を忠実に描き出せるのは 宝塚をおいて他にないし

今でしょ!というか 今しかない、キャストのハマり具合も絶妙でした。

眼福でした!

が、原作ファンは怒らないで聞いてほしいんですけど 私には腑に落ちない点(原作に)があり

再現率は高くて満足ではあるけれど 感動、というのはあまりなかったです。

心を震わされるような話ではないな、と思って観てました。

 

月組はショー「BADDY」が話題になった。

初日の通し稽古を観た時の衝撃と言ったら。 中略 賛否は分かれたけれど、

時にはこういうのもなくちゃ。間違いなく記憶にも宝塚史にも残る。

 

さすが、上田久美子先生、宝塚史に残る、とまでの評価。

あのぶっ飛び感は 若い人の方が楽しい!と評価されていて

私の周りのマダム世代は ちょっと…え~~~な方多し。

 

私は概ねOKでしたけど カニ? 牡蠣withレモン? 

バラエティ番組でお笑い芸人が被るかぶりものみたいで安っぽさを感じました。

 

安っぽいと言えば 電飾のデザインも…

 

面白いと言えば面白いけど ちょっと ( ゚д゚)ポカーン だった、昭和生まれのおばちゃんです^^;

 

星組「アナザー・ワールド」 中略 落語ミュージカルに度肝を抜かれた。

紅ゆずるのコメディエンヌぶりに何度も爆笑した。紅率いる星組は秋の台湾公演も成功させた。

 

ポスターに、なんじゃこりゃ~Σ(・ω・ノ)ノ!って 脱力しましたけど

蓋を開けたら ベニがすごく頑張ってて あれは紅ゆずるでないとできない作品だなと納得。

ただ 作品は 皆がすごい勢いでダーッと駆け抜けた感じで ちょっとしんどかったわ 笑

奪衣婆(音波みのり)の場面が 唯一しっとりとした落ち着いた場面だったかな。

出演者が 大声でしゃべりすぎなので疲れた 何故か 私がw

 

それと 役の比重が上級生に偏り過ぎてたのもちょっと不満。

下級生には難しい作品だったのでしょうか?

 

ここまで揚げた3作だけでも、大劇場の初演作の充実ぶりがうかがえる。その組

そのトップスターだからこそ光った作品ばかり。座付きの演出家の強みが存分に発揮された。

 

そのとーーーーり!! 5人の個性豊かなトップが  それぞれ持ち味をだした作品で魅了する、という

理想的な形ですね。 座付き演出家だからこそ 番手を考えた無理のない配役が実現するのですよね。

 

私はいい作品と言われてるのかも知れないけど「グランドホテル」がいまひとつで‥

主人公が こそ泥で最後撃ち殺される設定って 宝塚的にどう?

電話交換手など 「できる」組子ももったいない使い方で不満たらたら。

何故 あれが トップお披露目公演の演目だったのか よくわからない。

 

 

再演のミュージカルも豊作だった。

雪組「ファントム」は 難曲も多いけれど、「歌うまトップコンビ」にはぴったりの作品。

美声が劇場に響き渡り至福のひとときだった。

 

そのとーーーーり!! まだ記憶に新しい 「ファントム」 望海風斗と真彩希帆の奇跡のような出会いに感謝。

 

20周年を迎えた宙組は、真風涼帆、星風まどかという現代的な新トップコンビで船出。

中略 「明日へのエナジー」は組の新しい力を感じさせた。

 

星組で育った真風が 宙組のトップとして組を率い、宙組の顔になっているのが眩しいです。あの真風が…

 

開場40周年を迎えた宝塚バウホールは、宙組「ハッスル メイツ!」に勢いがあった。

歌、踊り、演技と3拍子そろった和希そらの魅力が詰まっていた。

 

ここで、トップさんたちと並び 絶賛されるそらくんがすごい!!

 

雪組・朝美絢の「義経妖狐夢幻桜」も美しかった。バウで若手の輝きは堪能出来たのだけれど、

お芝居でこれといった名作は生まれなかったような。

 

わぉ! なかなか手厳しいご意見。 

 

惜しかったのは、愛希れいか主演の月組「愛聖女」。

パワフルな踊りをいかしたぶっちぎりのショーが見たかった。

 

激しく同意っ!!!!

 

ショーでなくても、もっとダンスの見せ場が欲しかった。

娘役主演という革新的な舞台なのに、作品を彩る価値観が古くてがっくり。

 

おぉ~~~((( ^^)爻(^^ ))) 同感です~~~ 我が文章かと見紛うほどに!!

価値観が古い、というのは 白雪さち花ちゃんの先生の件ですね~^^;

 

仙名と言えば、舞浜公演「デライト ホリデー」で歌った安室奈美恵の「Hero」に聴きほれた。

 

素晴らしかったですね!! 歌いながらトロッコ移動、みんなの目の前で美声を披露してくれました。

名曲なので 心が震えました。

 

多彩な公演の一方で、忙しすぎるスターが心配。

「ファトム」でいえば、東京宝塚劇場の公演期間40日間のうち休演日は5日だけ。

 

その貴重なお休みの日でも 写真撮影やインタビューなどの取材が入ってたりするそうです。

本当に 休める日って何日あるんでしょうか?

 

昨年度の大劇場入場者数は119万人と過去最高。

 

100周年から潮目が変わりましたね。すごくチケットが取りにくくなった、って友人もこぼしています。

 

チケット難もつらい。初めての家族や友人を連れていきたくても、見せたい公演はチケットが手に入らない。

転売サイトで10倍以上の値段のチケットがあったのには驚いた。

 

高額転売が問題になっていますね。

それにしても 宝塚歌劇団のチケットの売り方にも問題あると思ってます。

歌劇団は生徒のファン会にチケットを下ろしてるらしいのです。

宝塚歌劇公式HPにチケットの状況を見にいったら ✕になっている公演でも

あるところには あるのです。

 

それは 一般の人には手に入らない仕組みになっているので

ファンの裾野を広げたいなら そこも改革していかないといけないのでは、と思います。

 

劇団が承認していない「ファンクラブ」に劇団のチケットを売ってもらっているという矛盾。

 

宝塚観劇が敷居高いと思わされる一因ですね。

 

文句をいったり 感謝したり。いろいろあるけど 

キラキラした夢の世界から まだまだ抜けられそうにありません。

 

来年も楽しい演目、心震える名作にたくさん出会えますように!!