面白かった!!
白鷺の城♪
あっという間!
次々に場面がガラリと変わるので飽きさせない うまい演出だと思いました!
私が宝塚を観劇して10年になりますが
和物のショーは
花の踊り絵巻(2010年星組)と 雪華抄(2016年花組)
どちらも 花鳥風月 日本の四季を織り込んだ 雅やかな正統派な日本物のショーでした。
チョンパの幕開けも息を飲む美しさでしたね~。
今回は和物と言えど ストーリー仕立てで しかも陰陽師と妖狐・玉藻前の対決。
大野拓史先生の和物は 当たり外れがある、と思ってたけど
面白かった!! for me
なんといっても 緞帳が揚がった瞬間に 舞台いっぱい花道まで広がる
白鷺の羽根の襖絵が圧巻です!!
照明が暗くなっていくと キラキラと青い電球が点ってきれい♪
期待が高まります!!
自分用備忘録的なものですのでネタバレしてます。
個人的な感想ですので ご理解いただける方のみご覧ください。
上手に宮本武蔵無三四のずんちゃん(桜木みなと)
下手に修験道者姿の僧・明覚 寿つかささんが登場。
妖魔が巣食う 白鷺の城へ化け物退治に同道したいという男登場。
真風涼帆as幸徳井友景。 ←陰陽師の一族、安倍氏の末裔
ここから回想
チョンパらしからぬチョンパ、と聞いていたけれど こういうことか…
殿上人のキキちゃん(芹香斗亜)が 銀橋を渡リ終わったら
舞台の照明が点いて ぱぁ~っと明るい舞台に 居並ぶ豪華な衣装をつけた組子。
赤い太鼓橋の上にも組子。圧巻です!!
なんて華やかなんでしょう♪ ワクワクです!!
龍頭泉に乗って現れた真風が麗しい~~~[emoji:e-420]
っていうか 皆さん 美しい 麗しい ため息ものです。
は~~~ 今思い出しても 気持ちが高ぶるような別世界だったわ。
枝垂れ桜の下で 殿上人と女官の歌と舞にうっとり…
こういう美しく豪華な舞台を観ることができるのは 宝塚歌劇だけですものね!
ぜひ 海外のお客様にも観て頂きたい!
鳥羽上皇(凛城きら)の寵妃だった玉藻前(星風まどか)と安倍泰成(真風)との出会い。
玉藻前は 正体を狐と見破られ逃げていく・・・
ここで 大御所 松本悠里さん登場!! 安倍晴明の母親・葛の葉役。なんと狐の化身!!??
夫・安倍保名(愛月ひかる)と息子・晴明を置いて身を引くというシーン。
松本悠里さん、さすがに…ほとんど上半身の動きしか無いので 全く見栄えのしない場面です。
2010年の花の踊り絵巻では 御年◯歳にして 童の役で 感嘆したのですが
さすがに 8年の歳月は… 年相応といいましょうか、(←すみれコード抵触) (ry
ご出演される気概はご立派ですけど…
がらりと場面変わって ここは中国(プログラムより)
スカステニュースで観た 中国衣装の真風は 吉備真備(遣唐使)だったんですね~
宮殿で豪華な衣装で踊る 真風とまどかちゃん。このままデュエットダンスできるやん。
吉備真備が、妲己(だっき)を妖狐だと見抜いた瞬間 宮殿は廃墟と化す。
バックの映像が効果的に使われてて 上手く出来てるな~と感心♪
妖狐は吉備真備とともに海を渡って日本へ。
九尾の狐って もともとは中国神話の動物だったのですね~
舞台はまた ガラリと変わって 女化ヶ原。
戦国武将・岡見宗治のキキちゃん(芹香斗亜)と その軍師・栗林義長。
何故 この場面があるのか よくわからなかったんですが
女化ケ原の狐伝説というのがあるらしいです。
今、調べてわかりました! 笑
陰陽師対玉藻前からちょっと離れちゃってますけど
場面は冒頭の白鷺城に戻り 自分が観てきた夢を語り終えた真風as幸徳井友景
白鷺城の奥で玉藻前と友景は ついに対峙する時が。
扇子をくわえた真風がセクスィ。
隙有り、と無三四の刀にかかり落命した玉藻前を見て
友景が刀の刃を首筋に・・・ ともに倒れてしまいます。
姫山の主 富姫(松本悠里)が現れて かつて葛の葉が
幼き晴明の首にかけた首飾りを 2人の手首にかけて
あの世で結ばれることを祈ったのでした…
最後は じわ~んと来ました。
バックの映像と音楽が感動仕立てで やられたなw
一転、狐の嫁入りの場面。
狐のお面で顔を隠した組子が銀橋を渡っていきます。どこまでも狐w
最後は稲荷神社の祭礼で 組子が総踊りの様相。
ねぶたの跳人みたいにぴょんぴょん跳ねて威勢がいいなぁと思ってたら
奥から 武者と狐のねぶたが出てきました。
祭りの衣装で 真風とまどかちゃんは仲良くはけていき
やっぱり トップコンビ仲良しがデフォで 安心安定だと思いました。
あ、時間が…
今日 人生初のマチソワで 夜がなんだかバタバタ…
キャスト別感想。明日書こう。