宙組20周年 初の和物レビュー
という 大見出し。
幸徳井友景の真風涼帆と 玉藻前の星風まどかのところに現れた 富姫・松本悠里の写真が
大きく取り上げられて 真風のせつなそうな表情がいいね~♪
陰陽師 安倍泰成(真風)と玉藻前(星風まどか)が転生しては戦い惹かれ合う。
場面転換が多く、飽きさせないし いろんなカラーの違う場面というのも
盛りだくさんな感じで楽しませてもらいました。
まぁ 場面がブツブツ切れてわかりにくい人もいらっしゃるかもしれませんね♪
陰陽師と玉藻前、という芯は変わらず 時代や場面が変わっていくのが面白くも有り
下敷きになってる話を知らないと ちょっと置いてけぼりを食うかも。
陰陽師、遣唐使、戦国時代の軍師…と真風の七変化は
演出の大野先生が
「真風にさせてみたい格好をすべて入れた」とおっしゃったようです。 (月刊タカラヅカより)
どの姿も凛々しく美しい。
ありがとうございます♪
筋立てをすんなり理解するのは難しいが、
映像も効果的に使って次々に移り変わる場面は華やか。 (月刊タカラヅカより)
妖狐の伝説 九尾の妖狐は中国の伝説から来ているらしく
それで あの中国の場面なんですね、
どうして いきなり中国に? と思いましたが 妲己(ダッキ)は九尾の狐の化身とされていて
玉藻前と重なる部分があるんですね~
追記に 前に調べたWikipediaのリンクをEvernoteに保存してあったので コピペしておきますので
気になる方はご覧ください。
さて~ 前に書こうと思って割愛した 松本悠里先生のお話。
友人の中には複数 松本先生 踊ってない(上半身のみシナを作っている)のにいる??
というご意見ありました。
私も初めて拝見したのが 花の踊り絵巻(2010年)でそれから考えれば8年
若い頃の8年と 年取ってからの8年は違います。(我が身に置き換えてもよくわかる)
宝塚の日本物の象徴と大野先生がおっしゃるのもよくわかります。
松本悠里さんが登場されることで 宝塚の日本物に重みが出るというか
その存在に価値があるんだと思いました。
ただ、足元が心配で、80歳超のご高齢(←すみれコード抵触御免)
やはり ご無理なさらず ご勇退を考えられてもいいのでは、と
私は いや、 私も 思いました。
もう心配で気が気じゃないもの、集中できないの。
組子との間に年齢差がありすぎて そこだけ異質な感じがしたのもちょっとね…。
2016年の花組に特出の時も少し感じたんですが 今回はものすごくお年を感じましたので。
東京の千秋楽までご無事で務められますように…(。-人-。)
春日野八千代さんは 最期までタカラジェンヌでしたけど。
やはり タカラジェンヌは有終の美を大切にしてほしいです。
限りある時間を精一杯生きて輝いて 惜しまれながら ← ここ大切
沢山の花束に囲まれて
卒業していかれるのがファンとしての願いです。
宝塚歌劇団は演出家や理事は終身雇用って 何かで読んだ気がするのですが…
それってどうなん? ちょっと変だよ、宝塚歌劇団、と思ったものです。
白鷺の城 私が参考にしたサイト リンク集