宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

白鷺の城 11月1日11時公演 観てきました♪

宙組公演 白鷺の城

1が5つ並ぶ 11月1日11時公演を観てきました。

12列センター

 

3週間ぶり~、そして来週の月曜日はもう千秋楽…

 

大劇場とご無沙汰しておりました。

 

昨日は まずびっくりしたのが 開演20分前、ロビーに客の気配が殆ど無いっ!!

 

チケ出しの所もガラガラ~

 

学生さんで賑わっていました。

客席に入ってさらにびっくり! なんと 17列目より後ろがぜ~んぶ高校生。

 

幕間休憩中に ブレザーのエンブレムの違いでもう1校来てるのでは?と

2階客席に確かめに行って ←野次馬根性。 さらにびっくり

2階全員学生や~~~ ^^;

 

営業さん、売り込み頑張った~w

 

はい、前置き長い。

ネタバレありますので ご注意ください。

 

 

 

 

181101.jpg

 

横幅の広い 大劇場の幅いっぱいに広がる白鷺の羽の襖絵。

何度観ても圧巻です! 期待をもたせますね^^

 

前回 10月11日 11時公演 SS席、15時公演 R25(万代貸し切り)

人生初 マチソワ  (〃∇〃)

 

SSでは 誰がどこにいるのか ポジションやら なんやら考えながら

子犬のように 生徒さんと目を合わしに行きながら?観てたから

前回は、いかに 歌詞を聴いていなかったかが 今回よくわかりました。

 

当たり前ですが ちゃんと 説明の歌詞になってて よく聴けば納得なんですけど

セリフより 生徒さんを観るのと ストーリー運びについていくのに必死でした。

 

今回は流れも いろんな要素もよくわかっているので落ち着いて観れました。

 

映像に目が釘付け! 陰陽師・真風が手で五芒星を切るのも

映像でわかりやすかったし 妲己の宮殿が一瞬にして廃屋になるのも面白い。

岩に封印された玉藻前が 岩を粉砕して現れるのもよくわかるし

九尾の狐のしっぽを表したり、効果的に使われていて楽しめました。

(映像 九頭竜ちあきさん)

 

星風まどかちゃん演じる玉藻前の後ろに九尾の狐の尻尾も映像で出たけど

映像で表すと、横から観るとちょっとわかりにくいですね。正面からだといいけど。

 

 

まどかちゃんの着物の裾を持ち上げたら 九本のしっぽが刺繍してあって「九尾の狐」

って 分かった瞬間に幕が降りて…もったいない。

高校生たち、ちゃんとわかったかな?

 

幕間のトイレで「寝たわ!w」って言ってた子がいたし 男子も多かったから

この演目 ハードル高かったんじゃないかしら?

 

逆に 桜がひらひら舞い落ちる中で烏帽子に狩衣の真風の酒宴などの平安絵巻風あり、

戦国武将あり、最後は 祭りの総踊りで花火が上がる…ってコレ絶対外国人に受けると思ふ~

着物ゴージャスだし♪ チョン!は鳴らないけど、パッ!はあるから

あの 明るくなった瞬間の、わぁ♪って気持ちを 全世界の人と共有したいわw

祭太鼓の音にも、人類共通の なにかが掻き立てられるような高揚感を覚えますし、

これ外国に持ってったら受けないかな??

 

今 宙組(と花組)がマイブームなので もうどの組子さんも大好きで^^

どの場面も大好きで

 

本当に楽しいひとときでした~!

 

この前 勇退勧告しちゃった 松本悠里さん、今回は納得でした。

初見では ちょっと厳しい部分を感じたんですけど for me

 

あのお役をできる人が他に見当たらないから 

和物レビューに不可欠な存在なんですね。

 

宙組20周年に 初の和物レビュー、

真風がひたすら美しく まどかちゃんが妖し可愛く

場面転換が多くて 場面毎に違ったテイストで パッチワークのようで面白かったです。

 

友人は 下手にストーリーがあると いろいろと考えてしまうので疲れる。

ストーリー仕立てにしないで ただただ いろんなテイストの場面があって

何も考えなくていいショーが一番♪

とのことでした。

 

白鷺城の天守閣に巣食う 人あらざるものを退治する!と意気込む無三四(武蔵)が

玉藻前を刀で貫いて 喜び勇んでいる所に 幸徳井(真風涼帆)が自害するくだりは

いつも固唾を飲んで見守ってしまいます。

 

狐の嫁入りからの 祭の総踊りは圧巻!! 

芸者衆も繰り出して 華やか~♪

花火も上がって 真風 星風の2人が仲良く銀橋を去っていく終わりもいい。

 

今回 白塗りの上に いつもと違う 「お役の比重」で モブも多かったけど

とっても 楽しい 白鷺の城でした。

 

大満足~♪

 

玉藻前伝説や 妲己、白鷺城の富姫の「天守物語」など 出典に

知識、造詣が深ければもっと楽しめたのに。とちょっぴり残念に思いました。

Wikipediaは熟読したし 先日貼ったリンク先に読みにも行きましたけどw

 

予習したほうが楽しめる演目です!