ウェストサイドストーリー 大阪公演 初日を観劇してきました。
今日は キャスト別感想です。
感想は 観た人の数だけありますので
他人の意見を尊重できない方は ご覧にならないようお願いします。
★真風涼帆
主人公・トニー役 トニーは 正義感の強い青年、
ここでは好青年・真風が 素敵なヒーローでした。
いがみ合う2つのグループの争いを止めさせようとして
仲裁に入ったときに悲劇は起きた…ロミオとジュリエット、です!
愛する人のお兄さんを殺めてしまった苦悩を
真風 好演!!
溢れ出る愛と 自らが犯した罪への悔恨
2つの感情の間で苦しむ真風にキュン♪
何故正義のために生きようとしたトニーをこんな目に合わすの??
神様の意地悪!と思ってしまいますね~ ^^;
で、昨日愚痴ってた 真風のダンスシーンがない件。
他のミュージカルと比べても ダンスシーンが多いこの作品。
なのに、トニーのダンス場面がない!!
宙組のダンサーたちが生き生きと 嬉々として踊る仲
なんで 真風のダンス場面がない~~~!
って すごく 肩透かし食らわされた感。
ブロードウェイミュージカルって 宝塚風味をくわえて
潤色、例えば…
真風のダンスシーンを一場面入れるとか
ラストシーンにまどかちゃんasマリアに 一言言わせるとか ダメなのかしら??
そうそ、真風が マリア(演・星風まどか)を呼ぶ時に
マリア! じゃなくて 「マリーア!」と 映画と同じ呼び方をしてたのが新鮮でした。
なんか バナーヌ(Banane)=バナナ を思い出した ワタクシでした
あ! アニータ、に合わせたのかな??
★星風まどか
キュートで無垢な感じが マリアにぴったり!
自由を満喫したい! アメリカを楽しみたい!っていうウキウキした気分が伝わります。
もう 可愛くて可愛くて^^
兄を殺めた 憎い相手、 それは愛する人だった、という
引き裂かれそうな思いを抱えたマリア 好演。
お歌の場面が多く 真風とのデュエット(聴かせどころ)も多く
大活躍でした!!
ロミジュリにもある 2人だけの結婚式の場面が本当に可愛い!
真風との相性も 演出の ジョシュア・ベルガッセさんが
「涼帆さんとまどかさんが通じあっているのが大好きでした」(プログラムより引用)
とおっしゃってます! だからこそ この舞台で夢を見せてもらえるのだと思いました!!
この作品、ダンサー揃いで トップコンビも歌えないとダメ、となると
組を選びますね~~
っていうか 今の宙組にぴったりな演目だったのですね。
真風は踊らないけど ← しつこい 笑
★愛月ひかる
マリアの兄、ベルナルド。 シャークス団のリーダー。
長身、小顔で脚長! 黒塗りで精悍になった愛ちゃんはかっこよすぎます!
終始ニコリともしない渋い演技で押し切りましたね!
まさに ナイフの様な男 ベルナルド!って感じでした。
愛ちゃんは外見のイメージと違って 個性的な声なので
もっと 男役声が出るとかっこいいのに、惜しいな、と思います。
役者は見た目と同じぐらい 声が大切ですから 研究してほしいです!
★桜木みなと
ベルナルドの恋人・アニータ 初・娘(女)役
1月の東京公演で 1期下の和希そらくんが演じて 大好評を博しました。
その時 リフ(今回は澄輝さやと)を演じていたずんちゃんは(桜木みなと)は
その客席の熱気を感じたと思います。
そして回ってきた アニータの役。
私は そらくんのアニータを観てないのですが
ずんちゃんも歌、ダンスともに 好演してました。
恋人・ベルナルドを殺された怒りと 差別される怒り
心情はすごく伝わるのですが もっと激しくてもいいかな、と。
ここからは 私見ですので 反論ご容赦ください。
アニータってちょっとハスッパな女性だと思うんですね。
普段 貴公子とか 王族の役を演じることが多い 王子様キャラのずんちゃんより
男っぽさのある女性はワイルド系のそらくんの方が分がいい感じ。
やっと 主要キャスト4名終了~!
先は長いw
一旦切ります。
別記事 「キャスト別感想(2)」(そのうち更新w)に続く…