宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【宙組】宝塚版「アナスタシア」が始まった!!

待ちに待った「アナスタシア」開幕!

ディズニーのアニメ映画から着想を得て作られたミュージカル「アナスタシア」。

2016年のブロードウェイ初演から4年。

早くも稲葉太地先生の潤色により宝塚版「アナスタシア」の幕が上がりました♪

 

本来なら今年の6月5日に幕があがるはずでしたがコロナで5ヶ月遅れの開幕、待ってました~!

きっと、宙組のみんなは、もっともっとジリジリした気持ちで初日が来るのを待っていたことでしょう。

 

組長さんのご挨拶の中で、新しく宙組に来た組子の紹介がありました。

星組から紫藤りゅう、雪組から潤花。

紫藤りゅうくんは、昨年、2019年星組ロックオペラ モーツァルト」千秋楽の翌日から宙組生だったのに、全員が揃っての大劇場公演でようやくのご紹介となりました。

しどりゅーは、「FLYING SAPA」で、割と目立つお役(スポークスパーソン101)をもらって、すっかり宙組生として馴染んでるご様子。

長身なので、宙組にぴったりですし、破綻なくなんでもこなせるのでご活躍されそうですね。

潤花ちゃんは、次期雪組トップ娘役と目されていたのに組み替えがありましたが…何かの意図があってのことと思います、今後に注目したいと思ってます。

スカイステージの初日映像が届きました

バーンとまず目に飛び込んできたのが

組長のすっしーさん(寿つかさ)asマリア皇太后

お美しい!そして、気品あふれる横顔… 「神々の土地」のマリア皇太后は、ちょっと怖いおばあ様で、どちらかと言うと権力者のイメージが強かったのですが、今回のマリア皇太后は、優しく愛にあふれたおばあ様。

幼い末娘のアナスタシア(天彩峰里)に言い聞かせる場面に、いきなり掴まれました!!

今度はそうきたか!なビジュアルの

ずんちゃん(桜木みなと)asヴラドにびっくり!!

ヴラドは、落ちぶれ貴族で、以前、マリア皇太后のところに出入りしていたらしい。

と言うことで、おじさまだとは思っていたけど、宝塚って、原作や元の設定をいじって「宝塚らしく」改編することが多いから、まさか おじさまのままでいくとは思っていなくて…

しかも ひげ+メタルフレームで白髪混じり? えぇ~~??

この前の外箱公演「壮麗帝」のお髭でもびっくりでしたのに。

「落ちぶれ貴族」で、詐欺の片棒をかつぐぐらいだから、イケてない男ですよね??w

ずんちゃんの新境地!!

役の幅広がるね~~ 早く観てみたいです!!

力強い歌唱力で魅せる

まどかちゃん(星風まどか)の歌唱シーンが映りました。すごく丁寧に、歌いあげていましたね。

トップ娘役は歌える人希望!派なので、頼もしい。

「アナスタシア」というタイトルロールを演じますから 宝塚は男役中心とは言え、物語の中心人物、しっかりと演じているようで頼もしい限り。

抑えた演技でいぶし銀的に光る

2番手のキキちゃん(芹香斗亜)。役柄上、ニコリともしないクールな表情で押し通してますね。抑えた演技が渋い!

特筆すべきは歌唱力! 星組から花組に異動になった頃は、大丈夫かしら?と気になってましたが、公演ごとにうまくなり…ここ最近は、上達著しく歌上手の域に!

劇団に言いたい、早く花開くばを上げてほしいです!!

これが噂の女役!

和希そらくんが、マリア皇太后付きのリリー伯爵夫人役で、その夫人はどちらかと言うとマダム(オバサン)で、落ちぶれ貴族のヴラドとかつては恋人だったのですよね。

だから、ずんちゃん演じるヴラドがそこそこ年齢いった役なので そらくん演じるリリーも若い女性ではなく、そこそこ落ち着いた大人の女性ですね…?

で、その後に映ったのが、キャバレーで踊るリリー伯爵!!え~ 意味分かんない。

…と思ったら 外の舞台でリリーを朝海ひかるさんが「リリーは、週に1度羽目をはずして鬱憤を晴らす」とおっしゃっているからこそのダンス場面だったんですね。

踊れるそらくんにこのお役…というか アクアヴィーテ!!でも女役でしたし、このところ女役づいてるそらくん。

WEST SIDE STORY」でアニータ役が大好評を博しましたから、「女役をやらせてみたくなる男役」なのでしょう^^

そして、見事に応えてくれる生徒さんであることは間違いないですね。

チラ見せのいろんな場面に期待膨らみます!

街頭の立つ盆が回り、どこかの公園で 真風ディミトリが、アナスタシアに声をかけるシーン。

とても素敵なシチュエーション。

 

ディミトリが、アナスタシアに、物語の鍵となる「オルゴール」をプレゼントするところも、これから起きることを思わせてワクワクしますね^^

 

ニコライ二世一家の処刑の場面は、みなさん、真っ白の軍服やドレスをまとって家族で記念撮影をするように集まっていて…ブロードウェイ版とほぼ同じ構図。

このシーンが美しいからこそ、悲劇性が高まります。

皇太子アレクセイ役の遥羽ららちゃんが、本当にかわいいです♪

 

パリ行きの列車の中も、ワイワイと楽しそう。

そんな中、危険を感じる輩2人も… 

 

アナスタシアを探すマリア皇太后は、賞金目当てに偽物ばかりが訪ねてきてウンザリ。

そんなマリア皇太后に明るく諭すリリー伯爵夫人。

そらくんのこんなお役も珍しい、こちらも新境地か!?

 

ベッドの上で真っ白い衣装の真風とまどかちゃん。

なんだかロミオとジュリエットみたいでキュンキュンしちゃいました。

 

音楽がいいらしい!!

ミュージカルの元となったディズニー映画「アナスタシア」(2007年)は、アカデミー賞の歌曲賞と作曲賞にノミネートされたほどで 名曲揃い。

しかも 今回現地制作スタッフにより 真風涼帆様用に「SHE WALK IN」という楽曲が書き下ろされたということで 真風&宙組のみなさん、ますます歌唱に力が入りますね~♪

 

楽曲がよくて、ストーリーも素敵、なんて、もうこれだけで半分成功しているようなもの。

素晴らしい楽曲と宙組のパワーの相乗効果で 魅力的な作品になっている予感!

とても楽しみです!

 

今の所、3回観る予定です。

もっと観たい気もするけれど 公演期間中は、エル・アルコンやランチや紅葉狩やお家女子会などもあるので我慢します…

 

明日は柚希礼音様の「ビリー・エリオット」観てきます。

 

「アナスタシア」は、木曜日、楽しみ!