WEST SIDE STORY 大阪公演初日 おめでとうございます!!
初日 15時公演 観てきました!
今年の1月 真風涼帆 星風まどかの トップコンビお披露目公演だったこの作品。
今回は 一部メンバーが代わっての公演でした。
ベルナルド: 芹香斗亜 → 愛月ひかる
リフ: 桜木みなと → 澄輝さやと
アニータ: 和希そら → 桜木みなと
クラプキ巡査: 松風輝 → 凛城きら
生オケ付きで 感動的~♪
幕開き前から 演奏が始まって(Tonight) わくわくしました! (指揮:御崎恵)
不朽の名作と言われる ロミオとジュリエットを下敷きに描かれているから
ここは あのシーン、これは あのシーン、と当てはめられて楽しかったです。
以下 個人的感想ですので ご理解いただける方のみ 御覧ください。
WSSは 一度、劇団四季で観てるのですが ラストが衝撃でモヤモヤしたんです。
宝塚は…やっぱりもやもやしましたw
静かに ズシンと胸に来ます。
それを余韻が残ると思う方もいらっしゃるでしょうけど
私は ラストにもう一言あってほしい感じがしました。
え? 終わり? みたいな ( ゚д゚)ポカーン
この作品 ブロードウェイでは1957年から上演されているのですね。
映画「ウエストサイド物語」のダンスシーンは超有名ですが
今公演も ウエストサイドストーリーならではのダンスシーンが随所にあって
ダンサー好きのワタクシとしては ワクワクの連続!!
普段 宝塚では見かけないような振りが多く
いかにも ウエストサイドらしい 動きで 目が釘付けでした。
あの 誰もが見た瞬間 ウエストサイドだ、とわかる
手を水平に伸ばして 片足を大きく上げるあのダンスも健在♪
こちらの公演には ダンサーが集結してるので 眼福です!
あぁ、それなのに!!
主演の真風が踊らない!
そんなことは 作品と配役が出た時からわかってはいるけれど
踊れる真風が 踊らない。
そこ すんごいストレス!
他のキャストが生き生きと踊っているのに
真風asトニーはお歌ばかりで ちょっとね…不満。
ブロードウェイ・ミュージカルを 宝塚で上演する場合
宝塚的 配役 役のボリューム 役のバランスなどに合わない場合が多いですね。
今回も かなり重要なお役の
ジェッツのリフ(澄輝さやと) と シャークスのベルナルド(愛月ひかる)
戦闘で刺されて死んでしまうので 後半の出番ほとんどなし。
スター格の生徒さんの役が 後半バッサリ出番なくなるっていうのも
宝塚では考えにくいこと。
以前 月組でブロードウェイ・ミュージカル「グランドホテル」上演しましたけど
あれも かなり謎の配役でした。
お役が少ないから大勢の組子が モブになっていてもったいなかったです。
そもそも ブロードウェイ・ミュージカルは小劇場向きの作品が多いので
一組70人もいる 宝塚には不向きと思います。
この ウエストサイドストーリーは ジェッツ シャークスで
人数は必要ですけど
(ダンス圧巻なので)
役の重みが 番手重視の宝塚に合ってないような??
リフとベルナルドが もう死んじゃったよ…
と 別の意味で悲しかった。
回想シーンで ちらりと出てきますが。
運動会の騎馬戦のようで 面白かったです。
「トゥナイト」「アメリカ」「マンボ」「クール」「マリア」
バーンスタインさんの楽曲を生オケで。
贅沢じゃ~っ!!
衣装: 河底美由紀さん
演出補: 稲葉太地
キャスト別に書きたいので 別記事にします。
また明日~!