宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

お久しぶりにANOTHER WORLD観劇♪

5月29日11時公演観てきました。

 

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*画像をクリックすると拡大します。

 

もともと5月29日に1回だけ観る予定で 前回が追加分でした。

 

お芝居もショーもとっても忙しいから 予習してあってよかった、と思いました。

 

で、どちらから感想書こうか…?

では~

トップのベニがグイグイ来てる ANOTHER WORLD から。

 

私見ですので 人の感想や思いは人それぞれ、と ご理解いただける方のみ御覧ください。

 

 

 

 

星組トップスター 紅ゆずるの最大の魅力であり武器が

頭の回転の速さと トーク

 

お披露目のスカピンは 作品力でねじ伏せられたけど

二作目の「ベルリン、わが愛」 …これじゃない感全開!

 

中日の「うたかたの恋」は もう遠慮しときました。

 

「ベルリン、わが愛」 お芝居は良かったよ、良かったけど 

ベニの持ち味と違う作品で 居心地悪かったの。

 

ショーは組長が 「歌上手のトップ 紅ゆずる」をゴリ押しで違和感満載。

ベニもうまくなったけど 「歌上手」とは… 

望海風斗や礼真琴 和海しょうや羽立光来らを言います。 

 

で 3作目にして ようやく ベニちゃんのスイートスポット 来た~~~!!

 

ベニが我が意を得たり、って感じで 舞台狭しと 動き回って

持ち味全開!

観てて気持ちいい! 

 

ひさしぶりだよ~~~! ベニとお役がシンクロしたの。

 

オーム・シャンティ・オーム以来。

 

油飲んできた?ってくらい ペラペラお口が回ります^^

滑舌はいいほうなので 早口でも聞き取れます。

 

膨大なセリフを淀み無く あのテンポで しかも滑らないように

阿吽の呼吸で やりとりする出演者のみんなの集中力、あっぱれです!!

 

 

とにかくスゴイ速いテンポの会話で しかも上方弁。

今現代の関西弁とは少し違うので 東京公演大丈夫かな?って心配しちゃう。

 

皆の会話のテンポが早く、勢いもあるので 全編通すとちょっと 疲れるなw

しっとりとした 箸休め的なシーンも欲しいわ。^^;

(奪衣婆の場面は よかったです!)

 

面白いし あちこちにお笑いポイントがあって 客席がどっと沸くのが

まるで吉本みたい…って思いました。

 

舞台は客席との対話で成立するから 

客席の反応がいいこの公演は 出演者も楽しんでる感じが伝わってきます。

 

スカイステージ ステージサイドトークで 桂 米團治さんが

谷正純先生の集大成的作品、と持ち上げてらしたのですが…

確かに いろいろな落語から集めてきたネタをうまくつないであって

面白いのですが…

 

ちょっと騒ぎすぎ??

 

今までの作品は くすっと笑って 最後にほっこり 心温まるっていうのが多かったけど

 

ANOTHER WORLDは、大人数が入り乱れて 大騒ぎ、ごちゃごちゃした感じかな?

ドタバタ一歩手前。

衣装もビジューが付いてキラキラと 華やかで楽しい部分もありますが

今までの谷正純先生の落語出典作品と少し違う気がしました。

過去作品とは 違う方向へ暴走、的なw

 

冥土の歓楽街のネオンキラキラの派手さと言ったら…

 

ちょっと悪ふざけな部分もあり、

面白さと際どさが玉虫色。

 

友人は面白いけど 感動がないので 2回観るのはきつい、と。

 

多分 人間死ぬ気になったら何でもできる、命は大切だ、と言うのが

肝、なのだと思うのですが・・・

 

ベニが 上のセリフを 冥土から蘇ってきて言う「セリフだけ」なので説得力薄いです。

芝居自体は「地獄八景亡者の戯れ」風で 冥土の物見遊山の印象。

 

チョンパで始まる幕開けは 本当に豪華で美しく これぞ和物!!でした。

 

谷正純先生が 「銀二貫」でも使われた 人形浄瑠璃のシーンは

銀二貫の月城かなと&桃花ひな のお二人の方がしっくりきました。

ベニとあーちゃんは カクカク動いて からくり人形みたいでした…

東京公演の改善ポイント?? ^^;

 

人形浄瑠璃のシーンで 上からのスポットライトを浴びて歌う

礼真琴&有沙瞳の歌唱が素晴らしすぎた! 

大満足です!

 

まこっちゃん(礼真琴) 舞台に初登場の時も 歌唱力で

グイグイ引き込んでくれて やっぱり確かな実力って人を惹き付けるな、と

感服でございます。

 

今回の私のツボは 色気のある 兄貴、かいちゃん(七海ひろき)の豹変ぶり w

あんなにかっこいいのに 今回は アホに徹しておりまして、

めちゃくちゃかわいいっ!

 

いつも口開けて笑ってて ぴょんぴょん跳ねて ^^

かいちゃんを観てるだけで 笑ってしまう!

 

閻魔様の前で 「何も罪なことしてないから 極楽行きだ~」と喜ぶ喜六(七海ひろき)に

お前の存在が罪、って突っ込まれるところも ツボ。

 

貧乏神のびんちゃん(専科・華形ひかる)が ものすごくスポットがあたってて

美味しかったですね~ 

かわいい♪ そして 最後は 福の神になれてよかったね!

 

初音(有沙瞳) 阿漕(夢妃杏瑠) 奪衣婆(=虞美人 音波みのり) お仙(紫月音寧)… 

男勝りで強い女たちの気っ風のいいセリフ回しも楽しかったです!!

 

星組 相変わらず 若手はその他大勢の扱いでしたけど

極美慎くんは 桃太郎役で目立ってたかな。

 

でも 少しずつ 役付きに変化もありました。

誰が銀橋にのっているのか 誰が、より内側にいるのか

そういうことを言うのを嫌う人もいますが

私は ポジションが上がったり 役付が悪くなったり

悲喜こもごもの

組内の勢力地図が塗り替わるのも楽しんでおります。

 

あしからず ご了承ください。

 

あ~ 全然語り足りないけど おしまい!

 

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