宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

ポーの一族 感想②舞台編

ダイニングの私の席の真正面の壁に立てかけてある

ポーの一族のプログラムの みりお様(明日海りお)が

私をガン見してきます。 気になるわ~

 

さて~ 昨日は主要キャストについて書いたから

今日は舞台「ポーの一族」の感想なんですが・・・

 

萩尾望都先生&「ポーの一族」に傾倒されている方は

ここから先 気分を害される恐れがあるため ご注意願います。

 

 

 

 

 

 

ポーの一族シリーズは、1972年「すきとおった銀の髪」から スタート。

2016年 2017年に描き足された春の夢も入れると15編あります。

私は 全く読んだことがなかったので 予習するため

ブロとものyokkoさんに 単行本になった3冊をお借りして

お正月明けに 必死で読みました。

 

       ポー漫画

 

当時の少女漫画のテーマとは趣をことにするこの作品で

萩尾望都」と言う名前は広く周知されたと思っています。

 

で、期待して読んだのですが…

 

ややこしい!

 

バンパネラ、という存在は特異で その生きにくさや悩みもわかるのですが

謎が残って 咀嚼しきれず for me

 

人間がバンパネラになると ポーの一族エナジーをもらった年齢で成長は止まるのですね。

ポーの一族は バンパネラとして生まれたから 歳をとっていくのでしょうか? 老ハンナみたいに…

あれ?

「シーラはバンパネラになったら 子供を産むことを諦める」って ポーツネル男爵が言ってました。

バンパネラは バンパネラのDNAを持った子供を産むのですか?

それとも 首筋に噛み跡つけて 仲間を増やしていくの?? あやふや~^^; モヤモヤ~^^;

 

コミックは 時代がばらばらに収録されてるから 時代が前後して分かりにく~い 

もう レポート用紙に相関図メモ書いて読みましたよ。

連載当時は こことこう繋がるのか!と 腑に落ちるのが面白かったのかも知れませんね。

 

私が コミックに入り込めなかったのは 吹き出しの中のセリフに違和感があったため。

 

倒置法が多いし 日本語が分かりにくい 笑

 

「きみの育った村には伝説があると言ったね! バンパネラの」

「パンジーの移植。 はちに」

「彼は小さかった 君のエドガーは13か14の歳に死んだのだよ」

 

エドガーが4歳で捨てられた時 乳母を呼びますが 「乳母!」 ← 古風 笑

原作のセリフを大切にした、という小池修一郎先生は そのまま使っておられました。

 

今日 ブロとものみゆっちさんも 

理解できない自分がバカなの?と思ったとのこと。

エドガーに感情移入できなかったそうです。

 

同感。

私もややこしいので ストレートに伝わってくるものが少なくて…

ポーの一族」に期待しすぎて…

ちょっと残念でした。

 

 

 

以前 読売テレビの「1分間の深イイ話」で

不老長寿を手にし、永遠の命を与えられた男の不幸な話しを語っていました。

どんなに苦しくても終わりがない、地球が滅亡しても自分は死なない。

周りに誰一人残っていない孤独との闘いは終わることがなかった…

 

終わりがあるから美しい、終わりがあるから救われる、そう思いました。

 

エドガーやポーの一族は きっと「バンパネラの特異体質」であること以上に

「永遠の命」に苦しむのだろう、と思います。

 

それが物語の肝なのですね。

 

舞台は 小池修一郎先生が 時系列にわかりやすく丁寧に描かれているので

そうそう これがあの場面ね、と ひとつひとつ思い出しながら観てました。

 

エドガーは いろんな時代に生き、いろんな事を体験するので

内容盛り沢山なのですが、ひとつひとつ拾って 丁寧に描いてくださってます。

 

それを 組子一丸となって あの「ポーの一族」の世界を作り上げていて天晴です。

 

小池先生は あの大きな宝塚大劇場の舞台装置を余すところなく使い

ダイナミックで 立体感のある舞台になってました。

バンパネラが消滅するシーンも セリをうまく使ってお見事。

 

ホテルブラックプールも高さのある装置で 降霊会のシーンも見応えありました。

 

バックの映像も素晴らしく、 乳母が森にエドガーとメリーベルを捨てに来るシーン。

森の中に馬車が停まっていて 二人を置いて走り去るところもいい。

 

ロンドンへ馬車で向かうところも周囲の風景が流れて臨場感ありましたし

エドガーとアランが二人で会話をするところも 港を見下ろす感じが

すごいスケール感でした。

 

衣装は豪華な衣装なら もう有村先生しか考えられません。

前世は、中世ヨーロッパの王室お抱えデザイナーだったんじゃないかしら?

ため息の出るような ゴージャスな衣装でした。眼福♪

 

コミック ポーの一族3巻の終わりは「エディス」 

 

舞台の最後は 時を越えて長い旅に出る決意をした

アランと エドガーがゴンドラに乗って

舞台奥から グーッと客席の方へ

 

宙組ベルばらで凰稀かなめ様が乗ったペガサスの如き動きです。

が、ゴンドラは至ってシンプル 装飾なし。

それどころか ハーネスすら見えず。大丈夫か??

 

とにかく 具だくさんの見応えのある舞台でした。

 

が、感動は無し。

 

ポーの一族を舞台化した、という表面的になぞった感じです。

 

心が震えるような感動は得られませんでした。

娯楽大作、ってことでいいんじゃないでしょうか、というのが

1回目の感想です。

 

舞台も進化&深化し こなれてきたら また違った感想を持つかも知れませんが。

 

 

とにかく 前評判の高さと 花組人気と 冬休み中ということで

立ち見がすごくて 3重になってました。

 

 

フィナーレのショーについてと 若手の起用についてはまた後日。