ポーの一族 2月1日15時公演 観てきました。
1回目が幕が開いてすぐの1月5日でしたから 1ヶ月近く空いてしまいました。
1回目は 花組のみなさんもまだお役に慣れてなかったでしょうし
私も このシーンは漫画のあのシーンかしら? とか
あのシーンがこういう描き方になるのね、とか
考えながら観てしまって 頭の中がざわざわして
うまく感じ取れなかったのですが…
今回は ズシンときましたね。
マタ・ハリもそうでしたけど やっぱり2回観なくちゃだめね、とつくづく。
なんでもかんでも 2回以上観られないけど
2回目は1回目に観たストーリーにどんどん肉付けしていく感じです。
日曜日の11時公演がマイ楽ですが もっと楽しめるのでは、と期待してます。
宝塚版ポーの一族は 小池修一郎先生が 時系列に並べてくださってるので
わかりやすくて よかったです!
1回目に観たときに感じた根本的な疑問=バンパネラは歳を取らないのに 云々…
そこにこだわっていたら 楽しくないので ごっくんしました。
目の前にある美しい世界、それがすべて
★明日海りお
三次元化にあたり 再現度が素晴らしい!
前回も感じたけど ほんとに小池先生が 「今でしょ!!」とこの作品を
花組に当てられたのも納得の布陣、その筆頭がみりおちゃんですよね~
人間の時の シーラに出会った日の無邪気な可愛さ、
ふくれっ面で去っていく時の幼さ
からの~
バンパネラになってからの孤独や メリーベルへの愛や
うちに秘めたジレンマを 細やかな表現力で見せてくれて
本当に芝居巧者だな、と唸りました。
美しくてフェアリー♪という ビジュアル面が取り沙汰され勝ちですが
ブラッシュアップされた素養で魅せるトップスターな面もかっこいいな、って思いました。
★柚香光
舞台のどこにいても目が吸い寄せられるビジュアル。
これぞ、スターの証ですよね~
今までヒーロー的で元気なお役が多かったれいくんですが
今回は 満たされない思いを抱えた 悩み多き少年。
いつものような明るい笑顔封印で 憂いを含んだ表情が新鮮♪
こういう抑えめのお役も 新しい魅力だと思いました。
★仙名彩世
ゆきちゃんが セリフを発するだけで 芝居が確かなものになる気がします。
滑舌がいいので 凛とした高貴な感じが素敵。
トップ娘役にふさわしい品格に好感。
きれいな歌声はずっと聴いていたい感じです。
歌、ダンス、お芝居とマルチに才能発揮、娘役の鑑的存在。
★瀬戸かずや
おじ様っぷりが 素晴らしい!
思い起こせば 「ノクターン」で 柚香光のお父さん役をしたあたりから。
渋い!
今回もスゴイ存在感のポーツネル男爵。
あきらだからこそ、の威厳というか威圧感は 誰にでも出せるものではないですよね!
★華優希
可憐! 儚さが漂っていて エドガー同様守ってあげたくなる、
目を離せない、そんなメリーベル はまり役!
元気いっぱいの花村紅緒@はいからさんが通るも可愛かったけど、
180度の振り幅でこんなお役もいいね。
幼い日のエドガーとメリーベルが可愛すぎて ヤキモチ焼いちゃう! 笑
エドガーみりおが 大丈夫だよ、ってメリーベルを抱きしめた時に
メリーベルの背中に回した手で ポンポンってしてなだめる感じがツボ!
花組の一人ひとりについて書きたいぐらい
いつの間にか 花組大好きになっておりますが
長くなるので割愛します。
衣装はどれも素晴らしいし by 有村淳
装置を余すところなく使って これぞ宝塚!なダイナミックなせりや盆使いは
さすが小池先生。
同じ チケット代でも ポーの一族はお得感があるわ~~^^
小池先生が40年近く温めてきた「ポーの一族」が今 最高のタイミングで
世に出て 喝采を浴びています、感無量でしょうね^^
フィナーレのショーが素晴らしかった!
前回 書きたかったのに 2日連続ポーの感想書いて ちょっと力尽きて 笑
みりお&れいくんがゴンドラに乗ってからラストシーンが二人だったので
スッポンから出てきたのが ゆきちゃんで、
あきら兄貴と 色男ちなつが エスコートして銀橋渡り、って
すごく興奮したのに 前回書けなかったから はい、今記録しましたw
私はオールバックで固めた髪より 前髪パラリ系が好きなので
今回のみりおちゃんのヘアスタイル ツボっております♪
あぁいうビジュアルバンド系の方が現代ぽくてかっこいい。
黒燕尾にはオールバック、って思ってる方もいらっしゃるかもですけど。
男役さんの群舞、ため息モノ~~!!
もう 目がいくつあっても足りないわ!!
花男、さすがです!!
以前、「宝塚幻想曲」の時に フィナーレの男役
全部観ようとして めちゃ疲れた記憶が…
座って観てるだけなのに^^;
あ、男役さんだけでなく 娘役さんもちゃんと観てますよ^^
娘役がいてこその男役ですからね♪
あと1回も 心して観たいと思います!!