宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

太陽王遠征 2日目 ちえちゃん礼賛&キャスト別感想~♪

ロミジュリの感動と高揚感に酔いしれたあの日。

あの感動をもう一度、今ここに。

がっ!

ロミオとジュリエットと比較してはイケナイ!

再び星組でフランスミュージカルを初演するという

共通項があったために、先入観を持ってしまい、1日目失敗 

2日目(5月22日14時公演)は、気合い入れ直して臨みました!

自分用記録故 長文です! 覚悟はよろしいでしょうか?

ではいきますっ!

5列サイド

前なので、自分から視線合わせにいっとく。

キラキラが間近で、それだけで楽しいです♪

それでも一幕は前方席にもかかわらず舟漕いでる方ちらほら

いらっしゃいましたよ

ジャーン! 太陽王・柚希礼音登場!

ワイルド系のカツラがよく似あってます♪

前日の夜公演で、ちえちゃんにしては珍しく

精細を欠いた気がした動きも

この日は、気合入ってました! 

はぁ~~~~ やっぱりちえちゃんのダンスすごい!

ターンもジャンプもピタっと決まって

軽々と長いお御足をあげて 見せる横顔が神々しい!

スラリとした指先が描く軌跡さえ見逃すまい、と

呼吸をするのを忘れて

素敵なダンスに見入っていました。

太陽王 ルイ14世 柚希礼音

言わずと知れたダンスの名手=柚希礼音。

その、才能をいかんなく発揮&披露する場になっていました!

期待に応えて 躍動感のある回転系の多い振り付けも

観客の目を釘付けにするスキルの高さで魅了♪

ちえちゃんのダンス大好き~~~!

それぞれの女性を一途に見つめる目が好き~~~!

見つめられたいっ!!

風ちゃんも、引きこまれるとはこういうことか、と納得、

しーらんにも、初めてキュン♪とした、と言わせてしまう

ちえちゃんの目ぢから技に、一本取られたな~

「太陽のごとく輝け」という歌の歌詞に

太陽が星々を従え輝くごとくに

自らが光となり 青空に一人輝け

まさに、柚希礼音、ちえちゃんのことだ!!と思いながら聴いていました。

ノバ・ボサ・ノバ観劇時に、ちえちゃんは、星組の太陽だ!と思いました。

 → 千秋楽観劇で感激~(ノバボサ編)♪ 2011.5.16

今、再び ちえ太陽(王)が眼前にて君臨っ!!

 ムッシュー フィリップ1世 紅ゆずる

ド派手な衣裳に身を包み 七色のロングヘアーを揺らせて

ひょうきん者の役を好演!

ベニのはまり役

女の子として育てられた(オスカルの逆)というだけあって

なよってとして、可愛いムッシュー。 

時々とるポーズがおかしくて ベニが舞台の空気を変えてくれるので

重いシーンの後には、ホッとします。

声量、声の伸びともにUPしていて、

よっしゃ、これでこそトップスター候補、と小さな胸をなで下ろすワタクシでした。

 ボーフォール公 真風涼帆

貴族でありながら、民主的な考えを持つボーフォール公・真風は

志を同じくするイザベル(夢妃杏瑠)と常に行動を共にしていて

ボーフォール公が歌うシーンがたくさんあります。

こういう風に、役や歌をもらって、切磋琢磨して伸びていくのですね~~~

真風、ホント歌上手くなった~ 声量UP 伸びもUPで努力のほどが伺えました!

精悍になって、これから星組を担っていく覚悟ができてきたのかな?

頼もしいです!

 枢機卿 マザラン 十輝いりす

今公演、ずっと無表情、もしくは苦虫噛み潰し顔。

上背があるので その威風堂々っぷりは迫力あります。

お稽古でも、こわかった、とマリー役のあーちゃん(綺咲愛里) 

二幕初めの、今際の際のマザランとちえルイのシーンにキュン♪

国家は、一人の人間の意思強固な言葉によって導かれるのです

と言い残し 息を引き取る。

王としてのあるべき姿を啓示したマザラン、かっこいいです。

まさこさんが言うから、説得力も増します。

そして、決意するルイ 

       → 「朕は国家なり」 太陽王君臨の礎となった言葉ですね~♪

 マリー・マンシーニ 綺咲愛里

枢機卿マザランの姪。

あーちゃんが文句なしに可愛い♪

お歌も上手だし

柔らかい雰囲気が 「清純な初恋の少女」にピッタリ

「国家の進むべき道を照らしてくれた」、とルイ。

聡明な女性でもあったようです♪

 イザベル 夢妃杏瑠

ボーフォール公とともにフロンドの乱で戦い

戦場で歌う、何回も歌う。

お上手! やっぱり歌姫

今回は暗転の後、スポットライトが当たったり

長い場面をもらったり、真風とからんだり 抜擢されてましたね!

今後の活躍に期待です!

 モリエール 瀬稀ゆりと

ストーリーテラー役で

セリフのボリュームも出番も

今までの役付きから 格段にUP!

ダンスの人だと思ってたのですが、これからは

マルチな魅力を発揮するかも。

真風と同期で、新公を卒業したので 踏ん張りどころですね

チャンス! 足固めをして ステップアップして欲しいです!

 モンテスパン夫人

素顔がキュートで、体つきも華奢なしーらんだから

女役に違和感なし、むしろこちらの方が好きかも??

なぜなら…歌のキーが若干高めなので地声に合ってる。

無理して低音出して音程微妙になることもないし、

安心して聴いていられます

芝居心のあるしーらんだから、

ひとくせある女・モンテスパン夫人役にハマる。

王の愛を一身に受ける為黒魔術に頼ろうとするけれど

後半、ラ・ヴォワザンにそそのかされ黒ミサを行う所、

とても不安げな、表情で客席を振り返り

心の寄る辺なき哀しい女をうまく演じていて

切なくなりました。

権力も愛も、手にしても、それは「永遠」ではない。

そこに、モンテスパン夫人の不安があったのですね。

 マリー・テレーズ 優香りこ

スペイン・ハプスブルク家からお輿入れしてきた

マリー・テレーズだけど 政略結婚のため

ルイとの間に愛はなく、形式的な言葉を交わすのみ。

マリー・テレーズの心細さを想像したら泣けます

「肩を抱き寄せ 大丈夫、と言って欲しい」という歌詞が涙をそそり…

危篤の床~崩御の知らせまで 本当に悲しく涙

妃の最期を見とることすら許されないルイも切ない・・・

 フランソワーズ 妃海風

王子の養育係から 功績を認められ

ルイから土地を与えられ、「マントノン夫人」の名を頂く。

風ちゃんの歌う歌がひとつひとつ素敵で

澄んだ美しい歌声が、こちらの心のなかにスーッと入ってきます。

星組娘役の中で一番の歌唱力だと思います!!

柔らかい歌声が素敵!

聡明で、貞淑で、控えめなフランソワーズこそ

自分に必要な人だ、そばに居て欲しいとひざまずくルイ。

あのさ~。 ルイって権力あるから、

相手と「愛を育む」こともなく 一方的愛の押し付け、

もしくは、自分に必要だから結婚してねっていう

一種の自己チュー?って思いました。moyamoya.gif

権力を傘に着て 

なんだか・・・愛も夢もないプロポーズに思えたわ。

演出家の先生には、もう少し描き方を考えて欲しいです。

ちえちゃんに絡む4人の女性。

どの娘役さんもちえちゃんとのハモリが気持ちいいっ!

いつも「ちえねね」で聴いていて それが当たり前になっていたけれど

今回、皆さん素晴らしかった!!

ちえちゃんの声は、どの娘役さんとも合っていて

温かいものが 身体の中にじわ~っと広がる感じでした。

ねねちゃん以外の娘役さんとの絡みも新鮮で

目にも耳にも楽しかったです!

 ラ・ヴォワザン 夏樹れい

モンテスパン夫人が頼る妖術使い

斬新な衣裳! ド派手な化粧!! 

オドロオドロしい世界にピッタリ!

特筆すべきは、その歌唱力!!

パワーと声量、伸び。 上手い~!!

Etoile de TAKARAZUKAで 本役:英真なおきさんの

見上げてごらん夜の星を」をソロで歌う部分があり

感嘆しました。

星組にも歌える生徒さんがいるのだから、どしどし使って欲しい!

切に思いました。

今回は、ビジュアルも手伝って、迫力満点!!

100周年以降の星組を支える生徒さんの一人だと確信!

 コルベール 十碧れいや

ルイが任命した財務総監で ルイに物申せる強い人という設定。

今まで、いい役がついていたり 新公主演したりしてたけど

何か物足りなさを感じてたのですが

今回は、貫禄ついていました。

歌唱に課題が残るので、先輩にならって 頑張って欲しいです。

 テュレンヌ 麻央侑希

お歌は 十碧れいやくん以上に課題を抱えているけど

ダンスは目を引きますね!

かっこいいダンサーでした。

 医師 他 如月蓮

小柄ながら、ダンスキレッキレで、芝居心もあるれんたは、

今回は戦いで傷ついたルイの病床に呼ばれる医師の役でした。

身体は小柄でも、芝居は大きく、うまいから

要所要所で 引き締め役を担っていると思います

 アンヌ 万里柚美

ルイ14世の母。

ルイとは、親子というより、若い王と、摂政という関係。

愛は、息子より、枢機卿マザランに向けられていた??

冷たい母親の感じをキッチリ出されていました。

母親の愛を知らず、本当の愛は引き裂かれ

心にぽっかり開いた穴を埋めようと

女性遍歴を重ねても満たされなかったルイ14世

フランソワーズに出会うまでは・・・

一部は歌が多く、動きも少なく、眠くなるというご意見聞きますが

二部は本当に楽しい!

明るくカラフルだったり、ラ・ヴォワザンの黒魔術のシーンとか

見所満載!

黒魔術の群舞は、かっこいい!ところもあるし

艶かしい(エロス)な部分もあって盛りだくさん。

あれれ? 一部は納得できず、二部が感動、大盛り上がり!

って・・・「ナポレオン」と同じだ~。

でも フィナーレも素晴らしいし、

終わりよければ全てよし、ってことで

2回目は、とても楽しかったです!

仲良くして頂いているブロガーのコスモスさんも

適材適所」の配役がいい感じ、と書いておられました。

まさに。 そのとーーーーーーりっ!

まだフィナーレの感動書いてないし。

かつらとか衣裳の話もしたかった

太陽王語りで、ご飯3杯はいけちゃう (なんのこっちゃ?)

私の太陽王への思いや言葉は まだまだこんこんと湧きだして

その泉は枯れることを知らず!

しつこく to be continued・・・!

最後までよんで頂き ありがとうございました、お疲れ様です panda_pekori.gif