宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

期待と不安が交錯する、礼真琴主演「かもめ」

太陽王 絶賛公演中ですが・・・

太陽王語り、連日は暑苦しいので、ちょっとクールダウンしてます。

 

5月22日に初日を迎えた

バウホール公演「かもめ

 

今日、スカイステージで初日映像が流れました。

ナウオンステージも放送されました。

 

 

この「かもめ」という作品、

喜劇なのか悲劇なのか それが問題だ・・・

 

友人の友人の感想は「暗い!」・・・ってことでした (やっぱり・・・)

 

 

以前なにかで読んだのですが、戯曲「かもめ」は

日本でよく上演されている作品で

喜劇にも悲劇にもできるそうです。

 

演出家のさじ加減ひとつでどちらにでも描けるのかしら?

 

 

戯曲である「かもめ」は、

「かもめ 喜劇 四幕」となっています。

 

チェーホフは喜劇のつもりで書いたのですね??

 

最後に主人公が自殺する話のどこが喜劇なのか、

理解不能

 

と思ってたのですが、ナウオン観てたら、なんだか面白そうよ??

 

 

楽しくて大笑いするような作品ではないけれど

 

登場人物の心のすれ違い、会話のすれ違い

そういったおかしさ 滑稽さが笑えるのかな、という印象。

 

 

チェーホフは、芸術家の仕事は「問題の正しい提示」であって、

その「解決」ではない、と考えていました。

                (NHK Eテレ 100分de名著「かもめ」 より)

 

 

作品の解釈を 観客に委ねられている、って、

宿題をお持ち帰りみたいでビミョー!

 

その分、余韻が残り 

あの 明日海りお主演「春の雪」みたいに

後から後から じわ~っとくるのかしら?

 

中途半端なものを見せられた気にならないのか心配ですが・・・

 

歌、ダンスともに 若手ではダントツの実力者のまこっちゃん(礼真琴)の

チャレンジ作品

応援してます! 応援

 

 

演出の小柳先生曰く「バウは実験劇場ですからねっ」て。

 

それも分かるのですが、まこっちゃん

バウ初主演という 記念碑的作品には

彼女の魅力を思う存分発揮できる作品だったらよかったのに~

 

残念!

 

しかも、あんまり上がってないけど

観てこられた方のブログでは、主演のまこっちゃんの出番が

意外と少ないそうなんです。

 

えーーーーーっ?? 

 

 

「宝塚らしからぬ」ってことで、主演男優のウェイトが

通常より軽い、って事かな??

 

楽しめるかな・・・

 

 

この宝塚らしからぬ作品でチャレンジするという

貴重な経験を得られて感謝する出演者陣

 

きっと皆さん、膨大なセリフと格闘して苦労した分、

芝居に深みがでて

ステップアップされていることでしょう!

 

タイトルロールの? 「かもめ」の小道具が、とてもリアルに作られていて

触ると 鳥肌が立ちそう、鳥だけに・・・、とまこっちゃん

 

上手い! 座布団3枚! ・・・((((( ^-)_目

 

 

喜劇なのか、悲劇なのか、今週確かめに行ってきます。

 

またレポしますね♪

 

「かもめ」、短編なので ここで読めます 

 

  → かもめ 青空文庫