印象に残ったキャストたち
一部のキャストは、昨日からの続きです。
白澤 優二郎/竹久 夢二 和希 そら
ダンスに歌、芝居と大活躍のそらくん。
そらくんの魅力をあますところなく披露できた「夢千鳥」。
白澤監督も、竹久夢二も、どちらも気の強い妻(内縁の妻)に苛立っていて神経質で自己中な男を好演していました。
眼差しや所作に心の動きを投影して…巧かった。
彦乃にだけは、優しい笑顔を見せて、ひとときの癒しタイムでした。
お葉にも逃げられて呆然とする夢二。
観たことのないそらくんの苦渋の表情に、私の胸もキリキリとした痛みを感じました。
新しい扉を開けたそらくん。
今までにないお役に挑戦でしたが 高いハードルを超えて、たくさんの収穫を得たのではないかと思います。
赤羽 礼奈/他万喜 天彩 峰里
前作「アナスタシア」では、可愛い少女・アナスタシア役でしたが、今度は、夢二の年上の妻・他万喜と、人気女優の赤羽礼奈。
大人の女、でした。
特に出番の多い、他万喜は、しっかりものの奥さんで、はっきりとものを言いますから、夢二とのバトルも丁々発止で、そらくんと息ピッタリ…というか、迫力ありすぎてかたずを飲んで見守る感じでした。
ベビーフェイスな峰里ちゃんが、大人っぽく仕上げてきて、存在感抜群でした。
そらくんとのタンゴバトル、素晴らしかった~ 演出の栗田先生、ブラボーです!
笠井 定代 美風 舞良
この公演が宙組生として最後の公演。
彦乃の義理の母役。
自分の子じゃないけれど、思いやりのあるお義母さん。
宙組のお母さんでもあったあおいさんにぴったりのお役がラスト。
今までお疲れさまでした、花組で歌唱担当としてまたまたご活躍楽しみにしてます!
歌手 花音 舞
歌姫きゃのんさんはバーの歌手役で、場面転換に歌唱シーンあり、で栗田先生の場面転換がスムーズさが嬉しいです。
ほれ、あっちが…(ry
藤岡 正/久本 信夫 凛城 きら
バーのカウンターで苦悩する白澤監督に「じろちゃん(優二郎)」と呼ぶ軽妙さがいい感じ。イケオジ系。
竹久 菊蔵 星月 梨旺
夢二の父親。厳格で、男が絵を描くなど女々しい!という明治の親父を好演。
夢二役 秋音 光
青い鳥では、夢二を担当。
後は、映画の中の夢二役として登場。
紺野 陽平/恩地 孝四郎 留依 蒔世
2番手役として大活躍!
途中、ソロナンバーもあり聞かされますね。
バーで、りんきらとそらくんと3人の場面で出番も多くキラキラしてました♪
るいくんも、歌っても踊っても良しの職人みたいで、手堅く場面を締めてくれますね。
笠井 宗重 若翔 りつ
貫禄あります! 渋い!
彦乃を愛しているのがよくわかる。
旅先で寝込んでしまった彦乃を訪ねていき 夢二に言い募る所が好き。
おとら 愛海 ひかる
彦乃の同級生。男役から娘役に転向したとも思えないぐらい、すごく可愛い♪
プログラムの写真は、元トップ娘役・実咲凜音風。
名前はこわそうだけど、彦乃の恋を応援してます^^
お葉 水音 志保
夢二の第三の女。美人のひろこちゃんにぴったりのお役ですね~♪
彼女もまた、自己中な夢二に愛想をつかして出ていってしまうのですが。
西条 湊/東郷 青児 亜音 有星
映画俳優の西条湊役、かっこよくてスタァな感じ、出てました。
が、やはり 他万喜を横恋慕して 夢二先生を尊敬しながらもライバル視している東郷青児が良かったです!
着流しを来ても、洋服でもかっこいい!
ラインダンスでも見せ場をもらって…ちょっと注目の生徒さんになりました!
竹久 松香 有愛 きい
夢二が慕ってた、実の姉役。
父親にひどい仕打ちを受けても助けてくれる 優しい優しいお姉さん。
しずよ 朝木 陽彩
彦乃の友達、おとらとしずよ、彦乃は3人仲良しグループ感が可愛いです^^
彦乃 山吹 ひばり
歌うまで可憐な容姿は、将来のトップ娘役の呼び声も高いです。
105期、研3で、そらくん演じる竹久夢二の恋人役に大抜擢。
今までこんなにたくさんのセリフを言う役を経験したことがなかったから大変だったと思います。
大健闘でしたね。天晴です!!
他万喜さんより、濃厚な時間を夢二と過ごしていたので印象が強かったです。
お歌もお上手ですし、将来楽しみな娘役さん。
欲を言うと、芝居の発声が、普段の会話の声のようでした。
まだ研3ですので これから磨いて欲しいです。
竹久 不二彦 美星 帆那
子役。夢二と他万喜の間に生まれた男の子・不二彦、とっても可愛いです!
山吹ひばりちゃんと同期の105期。
風車を持って歌うソロ曲をもらっています、お上手でした!
これから注目してみます!
主演のおふたり、2番手・留依蒔世、3番手・亜音有星、
彦乃役の山吹ひばり、お葉の水音志保、不二彦の美星帆奈
キャスティングがピタリとハマって 大抜擢にも堂々と応える105期の娘役さん…
充実の宙組らしい 28人でも、適材適所でみんな生き生きと演じてて 舞台のエネルギーが素晴らしかったです!
ぜひともまた、続きをバウで上演して欲しいものです!