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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【月組】『Golden Dead Schiele』その他配役|ヒロインは103期・白河りりちゃん?

月組の別箱公演のその他の配役、待ってました!

 

主演のエゴン・シーレ役は、102期のあみちゃん(彩海せら)と決まっていました。

ヒロインはどなたかしら??と配役発表を楽しみにしていました…

 

 

 

20世紀初頭のオーストリア。少年時代に父と姉を亡くし、死の影を強く感じるようになったエゴンは、自分とは一体何なのかを見出そうと数多の自画像を描き続けていた。妹のゲルティを伴いウィーン美術アカデミーに入学したエゴンだったが、その過激な作風ゆえ、画壇や警察から睨まれるようになる。そんな彼の非凡な才能を認めたのは、当時のウィーンを代表する画家クリムトであった。クリムトからモデルのヴァリを紹介されたことで、エゴンの人生が大きく変わり始める…。

引用元:宝塚歌劇公式HP

モデルのヴァリ・ノイツェル役がヒロイン?

作品紹介の文章からすると、モデルのヴァリがヒロインのようですね。

 

ヴァリはエゴン・シーレの恋人でありミューズであった、と言われています。

演じるのは…

103期、白河りりちゃん、大抜擢ですね!

 

2019年『I AM FROM AUSTRIA』新人公演でヒロイン、あれからもう4年も経つんですね…

 

りりちゃんに2回目の新公ヒロインもないまま、月組は下級生抜擢に走るのかと思えば、

りりちゃん、バウ初ヒロインゲット!

 

おめでとうございます!

 

今後のご活躍が楽しみです!

女性関係華やかなエゴン、娘役キャストも多い

🏆ヴァリ・ノイツェル        白河りり 103期

 エディト・ハルムス        花妃舞音 106期

 アデーレ・ハルムス     菜々野あり 102期

 ゲルティ・シーレ      澪花えりさ 107期

 

最初に振り分けが出たときには、新公ヒロイン2回経験済の106期・花妃舞音ちゃんがバウヒロインに駒を進めるのかな、と思っていたのですが。

 

りりちゃんの声、歌唱、耳福で気持ちがいいので、抜擢は納得です!

 

まのんちゃん(花妃舞音)はエゴンの妻・エディト役でしたね。

 

エゴンは、お盛んな人だったので、アトリエの向かいに住んでいる姉妹、エディトとアデーレと仲良くなり、

妹のエディト結婚しましたが、アデーレとも関係を持っていたようです。

 

で、エディトと結婚しているにも関わらず、ヴァリに「年に1回妻ぬきで旅行に行く」という契約書を送ろうとしたとか…ゲスの極み!

当然断られています!(笑)

 

かっこいいエゴンに憧れて家を飛び出してきた少女、タチアナ・フォン・モッシグ  に彩姫みみちゃん(108期)→ ノイグレンバッハ事件

 

エゴンは4歳年下の妹・ゲルティとも仲良しで…肉体関係もあったとか…この件は舞台には載せないと思いますけど…

 

キャスト グループ分け♪

エゴン・シーレの家族と親戚

エゴン・シーレ  彩海せら 
マリア・シーレ  桃歌雪   エゴンの母
アドルフ・シーレ 大楠てら  エゴンの父
ゲルティ・シーレ 澪花えりさ エゴンの妹
レオポルド・ツィハツェック  エゴンの叔父で後見人

少年エゴン(回想シーン?)  静音ほたる
少女ゲルティ(回想シーン?) 八重ひめか

 

芸術家仲間

グスタフ・クリムト     夢奈瑠音
アルトゥール・レスラー   英かおと 美術批評家 
アントン・ペシュカ     瑠皇りあ
エーリヒ・レーデラー    真弘蓮
ドム・オーゼン       月乃だい亜
マックス・オッペンハイマー 七城雅

モア・ナイミュール     羽音みか オーゼンの恋人

 

ハルムス母娘

ハルムス夫人        梨花ますみ エディトの母

アデーレ・ハルムス     菜々野あり エディトの姉

エディト・ハルムス     花妃舞音  エゴンの妻

 

死の影と線描のダンサー

エゴンは、少年時代に父と姉を亡くし、死の影を強く感じるようになった、と作品解説にあります。

死の影に怯えるエゴン…

 

ロミオとジュリエット』でロミオが歌う「僕はこわい」の歌唱で、後ろに付き従う死の影、を思い出しました。

 

10月に星組で上演した竹田悠一郎演出の『My Last Joke』でも鳳真斗愛くんが演じた大鴉(おおがらす》は、死の影でした。

 

『My Last Joke』の主人公のエドガーも、実母も継母も次々に亡くし、死の影に怯えていました。

 

医療も今ほど進んでいなかった昔は、死が隣り合わせにあったのでしょう。

 

そんな、エゴンの心象風景をダンスで描いてみせるのが、彩音星凪くん。

 

かのんくん(彩音星凪)は、イメージや心象風景のダンス場面に抜擢が多いですね。

立ち姿も美しいし、かのんくんのしなやかなダンスを観るのが大好き!

『ダルレークの恋』で、水の青年、菜々野ありちゃんの水の少女とうっとりするようなダンスを踊っていました。

 

線描のダンサーは、7名 トートダンサー的に使われるのかも??

遥稀れお
和真あさ乃
涼宮蘭奈
天つ風朱李
華羽りみ
帆華なつ海
乃々れいあ

役者は揃った、ストーリーは?

今回演出の熊倉飛鳥先生のデビュー作は、2022年の『ベアタ・ベアトリクス』でした。

 

またしても、画家の生涯を描かれるのですね。

 

昨年の『ベアタ・ベアトリクス』のダンテ・ガブリエル・ロセッティを調べていて、

ドラマが描けそうな画家さんはいるか、と調べておられた可能性ありますね。

 

今作品は、昨年あたりから、ベースができていたのかな?と深読み。

 

人物伝を書く演出家が退団されましたので、その後を担っていかれるのかしら?

 

エゴン・シーレ、短い人生を自由奔放に駆け抜けた画家、と言う印象です

 

個性的な人物を、あみちゃんがどう演じるのか、熊倉先生は何を訴えたいのか、全く予想がつかないので楽しみです。

 

このエゴンと言うお役、あみちゃんにとってハードルの高いチャレンジ役かも?

乗り越えたら、男役として、新たな扉が開きそうな気がしてます、楽しみです!