宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【月組】月城かなと Photographie|写真集の撮影風景がステキ!撮影秘話も興味深い!!

本日、公式から『テラヤマキャバレー』にご出演の専科の凪七瑠海さんが体調不良により休演との知らせ…

 

カチャ(凪七瑠海)も、香取慎吾主演の『テラヤマキャバレー』に外部特出されていましたから、休演は悔しいでしょうね。

一日も早い回復をお祈りします。

 

さて。

忙しすぎて、最近追いきれていないスカイステージとその録画。

 

本日、ようやくれいこちゃん(月城かなと)の写真集のメイキング番組を観ました。

 

れいこちゃんと、撮影場所…眼福&情報満載で美味しい番組でした♪

月城かなとの写真集「Moonlit」は門司港で撮影、ワクワク!!

私事で恐縮なのですが、レトロ建築が大好きで神戸、東京、大阪、京都、横浜あたりの明治〜昭和初期に建てられた建築物を観るとワクワクが止まらないのです。

 

昨年、門司港レトロに行く計画があったのですが頓挫。

いつか行ってみたいと思っていたところ…

写真提供:nekko_nekon様 門司港駅

 

今回、クラシカルな雰囲気を湛える美女・月城かなとが門司港レトロで撮影とあって、テンションア〜〜〜〜ップ!!

 

もう食い入るように見つめてました。

 

コンセプトは旅人・れいこちゃん、門司港駅スタート!

門司港駅の雰囲気にぴったりなレトロなロングコート、革のスーツケース…

横顔に哀愁をにじませるれいこちゃん…似合いすぎて最高〜〜〜!! ^^

 

れいこちゃんの門司港旅を観たら、また旅情がかきたてられました!!

 

門司港駅の長いホームでの撮影、「もじこう」の文字に「るたお」(小樽駅の看板)に通じるレトロを感じました。^^

 

旅の起点は門司港、どんな旅が始まるのか、ワクワクしながら観ていると

 

寝台特急「月光」(九州鉄道記念館)で出発!の設定。

…さすが月組の月城かなと様、列車も「月光」なんですね。

 

駅の構内で本を読む姿も知性を感じさせる横顔がステキです。

 

サッポロビール九州工場醸造棟 廃墟撮影

普段では着ることがないような衣装(ちょっとダボッとしたパンツ)を着て。

サッポロビール九州工場醸造棟は、2000年に大分・日田市に移転したため廃墟になっています。

この荒涼とした雰囲気の建物の中にアンニュイな表情のれいこちゃん。

 

に…似合う…

 

れいこちゃんの好きなシーンなんですって。

 

夕日のさす屋上での撮影等、夕日や建物、風に助けてもらった撮影だったそうです。

 

久しぶりに広い空を見た、特別な空間だったようです。 

 

また、門司港駅へと戻って、旅の出発と終わりを1日目で終了してしまって…

 

旅の終わりの撮影は、列車が通る合間を縫って10分ぐらいで撮影したそう。

 

街歩きのれいこちゃん 三宜楼(さんきろう)

昭和6年(1931年)に建てられた料亭・三宜楼。

どこを撮っても絵になります。

 

和服にガウンを羽織り、ブーツに和傘(日傘)という出で立ちは、和洋折衷で門司港レトロに合ってました。 

 

外での撮影には、大きなちょうちょが飛び入りゲストで映っていて、外のロケってこういうサプライズがあるのが良いですね^^

 

浴衣にメガネ男子のれいこちゃん、爽やかな書生さん、と言った風情。

ノスタルジックなダンスホール 小倉ダンス

入った瞬間、こんな所まだあるんだ!! 不思議な異空間に迷い込んだような気分になるらしです。

 

ここの長い時間をかけて染み付いた空気感は、決してスタジオで出せない、とれいこちゃん。

 

暗さや赤い椅子、ダンスホールの床のツヤツヤした感じ…

独特な空間。

いつもと同じにはしたくない、男役ではあるけれど「いつもの男役の月城かなととは違うよ」というのを見せたかったそう。

 

黒いスーツにシャツ・ネクタイ、中折れ帽、只者じゃない男。

 

戦後の日本?が残る商店街 旦過(たんが)市場

今ここで撮れてよかった!と。

独特の雰囲気。 戦後の空気が残っているようなレトロ感がある市場。

アーケードの入口のTANGAという字を見て、あ!! 去年火事になった市場だ!!と思い出しました。

 

少し薄暗い通路、シャッター街になっていて、タイムスリップしたような気分になります。

 

男性スタイリストさんとコーディネーターさんがれいこちゃんの前をクロスで走ってくださって、楽しかった〜、スペシャルサンクスです!と。

 

残像の残る絵になっているようです。 (写真集観てません)

 

ここで場面転換、満月の映像が挟まれました。

 

2023年の夏の満月と言えば…8月2日の満月かな??

フォトグラファーのMARCOさんは、タンクトップ姿で撮影に臨まれていますし、スタッフは、暑いのに長袖を着て撮影するれいこちゃんにハンディファンで風を送っていました。

月組の『フリューゲル』『万華鏡百景色』の公演が

宝塚大劇場:2023年8月18日(金)〜9月24日(日)
東京宝塚劇場:2023年10月14日(土)〜11月19日(日)だから、その前に3泊で…

 

お稽古の合間を縫って行ったんですね。

 

レトロな車と雨

これまた、レトロな車が登場。

右ハンドルですけど、車種わからず orz

 

車の周辺のみ豪雨w

雨でびしょ濡れでもめちゃくちゃ楽しかった、とれいこちゃん。

 

逃走中だから??(悪い奴か??) とりあえずその辺にあった車に飛び乗った設定。

 

雨に濡れると、水も滴る良い男役…でセクスィーですね♪^^

 

レトロビルの中での撮影は柔らかい光に包まれて

逃走中??の彼(悪い奴)の寝起き。
爽やかなブルーのタートルネックセーター

柔らかい光が差し込む朝の風景。

 

ホーローカップで飲む朝の一杯のコーヒー…

雰囲気あるわ〜

廃線を行くれいこちゃんとスタッフさん 田野浦公共臨港鉄道廃線跡

線路を歩くのが大変そうでした、バラストごろごろしてますもんね。 

これこそロケだな!、と思ったそう^^

 

ロケに行く過程が楽しくて、遠足気分♪

 

ものすごい暑いのに、暖かい格好をして撮るのがロケだー!と実感したのだそうです。

 

スタンド・バイ・ミーみたい、と。

ほんとに!

 

乗ってた列車から下ろされた設定…って、やっぱり悪い奴か!!

 

九州鉄道記念館寝台列車「月光」

九州鉄道記念館の車両展示場には、九州で活躍した歴代の9車両が並んでいます。

その中の、出発の場面でも映っていた寝台列車「月光」の狭い廊下で撮影。

列車を使ってちょっと遠くへ逃げるww設定。

 

コンパートメントがあるので廊下が狭くなってるんですね。

 

最後はステキなパーティ会場にて

ステキな洋館レストラン(門司港駅2階・マリーゴールド門司港迎賓館)で撮影したお写真は、モノクロの写真になる予定。 

モノトーンで陰影がシャープな感じを生み出すのでしょうか?

かっこよさが出てるそうです。

 

幸せな気持ちで撮影を終われた、と満足そう^^

 

れいこちゃんお気に入りの1枚は…

潜伏(やっぱり…w)の場面、ビール工場廃墟。

こんな自分もいるんだ、という発見。

新しい自分を見せなきゃ見せなきゃと思って生きているけれど、

こんなのもまだ挑戦できるのか!と、自信をつけてもらえ、嬉しかった…と。

 

まだまだポテンシャルを秘めているれいこちゃん、退団が惜しまれますが、最後に

幸せな気持ちになれた撮影現場、新しい挑戦を出来た写真集「Moonlit」を出せて良かったですね!

 

フォトグラファー・MARCOさんについて

柔らかく撮っているのにこんなにステキになるんだ、という感動があって。

MARCOさんの写真の中に自分がいる意味を見出していた。

写真を撮りながらMARCOさんとお話しているようなそんな撮影だった。

(球筋の)変わったボールを投げなきゃ、じゃなく、

MARCOさんがそう思うんだったらこんなのはどうですか?と対話しながら作っていたみたいです。

 

前向きに撮影できたのが嬉しかった、と手応えも感じられて良かった。

 

以前出した「ファーストフォトブック」とは違う、ひとつのコンセプトに添って撮影されたストーリーのある写真集。

 

良いものができましたね!

 

写真集「Moonlit」3600円は、キャトルレーヴにて只今品切れ中です。(未来永劫品切れ?…orz)

増刷ある?