宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【専科】大満足!宝塚の王道レビューに酔う|パッションダムール1幕

専科 凪七瑠海 初コンサート PASSION D'AMOUR 2020年10月15日11時公演を観てきました

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スカイステージのニュースで初日映像を観て、ナウオンステージを観て、期待高まっておりましたが、期待以上の満足感でした!!

ホント、見どころだらけ。

 

今年に入って、雪組花組が一本物で、月組は和物のショーでしたから 洋物のショーは星組の「Ray」以来。

長~い公演中止期間もあって、ショーが観たい!!ていう欲求が高まっていました。

 

先月、だいもんのコンサート「NOW! ZOOM ME!!」ね、皆さん喜んでらっしゃるからいいんですけど。私もだいもん(望海風斗)のお歌をコンサートで聴けて満足でしたけど… 

せっかくの! せっかくのだいもんのコンサートなのに…パロディ長すぎ!! 

芝居を観たいのではなく、もっとだいもんの歌を聴きたかったんです。

宝塚の名曲を歌って欲しかった!古い歌謡曲より、ミュージカルナンバーをだいもんの歌声で聴きたい!という強い思いがあったので 良かった、と思う反面、不満もありました。

 

今日、久しぶりに 宝塚王道のレビューを観て うっとり!! こんなのが観たかった!!と思いましたし、

心の底から 宝塚ファンで良かった~と思えた公演でした。

耳慣れた昭和のメロディーなんですが 歌謡曲と違う 「宝塚らしさ」にあふれていて

古くからのヅカファンは、公演当時のことを思い出したり、心の中で一緒に歌ったり、懐かしさでキュンとするでしょうし 新規のファンでもめくるめく舞台を楽しめると思いました。

 

構成が良かった♪

スポーツ紙にもかちゃ(凪七瑠海)が「8变化します」と言った、と書いてましたが、今日のご挨拶でも8变化しました、とかちゃが言うように、8つの場面があり、その場面と場面を ナウオンステージでも言っていたように、歌唱やダンスでつないでいるんです。

場と場をつなぐ「間奏」の部分に、普段、大劇場でソロをもらえないような下級生にも、ソロの歌唱場面やダンス場面が あって、こじんまりとしたバウホールで顔が見えるのが良かったです!

 

バウホールのコンサートでは、下級生にスポットライトを当てて、覚えてもらうことも狙いの一つですから、納得の構成ですね。

 

帰りに、大劇場の入り口の近くに岡田敬二先生がいらしたので、「良かったです、大満足です」とお伝えしたかったのですが、すでに 三人のお姉様方がお話をされていたので、心の中でお礼を申し上げました。

 

忘れるともったいないので 内容書き留めてます。

ネタバレ嫌な方は ブラウザバックお願いします。

 

 

 

 

 

PASSION D'AMOUR パッションダムール 幕開けから素敵♪

真っ暗なステージの中央に スポットライト。

ポージングを決めた板付のカチャが浮かび上がります、この演出が素敵~♪

 

演出の岡田敬二先生の仲良しの?吉崎憲治先生が書かれた テーマ曲パッションダムールの曲でまずはプロローグ総踊り。

赤と黒の衣装、と言えば、はい、スパニッシュです♪

ホールの壁にも真っ赤な照明が当たって パッションを表す赤色の世界。

ダンスが幕開きにふさわしい華やかさで惹きつけてくれました。

 

アディオス・パンパミーア

始まりに 壮海はるまくん(103期)と愛陽みち(104期)のお二人の場面。可愛い♪

こんな下級生にまで見せ場があるなんて、素晴らしい!

お二人には、貴重な経験になりましたね、嬉しかったでしょうね^^

 

ガウチョの場面(Adios Pampa Mia=さらば、草原)、衣装も素敵ですし ダンスも…

ストーリー性があって、雪組生がそれぞれに男女のペアになって踊るのもいいですね。

この公演は ペアのダンスが多くて 宝塚らしいです。

 

間奏 Romana

歌上手下級生 有栖妃華ちゃん(102期)と莉奈くるみちゃん(103期)が二人でふわふわのお衣装で、羽根扇を持って歌う場面。

ふたりともお上手です、和物の雪組と言われてきましたが 今や、歌唱の雪組でもあります。

そんな雪組の期待の下級生ですね。

 

妖精の森 

…ってすごいタイトルだわ^^

貴公子かちゃとりさちゃん(星南のぞみ)を中心に娘役さんがパステルカラーのドレスで貴公子と踊るというね、夢のような場面です、これぞ宝塚!!

 

間奏 You and the night and the music

天月翼、叶ゆうり、汐聖風美の3人がカンカン帽で「アメリカの空気感を出す」とナウオンで言っていたところ。

スタイリッシュな場面です♪

 

愛の誘惑

パラダイスの歌手にあがちん(縣千)。赤い唇で中性的な、異形の存在。禁断の木の実を持って…あがたのソロ!!

だいぶうまくなりましたね。

つい、いろんな人に言ってしまうんですが…声。発声変えたらもっとよく聞こえると思います、ちょっと惜しい。

 

あがたが持っていた禁断の木の実を、次の場面でかちゃが持っていて・Bad Power!

男役だったら 絶対やりたい、あの振り! あの場面!! 

ジゴロのかちゃと男役さんたちのかっこいいこと!! ここ、大好物!! ノリノリで身体が動きそうになる!!

 

ジゴロの場面は 電話の呼び出し音で始まります。

かちゃは、ピンクのタイトロングドレスの娘役さんたちと次々に絡むけれど ラストでキラキラ衣装の彩みちるちゃんとの絡み♪

ここで 1人紫の衣装の希良々うみちゃんがパワフルな歌唱で聞かせてくれます。

この前、「炎のボレロ」の時のMusic RevolutionIIIで 激しいダンスを披露してくれた希良々うみちゃんが、今度は歌唱でパンチのある歌声で魅了♪ 楽しみな生徒さんですね♥

 

間奏 Smile

叶ゆうりくんが水色の衣装でSmile、これも良かった!!染みました!

All by myself

ナウオンステージで、かちゃが歌詞を考えたらこみ上げてくるものがある、と言っていた All by myself。

わかる~~

今のかちゃの心情とリンクしているのかな、という歌詞で 私もウルッと来ました。

なんだか 退団公演の歌詞のような… 

 

1幕ラストがすごくいい!と縣千くんが言ってたとおり、クライマックスで幕。

 

はぁ~~よかった~ふぅ~と思わず声に出してしまって。

幕間、友人の席に駆け寄って開口一番、よかったね~!!と言い合いました。

 

通える作品。本当に素敵~~~f:id:kokoro-aozora:20201015225136g:plain

 

2幕はまた明日。