宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【専科】『銀ちゃんの恋』リターンズ!水美舞斗の魅力全開!|マイスターの教えリターンズ

新たに始まったスカイステージの番組、「マイスターの教え リターンズ」。

栄え有る一人目に我らがマイティ、水美舞斗。

 

マイスターの夏美ようさんを「おとうさん」と呼ぶマイティとはっちさん(夏美よう)の店舗のいいトーク、楽しかったです!

 

マイティの代表作、花組公演『銀ちゃんの恋』についてお話されました。

 

専科にようこそ、とはっちさん。

専科に異動後、初めてのご出演でした。

ハチャメチャ後、じわ〜な『銀ちゃんの恋』

初めて『銀ちゃんの恋』を観たのは、スカイステージで放送していた宙組大空祐飛主演の『銀ちゃんの恋』でした。

 

蒲田行進曲』の映画は観たことがあり、知っていましたが、コッテコテの銀ちゃんは映画より熱く、どぎつく、これが宝塚??と驚きました。

 

熱演に引き込まれ、最後は熱いものが込み上げてくる名作。

 

マイティが『銀ちゃんの恋』を主演すると知った時、どんな倉丘銀四郎を見せてくれるのか、楽しみで仕方なかったです♪

 

わがままで横暴なくせに、気が小さくて…、でも憎めない銀ちゃん。

 

演じるに当たり、スターに見えなければだめ。

すばらしかったから再演されるのであって、

ファンの方の色褪せない思い出を絶対壊してはいけない、と重責を感じての主演だったようです。

 

 

ぶっ飛んでる銀ちゃんなので、演出の石田先生からは 行き過ぎたら止めるから、思う存分暴れてみたら良いと言ってもらったそうです。

 

のびのびと演じて、お役を楽しんだマイティ。

 

自分自身、楽しんでいるのはすごく伝わってきました。

銀ちゃんを演じるにはエネルギーが必要だったと思いますが、マイティの全力投球でものすごい熱量を感じることが出来ました。

 

専科から悠真倫さんが特出されていて、

「みなみはどうしたいんだ? 主演としてどうもっていきたいのか」と聞かれて…。

やっぱり専科さん、ありがたかったぁ… 

 

(あ、自分も専科に)なっちゃった〜!

と笑うマイティが可愛い♪

 

お役に向きあうマイティの姿勢

ハチャメチャですごいエネルギーの銀ちゃんを演じることですごく刺激を受けたそうです。

 

子分のヤス(演:飛龍つかさ)、恋人の小夏(演:星空美咲)と濃く熱く絡むので、3人で時間をかけて話し合いをしたそうです。

 


互いにどう思って演じるのか、まず3人で土壌を作ってから芝居を組み立てていく感じかな?

 

自分の殻を破って役として生きる芝居力

普段男役としてしないような表情や仕草をするのも全力で楽しんでいた、と。

 

演じるにはエネルギーが必要なお役でしたから、楽しんで演じた方が説得力が出ますね〜♪

 

それでも、昭和の銀幕のスター、孤高のスター 倉丘銀四郎は難しかった…とマイティ。

でも、かけ離れた役をすると 快感になってくる??

 

稽古場で身体の中にどん、とお役ができるのだそう。

(降ってくる時もあり)

 

 

2幕 ヤスの見せ場の連続 

ヤスのアパートの場面は長丁場の銀ちゃん、ヤス、小夏の場面。

 

何度も自分たちでお稽古したそうです。

ヤスは人間力が素晴らしい人、状況をわかっていない小夏、3人が思いを共有できるように、お稽古というより3人でひたすら話していたそうです。

 

立ち稽古ではなく、設定を詰めるのも必要なのだな、と改めて納得です。

 

音楽学校時代習った、

人と芝居するときは相手に身体を向けて芝居をする、と教わったのでそうしてたら

「(相手を)観なくていいから」と言われたw

 

銀ちゃんはいちいち相手見ないでよくて、みんなが語りかけてくるのを聞いてればいい^^

 

他のメンバーも舞台のマナー、周りの居方を学んだのが勉強になったようです。

 

ヤス役の飛龍つかさくん

 

つかさくんとは、もともと信頼があったので つかさがヤスをやると聞いてて大丈夫だなと思ったそうです。

 

振り分け出た時に、つかさくんの名前を見つけて、絶対ヤスだ!と多くのファンが思ったはずです。

 

気持ちができてくるほど 苦しくなってきて、でも、そこで泣いちゃダメ、泣かないほうが、観る人が感情移入できて、その後の芝居で感動にもっていける。

 

そんなことも話し合いながらのお稽古だったようです。

 

そして、サプライズ!

飛龍つかさくんからのお手紙、差出人はヤスでした。

 

一問一答コーナー(銀ちゃん編は割愛)

Q:芝居でもっとも大切にしていること

A:心

 

Q:共演者に望むこと

A:同じ空気を吸っていたい、思いを共有したい

 

Q:男役の醍醐味

そだいごみ??

 

Q:宝塚歌劇とは

A:夢

 

幸せは、「この役は一生忘れられない」っていうお役に出会えることとはっちさん。

 

専科に行ったマイティがはっちさんに質問

専科は…

お芝居をするにあたり自分自身を貫いていける

いろんな組に出ると 刺激もらったりするので得るものすごくある。

 

硬く考えず 自分を信じて その役をやる自分に嘘をつかない。

自分自身愚直なぐらいに。

 

組が違っても舞台は一緒。

 

はっちさんのお言葉、心強くマイティの胸に響いたのではないでしょうか♪

 

不安だけじゃなく、新しい専科、という立場にワクワクもしているというマイティ。

時間があるので自分探しの旅に出ようかな?ですって!!

 

どういう風になっていきたい?とはっちさんに聞かれ…

 

枠にとらわれず 限界・ゴールをきめず 舞台人として人として刺激受けて成長させていきたい。

 

素晴らしい! 組子(花男とか)ではなく、一舞台人としての自覚を持っていて、すでに視野が広がっているようですね!!

 

ダイナマイティ!

マイティまだ研1の時、『虞美人』のとき、はっちさん花組組長でした。

 

舞台でエネルギッシュな子がいるな、と思っていてダイナマイティ、て呼んでいた、とはっちさん。

ダイナミック、力かげんわからないで暴発することも ^^;

 

おとうさん(はっちさん)が心配してるのは…

専科に行っても 心意気、そのエネルギーをなくさないで欲しいと仰ってました。

 

パワーあふれるマイティのパフォーマンス。

ご活躍の場は、むしろ広がったかも。

 

星組公演『ミー・アンド・マイガール』で水美舞斗✕星組のコラボが見れますね。

 

マイティのパワーと星組パワーの化学変化、とっても楽しそうなので、今から楽しみにしています、