宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】《閲覧注意!》めぐり会いは再びnext generation感想、ネタバレあります…

「めぐり会いは再び」は初演から、大好きな作品です。

併演は、大好きなショー、「ノバ・ボサ・ノバ」(藤井大介演出)。

 

2011年の星組は、宝塚、東京、博多座中日劇場、と

「ノバ・ボサ・ノバ」「めぐり会いは再び」を引っ提げて、4箇所で公演したんですよね~♪ 

 

2012年の「めぐり会いは再び 2nd ~Star Bride~」は台湾公演に持っていく「宝塚ジャポニズム」の3本立て中のお芝居だったため、ライトな作品でしたね。

尺が短いので、あまり描き込みもできない分、小柳先生お得意のかるいラブコメで成功しました^^

 

初演が一番印象的で好きですが、2ndは、ルーチェのこっちゃんがとてもかわいかったのと、新公で、ふうちゃん(妃海風)と同期コンビだったのが印象的でした。

なんせ 我が人生初の新人公演観劇でしたから。

さて、こっちゃん(礼真琴)がトップに就任してからというもの、こっちゃんに似合う作品が「ロックオペラモーツァルト」と「ロミオとジュリエット」ぐらいで、今ひとつしっくりとくる作品に当たってないように思うんです。

 

ですから、「めぐり会いは再び」に再びめぐり会えて、とても嬉しかったです!!

 

コメット一座のテーマソングが流れただけで、パブロフの犬状態、胸がキュン~としてしまいます。

10年を経て、ルーチェがどう成長しているのかも気になるところでしたが、ストーリーもミステリー??と幕があがるのを楽しみにしていました。

 

謎があるからこそ、面白いので、ここから先、ネタバレしてますので、閲覧は自己責任でお願いします。

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幕開き…回想シーン

ユリウスのみっきー(天寿光希)と

美しく気品あふれる伯爵夫人(ルーチェのお母さん)に華雪りらちゃん。

今公演で退団が惜しまれますが、このシーン、すごくいい!!よかったね♪

亡くなる前に、ルーチェを呼んだのに、その手を握らなかったのに拗ねてたルーチェ…

 

ここ、若手使われてます!! 

医師 颯香凛(101)、オルゴン伯爵 夕日真輝(101)、

シルヴィア 綾音美蘭(104)、マリオ 御剣海(104)

アルビレオ 鳳花るりな(105)、ルーチェ 和波煌〈107)

 

そうそう、その調子♪

 

プロローグが明るく、華やか、こうでなくっちゃ!

なにこれ、すごい!!

テクノポップ?? フレンチミュージカル??

華やかな電飾、にぎやかな音楽、踊りだしそうなポップな音楽で、人物紹介^^

幕開きから、期待十分!!

 

サーカスの野外テント風の幕前で、みきちぐ(美稀千種組長)がざっくりと経緯を説明。

「ボク、研5なんでわかりませ~ん」って言ってたのは碧音斗亜くんね?^^

探偵事務所

レグルス(瀬央ゆりあ)の探偵事務所に入り浸るのは、みんな大学時代の仲間らしい。

エルモクラート(前作登場の劇作家 演:真風涼帆)の弟子なの? 劇作家セシル(天華えま)と、オーディション落ちてばかりの女優・ティア(有沙瞳)、発明家のアニス(水乃ゆり)の発明した機械がなかなか優秀!

最後に大活躍してくれる機械です。

水乃ちゃんのヘアスタイルが「再会」で夢咲ねねちゃんが演じてた図書館司書のサンドリーヌのヘアスタイルみたいに、三つ編みにワイヤー入ってるのか、ピンピン立ってて可愛かったです^^

 

で、我らが礼真琴さまは…えっ?どこ?

ソファーで毛布被って狸寝入り。

この探偵事務所の面々のお芝居が自然で楽しくてすごくいい!!

レグルスたちの私生活を覗いているような気になる楽しい場面^^

 

こっちゃんルーチェは、ダメダメなところが可愛いというか微笑ましいというか、

こんなこっちゃんを観たかった、ず~~~~っと待ってたのよ!

 

ワタクシ、実は「GOD OF STARS」のリー・ロンロンも好きだったんですよ。

あれ、萎える~とか言うご意見をネットで見たことあるんですけど、ワタシ的にはちょいヘタレ感がかわいくて。

それなのに、ひとたび歌い始めると、おぉ~~~~!!というギャップ萌え、ね。

好きですわ♪

 

そんなところへ、アージュマンド(瑠璃花夏)ちゃんが一角獣の聖杯探しを依頼にくるんですけど。

実はアージュマンドは…え?そういう人だったの?です。

重要な任務なのです、物語全体にかかわる。

 

元役者は、オケピットから現れるのが定番

前回のめぐあいでも、元役者の麻央侑希と十碧れいや?(忘れましたw)がオケピットから登場してました。

 

今回も、天飛華音、奏碧タケル、大希颯の3人が銀橋渡って本舞台へ。

105期大希颯くん、美味しいお役、こうやって名前と顔を覚えてもらうので、下級生をちゃんと使ってくださる小柳先生に感謝!

髪の一部を赤、青、黄色に染めてます。

王宮前広場で花婿候補選び

「私、結婚させられそうなの…」ってアンジェリークが訴えているのに、本心を言えないヘタレなルーチェ。怒らせてしまう…

 

そして!お婿さん選びで出会って気まずい。

 

花婿候補が役名の付いてない若手も大勢登場してとっても賑やか。

いろんな種目がある中、「ダンス」

はいはい!!得意です!とやる気まんまんなルーチェくん。

優勝~♪

宰相オンブルの狙いは息子をプリンセスの花婿に…

…ってどこかで聞いたことのあるようなネタw

父(綺城ひか理)の思惑をよそに、息子・ロナン(極美慎)はジュディス(小桜ほのか)が好きだったのです…

 

⚠大事なこと語ります、知りたくない人 回れ右

 

 

 

花婿選びにアンジェリークも参加してますが、実は、アンジェリークこそ、皇位継承権を持つ本当のプリンセス。

コーラス王が安全のためにローウェル伯爵のもとに預けてたんです。

だから、人物相関図にも父、娘の記載がなかったのですね。

ただ紫の実線で結ばれているのみ。

 

その皇位継承者の証となるのが一角獣の聖杯。

天皇家三種の神器のようなもの。

 

それを探して欲しい、と依頼に探偵事務所に行ったアージュマンドは、実はローウェル伯爵家の侍女でした。

あらびっくり。

剣の心得もあり、短剣ですが、抜いて戦う場面も♪

目立つお役ですね!

 

剣を抜くといえば、ラストの決戦

長剣での戦いは見どころです^^

 

宰相オンブルが悪巧みを話しているのを、発明家の水乃ゆりちゃん演じるアニスが作った機械が音声を録音していて 悪事がバレてしまうのでした…^^

 

で、聖杯の入った箱を開けると…聖杯が

 

無いっ!!

 

というわちゃわちゃ楽しく終わりました。

やっぱりハッピーミュージカルっていいな~^^

 

 

笑顔って、人を幸せにする力がありますね

今公演、星組のみんなが楽しそうで、こちらもいっぱい元気もらえました。

 

こっちゃんがトップになってからの上演&上演予定作品は

  1. ロックオペラモーツァルト
  2. 眩耀の谷 悪くは無いけど微妙
  3. エル・アルコン
  4. ロミオとジュリエット
  5. VERDAD!!
  6. 柳生忍法帖  微妙
  7. 王家に捧ぐ歌 微妙
  8. めぐり会いは再び next generation
  9. モンテ・クリスト伯
  10. 斜陽の国のルスダン

斜陽の国のルスダンがどう描かれるのかわかりませんが、生田先生なので大船に乗った気持ちです。

 

私が、礼真琴の持ち味に合っていると思う作品を赤、似合ってないと思う作品を青で色分けしてみました。

半々ぐらいかな?

あ、これは ワタクシ個人の好みですので、そこのところお間違いなく。

 

ちなみに、いつも大満足の花組は…

  1. DANCE OLYMPIA
  2. はいからさんが通る
  3. NICE WORK IF YOU CAN GET IT
  4. アウグストゥス
  5. 哀愁のコルドバ
  6. 元禄バロックロック
  7. TOP HAT
  8. 巡礼の年

アウグストゥス以外、全部いい!! れいちゃん(柚香光)にぴったり!

 

とにかく次回の「モンテ・クリスト伯」観る前から語るなと言われそうですが、観る前から萎え気味w

宙組公演、凰稀かなめちゃんでも今ひとつだったのに こっちゃんだともっと似合わなさそう。

それを実力で覆すのが礼真琴ですけど。

そもそもあの髭面が似合う生徒さんって轟さんぐらいかなぁ?

おやめになられましたが。

 

たくさんいい作品があるのに、なぜよりによってこっちゃんに似合わない演目をわざわざ当てるのか、謎。