バウ公演初主演は、100期の聖乃あすかに先を越された99期のホッティー(帆純まひろ)でしたが、ついに!バウ初主演来ましたね!!
おめでとうございます!
そして一之瀬航季くんも!
99期には、長身でビジュアル良し、歌もダンスもお上手だった亜蓮冬馬くんが強力なライバルとして存在していましたが、「MESSAIAH」で休演、外箱も休演で「CASANOVA」集合日付で退団されました…
もし、在団していたら、路線としてご活躍されてたと思います、もったいない。
100期のあすかちゃんとはなこちゃん(一之瀬航季)がグイグイ来てるので、ホッティーどうなるの??って気になってました。
昨年の「銀ちゃんの恋」でも「TOP HAT」でも、芝居心を見せて頑張ってたので、頑張りが認められたようで、よかった~♪
1️⃣ 全国ツアー公演 「フィレンツェに燃える」演出:大野拓史
なんと、初演が1975年!!
柴田侑宏先生作。
当時、柴田先生は、ドストエフスキーの「白痴」のような作品を書きたいと思ってらしたとか。
「白痴」には、魔性の女、ヒロイン・ナスターシャに3人の男性が求婚します。
一人の女性をめぐる3人の男性。
ムイシュキン、ロゴージン、ガーニャ。
初演では、アントニオ、レオナルド、オテロとして描かれたようです。
裏の別箱で、ホッティーが主演なので、バウホール公演の2番手役はあすかちゃんでしょう。
国家統一運動が起こり始めた1850年頃のイタリア、フィレンツェ。侯爵家の長男で、聡明で高潔な貴公子アントニオは、酒場の歌姫から貴族の未亡人となったパメラと出会い、その想いの深い瞳に魅入られ恋に落ちる。アントニオとは対照的に奔放な性格の侯爵家の次男レオナルドは、パメラが兄を破滅に導く悪女であると考え、二人を引き離す為に偽りの恋を仕掛けるのだが…。
1975年に雪組で上演され絶賛を博した『フィレンツェに燃える』。愛の二面性をテーマに描かれた哀感溢れるミュージカル作品の初の再演に、柚香光を中心とした花組が挑みます。宝塚歌劇公式HPより引用
全国ツアー公演の「フィレンツェに燃える」では…
アントニオ(兄)、レオナルド(弟)、初演で登場してたらしいオテロは、
順に、水美舞斗、柚香光、永久輝せあ…なんでしょうか?
ファムファタル…っていう存在が好きではないのですが、男性を翻弄して、裏切ったりしてもなお愛される存在、みたいな女性像、柴田先生お好きですよねー 棒読み
星風まどかちゃん演じるファムファタル=パメラが、自分を愛してくれる男性を手玉に取って楽しんで、平気で純愛を裏切って…orz
でも最後に報いが…あら、「マノン」に似てますね。
自分がしたこと、言ったこと、いいことも悪いこともすべてブーメランだから。
まぁ、その辺をドラマチックに描いてキュンキュンさせてナンボが宝塚。
「フィレンツェに燃える」は、半世紀ちかく前の作品、今回の演出は、大野拓史先生。
大野先生の作品では、壮一帆退団公演「一夢庵風流記 前田慶次」(2014年)が最高に好きです♪
「阿弖流爲」(2017年)も感動的。
スカイステージで観ただけですが「パパ・アイラブユー」(2019年)が笑えて、じわっとくるいい作品でした。
「フィレンツェに燃える」も素敵に演出、よろしくお願いします。
2️⃣ バウホール公演 「殉情」演出:竹田悠一郎
監修・脚本/石田 昌也
潤色・演出/竹田 悠一郎
潤色、ということは、少し演出が変わるのかしら?
楽しみです!
竹田先生は、あすかちゃん主演の「PRINCE OF ROSES」で演出家デビューされて、これが2作目。
再演ものですが、「潤色」なので、腕の見せ所ですね~^^
原作が「春琴抄」というしっかりとした名作なので、なんの迷いもなく、ガンガン行けそう。
主演が帆純まひろ、って、ぴったりなお役ですね~♪
以前、主演を務めた早霧せいな様に面差しが似ている、と言われたホッティーだから、この作品が回ってきたのかしら?^^
気になるのは、ヒロイン。
前回の竹田先生の作品のバウヒロインは、星空美咲ちゃん(105期)でした。
美咲ちゃんは、その後、立て続けに東上公演ヒロインを演じているのでもうバウはないから…
基本的に、新公ヒロインを務めたことがある娘役でないと、バウヒロインには抜擢されないので…
新公ヒロイン経験済みといえば、都姫ここちゃんか美羽愛ちゃんでしょうか?
このお二人と同期で「冬霞の巴里」で好演した愛蘭みこちゃんはどうかしら?
まず、「巡礼の年」新公でヒロインに抜擢しておけば、「殉情」でバウ初ヒロイン可能ですよね^^
ホッティーに合う娘役さんはどなたかしら?
今後の人事とも絡んで来るので、「殉情」のヒロインがどなたか、配役発表が楽しみです。
振り分けが出た時点で、うっすらとわかるかも知れませんね^^
歌唱力で支えてくれていた99期の若草萌香ちゃん、歌、ダンス、お芝居とマルチに活躍してくれた100期の音くり寿ちゃんが抜けた花組娘役。
下級生も着々と育成が進んでいるようです。