宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【ハイロー THE戦国】メイキング番組の水美舞斗・瀬央ゆりあがいい仕事してます♪

『テラヤマキャバレー』に外部出演中の専科の凪七瑠海さん2月23日から復帰のニュース。

よかったです!!

 

さてさて、専科のマイティ(水美舞斗)とせおっち(瀬央ゆりあ)が外部出演中の舞台『ハイローTHE 戦国』のメイキング番組を観ました。

 

じっくり1時間番組で見応えありました^^

せっかくなので内容を書き留めておきたいと思います。

昨年10月31日、『ハイローTHE 戦国』上演を発表。

 

出演者の中に我らが宝塚歌劇団、水美舞斗&瀬央ゆりあの名前を見て驚きました〜!

 

お二人が宝塚でのお仕事の最終日は、

瀬央ゆりあ 2023年10月27日

公開記念初日ご挨拶イベント タカラヅカ・レビュー・シネマ『1789』

水美舞斗 〜2023年11月2日

『ME AND MY GIRL』(博多座

 

その約1ヶ月後の12月4日 10時 顔合わせと本読みがありました。

 

緊張の面持ちのマイティ、せおっち

集合日は緊張するけれど、いつもとはまた違った緊張感。

顔合わせ(自己紹介)でつい、「宝塚花組の…」と口にして言い直すマイティ^^

15年も花組にいたんですものね…笑いに包まれる温かい稽古場。

セーフ…

 

企画・プロチュースのEXILE HIROさんからご挨拶がありました。
ハイロー初の舞台で、戦国と言う時代を演じるのは、挑戦のようでした。
「宝塚の皆さんとご一緒できるのが光栄」、とまで言ってくださって…

恐縮で〜す!!


脚本の平沼紀久さんは、皆さんすべてが光る場面がある、と皆さんのモチベーションをあげてくださいました。

 

その後、マイティ、せおっちは、主演の片寄さんやRIKUさんとご挨拶。
 

顔合わせが終わり、本読みが始まります。

座ったままの本読みですが、耳で聞いているだけだと立ち稽古かと思うほどの迫力のセリフ回し、表情作り…

こういう映像を見るのは初めてで圧倒されました!!

興味深かったです!

 

役者さんってすごい!!

 

水美舞斗について

宝塚歌劇団 花組って言っちゃった…テヘペロなマイティ、可愛い〜^^

LDHの方が並ばれて、共演者がいらっしゃる…緊張が高まりドキドキでしかなくて。 

人見知りがネックだった…

 

お稽古を振り返る

苦労した点は 男性の中で演じるので、「男役」を演じていては男に見えないから自分の持っている感情を掘り出して 軌道修正していく作業をしたそう。

枠組みから入るのではなく根底にある「湧水としての感情」を出していくためのお稽古。

強がりの部分、弱さの部分、2面性のある湧水。

この方向で進んでいか悩んでいる自分を湧水に投影するほうがいいのか、正解を見出さないで、抱え込んで生きていけば行くほど生き様が見えたら、と。

 

かっこいいって思ってもらえるポイントが欲しい、とずっと思っていたが
湧水に見つけられない、儚い役で。

一番むずかしいのは、絶対に女性に見えてはいけないこと。

 

湧水は弱い部分を一番わかっている、それを認められる強さがある。

男である弦流に慕われている、という部分が難しい。

女性に見えてしまうと話が成立しなくなるので、

その点は、神経を研ぎ澄まして気をつけておられたようです。

 

レコーディングルームで

緊張しつつも嬉しそうなマイティ。 

こんなことをさせていただくなんて思っていなくて…とどう楽曲と絡むのか、アレンジが付いたらどうなるのか、できあがり楽しみ!とニコニコ。

片寄涼太さん、RIKUさんとマイティの3人で歌う曲のマイティパートのレコーディング風景が映りました。

ミキシングルームから、瞬時に的確なアドバイスをくださるのでやりやすかった…とご満悦のマイティ、

 
プロの作業ですね、と。

 

TCAとは全然違うであろう、本格的なレコーディングを経験してプロの歌手気分??

なかなかできない経験をさせてもらったマイティのわくわくが画面から溢れていました。

 

瀬央ゆりあについて

LDHの稽古)部屋に入った途端、宝塚歌劇団の集合日とは違った空気感に圧倒され、
飲まれ、緊張しきっていました、と語っています。


宝塚では、組子が80人と、スタッフの方、ですが

ハイローは周りの人数の方が多い事に驚いた、すごかった…

 

コミュニケーションお化けと言われているが人見知りなんです。

 

レコーディングルームで

マイティと違って、せおっちはハモリ。 自分の声とハモるのだそう。 

不思議な感覚…完成したら、これがどうなるんだろう??

せおっちも、わくわくのレコーディング、宝塚では出来ない経験でした。

 

男性とお芝居するということ

せおっちのお役・吏希丸は、領主・劔 黄伊右衛門や須和国のメンバーと絡むグループ芝居が多く、男性に見えるように気をつかったのではないでしょうか。

個人的なお芝居のクセ、宝塚の男役はこうあるべきというのを捨てないと邪魔になってしまう。 

宝塚は娘役がいて成立し、世界感をつくるというエンターテイメントの形ですが

持っていたものを捨てて挑まないと 新しいものを受けれられない、と、

リアル男性と芝居する上で1回壊さないと前に進めないと語っていました。

 

15年間染み付いたものが消せなくて苦しんだそうです。

男性が普通に立っていて男性なのでリミットを外す作業に苦労したそうです。

 

グループ芝居が多かったから、演出の平沼さんに言われたのは男役を捨てて 感情でつくっていく、ということ。

 

平沼さんは役者さんでもあるので こんな感情を強く出してみよう、違う表現をしよう、とわかりやすいアドバイスをくださって導いてくださった

違うアプローチの仕方ができたと思います。
今までやっていた役作りとは違う役作りが出来たそうです。

うわべの喜怒哀楽に対してだけのリアクションだけだと上っ面なの!と熱弁をふるう平沼さん。

それを理解し、応えようと真剣な眼差しで見つめるせおっち。

本気で良い舞台を作ろう、というある意味職人の心意気を感じた稽古場の映像でした。

 

ディスカッションしながら作らせて頂いた。

短期間ながら、時間を惜しまず、プラスになれば、と成長させてくださった

キャストが仲が良くて 須和国集まってアグレッシブに芝居づくりで言い合える環境だったそう、ステキですね!!

 

一緒に立つマイティの向き合い方に刺激をもらった 気持ちがいい関係。

お互いに、いてくれてありがたい、と何度も話していました。

現役でありながら違う世界に触れて、視野が広がったことが宝物

水美舞斗

御縁を頂いて、現役ながら外部出演させていただいて良かった。

平沼さんから頂いたお言葉 男性の中で男性として生きられた強み、経験を取り入れて

宝塚に持ち帰りたい。

人間性も磨きつつ舞台に反映されていればいい・

 

光栄にも「男として」挑むことにワクワクしながらおり、身の引き締まる思いも。

新たな挑戦する姿をみて頂けるのが嬉しい。

 

エンターテイメントの世界を見てくださる皆さんにハイローのこの作品を見ていただきたい!


ハンドマイクを持って歌ったり、いろいろなものが盛り込まれた新しいエンターテイメントの誕生、携われて嬉しい、とマイティ。

 

瀬央ゆりあ


5ヵ月ぶりにファンのみなさんの前に立たせていただけて嬉しかった。

今回出演して、得たものが大きい! 

宝塚に戻っていかに還元するか、伝えるか、これからどういうふうに表現できるのかが楽しみ。
また違った自分がいるんだろうな、とワクワクしています。

 

人間的にもこの作品に、出演者に出会えて良かったなと思った。

現役でありながら「男役」として外部出演

当初、どういうお役なのか、と訝しんでおりましたが、男役と知ってホッ♪

 

お二人もおっしゃっていましたが、現役でありながら、というのが味噌。

お二人が外部の舞台で学んできたことを、宝塚に持ち帰り新しい風を入れて頂きたいです。

 

組替えすることによって、新しい風が入ったり、化学変化が起きたりというのはよくありますが、

今回は全く違う、リアル男性の劇団の舞台に立つ、という貴重な経験をされたお二人。

劇団からのこの上ないプレゼントですね。

 

宝塚音楽学校、座付き演出家の指導しか知らなかったお二人が、外部の稽古場を経験したのも大きな価値があると思います。

 

宝塚では上からの一方的な指導が多いようですが、せおっちが言っていた、ディスカッションしながらの稽古。

これはイギリスのウェストエンドなどの手法と同じ。

すごく新鮮だったことでしょう。

「共に創る」という気概が生まれます。

須和国のメンバーが毎日集まって芝居について語っていた、というのもステキなエピソードです。

 

今回、たくさんの刺激をもらって、宝塚におすそ分けしていただけたら嬉しいです。

 

お二人のトーク

お客様が入ると楽しい!舞台って楽しい!!
2ヶ月お稽古して 舞台に立った瞬間嬉しかった^^

初日のワクワクが半端なかったようです。

私達頑張った!! 

知らない人たちの中に飛び込んで頑張った!!www

自分たちで褒める!(笑)

 

殺陣の先生は、今回は男性用の殺陣を教えたのでかなりハードだと思うと仰ってたけど…頑張った!!

(宝塚で教える殺陣は女性用の殺陣だそうです)

先生に褒めていただいた!(稀)

二人の楽屋

メイクもいつもと違う、ドーランしないで3階のお客様まで見えたかな?

目のサイズがしじみサイズのマイティ、

目がはまぐりサイズ(大きい)のせおっちなら見えるのではないか・・という話で大笑い。

 

マイティからなおちゃん(瀬央ゆりあ)へ

なおちゃんありがとう!


存在がまずありがとう!
15年ぶりに同じ舞台にたったけど、同じ考え方側にいてくれる
本名のなおちゃんから変わらないでいてくれてありがとう!

 

なおちゃんからみなちゃん(水美舞斗)ありがとう


環境のなかで素でいられる、大海原のところで刺激をいただいているのでありがとう。
ひとりで抱え込んでいられる リラックスできる(大切な同期)

負けてないぞ〜!!

男性陣に負けてないぞ??

情熱的なところは、負けてないよ!

心配してた男性に見えるか気にしてたけれど男性に見える、と言っていただいた。

男性としてお芝居させていただいてる

負けてないぞ!!

 

筋肉マイティといわれるけれど、男性のムキムキ見たら、マイティ華奢!とせおっち。

 

華奢な時代が来た!と喜ぶ?マイティでした^^

 

頑張ったね、私達、ワイングラスをチン★と鳴らしたお二人。

外部出演大成功に、乾杯!

見ていて本当に清々しい!!

 

せおっち「美味し♪」

マイティ「あい」

 

可愛い〜^^

 

ひとタラしのなおちゃんと、明るく元気なマイティは、すっかりLDHの皆様の心を捉えているのかも知れません。

 

公演期間も残りすこし、充実の舞台で湧水を、吏希丸を生き抜いてください!!