宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

ヅカ歴満7年のhappy 「元・宝塚総支配人が語る~」を読む♪

森下信雄著 

元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略』、を読みました。

 

元宝塚総支配人が語る

 

著者は大学卒業後 阪急で鉄道業務に従事後 

宝塚では、制作課長、星組プロデューサー 

その後 宝塚舞台へ。

阪急へ復職後は、歌劇事業部、宝塚総支配人。

 

いろんな面から宝塚を見て来られた著者だからこその

お話が興味深かったです!

 

内容は、

 

1タカラヅカの基礎知識  

 

2宝塚歌劇のビジネスモデル

 

3宝塚歌劇ビジネスの特徴

 

4宝塚歌劇とAKB

 

5タカラヅカのこれからと業界の未来

の5章からなります。

 

面白かった!

 

 

なるほど~!と今まで謎だったことも腑に落ちました!

 

特に第一章は、宝塚をご存じない方に分かりやすく説明されていて

なるほど!そういうことだったのね!と目からうろこ、ポロポロ・・・

 

ワタクシ、今日4月26日でヅカファン歴 やっと満7年になります

 

ヅカファン歴 20年 30年 40年 50年 60年・・・の

大先輩が大勢いらっしゃる中 まだまだひよっこの私が

いつも好きなこと語ってますが、お許しくださいませ。

 

世間の熱きヅカファンの皆様や

ヅカファン歴の長いオールドヅカファンの皆様と

 

何か違う、どこかが違う・・・ともやもやしてたことが

なぜだったのか、この本を読んで謎が解けました。

 

結論、    私にはヅカ愛が足りない! 

 

ということです。

 

厳しいことを言えば 宝塚ってぬるま湯だな、と思っています。

 

外部の演出家なら 駄作を連発すれば、それこそ

「おまんまの食い上げ」になりますが

 

宝塚は作家・演出家を終身雇用にして、著作権を買い上げるそうです。

だから 死ぬまで安泰です。

ですから、とっくに旬を過ぎて いい作品が書けなくなっても

雇用関係は続くのです。 orz

 

サヨナラ公演なら、駄作でも客は入ります。

人気のトップスターの公演なら 

トップスターが客を入れてくれます。 楽ちんじゃのぅ。

 

台本、音楽が素晴らしい、でもトップさんがかっこよくない、

と言うのは 最悪の評価。

 

本はめちゃくちゃでもトップがかっこいいいと評価されると

チケットは売れるのだそうです。

(本文より引用)

 

                                   

 

へぇ~~~~~~~~ 

 

 

それって トップスター頼みってこと??

トップスターの魅力 > 作品内容

ってことですね??

 

ここはイコールであって欲しいです。

 

オリジナルには 名作もありますが

微妙な作品が多いのはそういうことか!と

合点がいきました。

 

 

ワタクシの観劇史上最悪の 「仮面の男」を観た時に

制作サイドは、内容をチェックしないのか?

していても ダメ出しをしないのか?

それとも あれでいいと思っているのか、と常識を疑った。

 

観劇史上 ビリ2は ロジェ 

ビリ3は・・・黒豹?? 

 

生徒も、それぞれ切磋琢磨していると思いますが

歌劇団に在籍さえしていれば 

取り立てての技術(歌、ダンス、芝居)が無くても

舞台には立てます。

常に背水の陣で オーディションで役を掴みに行く

多くの舞台女優さんとは 気迫が違うように思います。

 

気迫がないからこそ、の「フェアリー」なんでしょうね~

 

 

宝塚歌劇団が フェアリーとして 生徒を育て

プロデュースし 夢の世界を体現させているのだ、と

改めて納得しました。

 

「華やかなルックス」優先して 宝塚の世界観を出す。

分かるけど・・・

あまりにもお歌がヒドイと 返って反感買うんですけど・・・?

 

宝塚歌劇とAKBの第4章では

「シロウトの神格化」について書かれていて興味深いです。

 

シロウトで未完成な状態の生徒を

ファンが共にバージョンアップしていくのが神格化、だそうです。

 

進化することを前提にして作ったシステム、というのは

AKBと通じるところなんですね。

 

向上していく過程を楽しむ

 

それが私に欠けていたみたい。。

 

いいものを観たい」んです。

 

私が柚希礼音ファンになった時、

すでにちえちゃんはトップ一歩手前でしたが、

トップになってからも ちえちゃんはどんどん向上していき

LEGENDと呼ばれるまでになりました。

我が子の成長を見守るような楽しさがありました。

 

でも、それは ちえちゃんであったからでした。

 

 

ヅカファンたるもの、

どんな生徒さんでも、成長を「楽しまないと」いけないのですね・・・

 

 

神戸(宝塚、西宮、川西辺りも)に住んでいると

知り合いの知り合いが生徒さん、というケースが多く

我が子を応援する感じで見守ってますが・・・

そういうことね♪

 

 

フェアリーを演出するために 

いつまでも「生徒という肩書」を与えるから

生徒さんは退団後 世間とのズレに

ご苦労されることもあるようです。

 

こんな独特の世界だからこそ ハマる人は深くハマるけれど

 

世間からは敷居が高いと思われで来たのではないでしょうか。

 

 

第5章で 業界の未来について語っておられます。

 

プロセスを見せることを提案されています。

商品(公演)が出来上がるプロセスを開放する。

 

稽古のプロセス 道具・衣裳制作のプロセスなど。

 

ブロードウェイでは既に有料で顧客をスタジオに入れて

台本の読みげいこなどを見せているそうです。

 

そうすることで、twitterや ファンコミュニティで

情報拡散される、という狙いがあるようです。

 

最近、スカイステージでも「ステージドア」という

舞台裏を見せる番組があり、とても興味深いです!!

 

来月は、「1789」の舞台裏を観せてもらえるようで楽しみです。

 

歴史ある宝塚も その時代に合わせて

変貌を遂げていく必要がありますね。

 

すみれコードも 魅惑のヴェールに包むのに一役買っていますが

今は、人前で食事をしない、などというナンセンスな

コードは廃止されてよかったです。

 

生徒をより身近に感じることで 

応援する生徒さんが立つ舞台を観に行きたい、と

思うのですから!

 

 

100周年を期に、世間への認知度がUPしてる今

ビジネス拡大のチャンス到来、といったところでしょうか。

 

宝塚の新世紀に向けて 「経営戦略」は成功するのか。

 

生徒同様、見守りたいと思います。

 

◆外部リンク

元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略

 

【 第1回】「タカラヅカ」の基礎知識 (第1回だけ無料で読めます)