宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

宝塚の演出家 ~「ナポレオン」に思ふ

いつも拝見しているブログで

ナポレオン東京公演の感動レポを読みました。

 

私まで思い出してじんわり来てます。

 

 

 

東京公演は、大劇場より完成度が高いのが

羨ましいです。

 

 

ナポレオン東京公演のプログラムに掲載された

演出・小池先生のご挨拶を紹介してくださってました。

 

 

 

出演者たちが

脱落しなかったのは、偏に柚希礼音という

チームリーダーの姿勢に因る。

彼女が見せる闘志、集中力、その向かう先を

全員が必死に見つめている。

(中略)

柚希星組は、私の遅れを補って余りある成果を

舞台上に残してくれた。」

               

              (ナポレオン東京公演プログラム)

 

 

小池先生、

ちえちゃん(柚希礼音)への賛辞 ありがとうございます!

 

演出の遅れ、度重なる変更という混乱に

戸惑う組子もいたと思いますが

 

星組生が心を一つに頑張れたのも

ちえちゃんの強いリーダーシップあればこそですね!

 

 

ここから、ちょっと辛口批判です、

苦手な方はUターンお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

私を含め、観劇友人、ブログ友人

 

「ナポレオン」を初日に間に合わせてなかった件について

冷ややかに観ております。

 

ナポレオン初日が2014年1月1日なのは

ずっと以前からわかっていたこと。

それなのに・・・

 

初日に間に合わず、未完成のまま舞台に載せたのか?

プロの演出家として甘いのではないのか?

観客に失礼だ、という意見も伺いました。

 

幕が開いてもまだお稽古が続いていたなんて。

 

必要以上の負担を組子に強いる結果になりました。

 

宝塚歌劇団は、演出家に対してぬるいな、と

「仮面の男」の時に思いました。

 

東京公演で大幅な変更をする前に

チェックできなかったのか?

ダメな箇所がわからないくらい、

劇団と世間との間に感覚の隔たりがあるのでしょう。

 

スポンサーが動いたから仕方なく変更した、

という噂もありますね。

 

 

 

この度の、演出のドタバタに対しても

日仏コラボ、オリジナル、大作と

いつも以上に大変でしたが

だからこそ、万全の準備をもって臨み

100周年の幕開けに恥ずかしくない初日の舞台にして欲しかった。

 

 

結果オーライで喜んでいるとは、おめでたい限りだと思いました。

 

小池先生は、エリザベートやスカピン、ロミジュリ、オーシャンズ11など

私の大好きな作品を多数手がけておられます。

 

ナポレオンも結果的に素敵な作品になりましたが

ちょっと辛口コメントをせずにはいられませんでした。

 

ごめんあそばせ。

 

 

 

宝塚というのは、人(スター、ジェンヌさん)を観に行く所だ、と以前聞きました。

 

ファンは、少々演出が悪くても、駄作でも

贔屓のジェンヌさんを観れるなら、その公演には通いますし、感動します。

 

 

宝塚の演出家は、そういう状況に甘えること無く、

ジェンヌさん人気に頼ったり

組子に負担を強いる事なく

 

心に残る作品作りに邁進していただきたいと思います。