ついに宝塚歌劇団公式HPで発表になってしまいました。
ファンなら、もう、ちえちゃん(柚希礼音)の退団が、
そう遠くない事を感じていましたよね。
いえ、もっと言えば、トップになった時に
カウントダウンタイマーのスイッチが入ったのです。
いつまでも輝かせ続けてきた所以です。
トップは、後進に道を譲る時が必ず来る、とファンも覚悟を決めているところ、
ありますよね。
私は、スカーレットピンパーネルのショーブラン役のちえちゃんを観て
なんてすごいエネルギーを発する人なんだろう、と思いました。
ヅカファンになったばかりの私がハマった。
まだ 宝塚のことを何も知らないままに、
ただ、ただ、理由なんてない、頭で考えるのではなく
もう、心というか、感性でギューッと引き寄せられ・・・
気がついたら、頭から飛び込んでいました。
舞台では、キレのあるダンスや、魂に訴えかけるような歌に
心を鷲づかみにされたかと思うと、
素のちえちゃんは、まったりとほんわか癒し系で
なんだか、舞台とは別人のような一面も見せてくれて
ますます ちえちゃんの人間的魅力にやられてます。
ちえちゃんに出会ってからの6年は、
このブログの歩みとも重なり、
ちえちゃんのご縁で、多くの出会いも頂きました。
感謝、感謝です。
ちえちゃんがいなかったら、どんな人生だったのかな?(←大げさ?)
と、時々不思議な気持ちになります。
トップスターとして、既に6年目に入り、退団時は7年目。
最近のトップスターの中では異例の長期在任でした。
100周年のトップオブトップとして 次々に大役をこなし
100周年のイベントが幕を下ろすまで、
責任を持ってやり遂げる。
劇団は、ちえちゃんに白羽の矢を立てました。
大変な職務、その重圧。
今年の元旦のお正月公演 ナポレオン初日ご挨拶の時の
ちえちゃんの緊張した面持ちを忘れることはできません。
初めてトップになった太王四神記の時、
緊張の中で日々必死で公演した時同様
胸がキューンと絞られるような痛みを覚えました。
あの頃。
とうこさん(安蘭けい)からトップを引き継いだばかりの頃は
5組のトップの中の一人、という感じで受け止めていました、が。
2010年 フランス版ロミオとジュリエット 日本初演
2011年 ノバ・ボサ・ノバ 再演
2011年 オーシャンズ11 初舞台化
公演を重ねるごとに、ドン、ドン、ドンとファンが増え
ちえちゃん他、キラキラ星組の組子全員で
「チケットの取りにくい星組」を作りあげました。
いつも星組公演では、客席に独特の熱気を感じるのは
私だけでしょうか??
宝塚の男役としてのちえちゃんを観られなくなるのが
どういうことなのか、まだ想像つきません。
私は若輩者のヅカファンなので、
ちえちゃんが初めての「贔屓のジェンヌさん」です。
初めて大好きなちえちゃんを見送ります。
ぽっかり心に穴が開くのでしょうか??
宝塚男役の柚希礼音はもう観れないと悲嘆にくれるのでしょうか?
でも、私は、宝塚でもっとちえちゃんを観ていたいとは思いません。
もっと新しいステージで、
新しい柚希礼音の魅力を開花させて欲しいのです。
いつまでも、「宝塚」という窮屈な縛りの中で生きていくには
柚希礼音は大き過ぎる気がします。
自由に、自分の可能性を最大限に活かせる世界を目指して
宝塚から 大きく羽ばたいて欲しい、
それはヅカファンにはあるまじき思いかもしれませんが
正直な私の気持ちです。
ちえちゃん!!
今まで、たくさんの感動を、本当にありがとうございました!!
たくさんの愛と夢をありがとうございました!
そして ちえちゃんのお陰で、たくさんの方との出会いを頂きました。
ありがとうございました!
柚希礼音なら出来る!と いつも高いハードルを与えられ
ストイックなまでのお稽古と努力で乗り越えてきましたね。
本当に、本当にお疲れ様でした!
ラストデーを終えるまで、
どうか お怪我なくお元気でお過ごしください♪
こうなったら、運動会、絶対星組優勝だーーーーーっ!!
星組の皆さん、頑張ってね~~~!!
奇しくも(予定通り) 今日、ちえちゃんの観劇お礼状が届きました。
カポエラで決めポーズのちえちゃん。
こんなちえちゃんを観ることができるのもあと少しと思うと感慨深いですね。
ふーーーーーっ
退団後に、どーーーーんと痛手が来るんでしょうね・・・それがコワイ。
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