宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【雪組】「かっこいいトップ」彩風咲奈 退団会見の言葉が胸に響く

2023年、退団会見をするトップさんは3人目。

 

花組・柚香光、月組・月城かなとに続く雪組・彩風咲奈。

 

宝塚が危機に瀕している今、トップさんが次々に退団されていくので心細くなっています。

 

「ベストパフォーマンスができる期限」を見極めて

咲ちゃん、ベストパフォーマンスができる期限を2024年秋と定めて、退団を決めていた、というのもグッと来ました。

 

あくまでもお客様目線で。

最高のものを届けたい、ベストパフォーマンスを見てほしいと願う気持ちは、舞台人らしい誇りを感じました。

 

歌劇団への要望を聞かれると、「私たちにとっては、一回一回の舞台をお客さまにお届けするのが一番。卒業するその日まで、感謝の気持ちと愛をお届けできるかということで頭がいっぱいです」と述べた。

引用元:産経新聞

 

これは、すごくデリケートなところを突いた質問だと思いますが、うまくかわしましたね、グッジョブ!

咲ちゃん、頭いい!!

 

組子思いの咲ちゃんらしい、温か発言

どんな状況の時も、皆様への感謝、宝塚を愛する気持ち。これだけは本当に真実だと思っております」。これまでのトップ退団会見とは違って緊張感のある空気だったが、誠実な言葉で語った。

引用元:スポーツ報知

これまでのトップ退団会見とは違う「緊張感のある空気」だったんですね…

 

状況が状況だけに、記者から答えにくい質問が飛び出すかもしれず、ピリピリ感はあったのでしょう。

 

一つ前の退団会見は月組のれいこちゃん(月城かなと)の記者へ逆質問で笑いを取るほのぼの会見でした。

 

あれは…9月26日、宙組公演『PAGAD』初日の3日前です。

 

 

『今自分にできることは何か』をどんな状況の時でもずっと問い続けながら舞台に立っておりました」と語った。

サンスポ

 

一番の楽しい思い出は「何げない毎日」

雪組上級生、組長さんから下級生の笑顔を見ている時が本当に幸せで。私は宝塚が大好きですけど、雪組が本当に大好きで、舞台で(最後の)パレードが終わって緞帳(どんちょう)が下りた時“今日も無事に終わったね”と仲間の笑顔を見た時、何げなくお稽古している時が幸せ」

引用元:スポニチANNEX

 

~宝塚人生を振り返って一番嬉しかったこと、楽しかったこと~
「一つには絞れませんが、上級生から下級生に至るまで雪組全員の笑顔を見ている時が一番幸せです。雪組のみんなとの何気ない日常に、喜びを感じます。」

引用元:宝塚歌劇公式HP

 

なにか特別なことを挙げるのではなく、日常の中に幸せを感じる咲ちゃんが素敵。

 

こういう発言ができるトップスター、大らかなにわにわ(組長・奏乃はると)がトップとしていてくれるから「温かい雪組」が形成されるのだろうと納得しました。

 

退団を決めた時期について

実際に(退団を)考え始めたのは、一度全公演を中止して、仕切り直しで上演した昨夏のショー「オデッセイ」の頃で「もうそろそろかなという時期を決めました」といい、歌劇団が窮地に立った9月よりずっと前だった。

引用元:スポーツ報知

 

スポーツ報知さんが、随分まえに退団が決まっていたことを示してくれていて、ありがたい。

 

今回、Yahoo!ニュースでも退団会見の記事を読みましたが、Yahoo!ニュースで取り上げられると、「ヤフコメ」が付きます。

 

中には宝塚の事情に詳しくない人が、理事長と並んで退団会見を行ったことで、件の宙組と勘違いして責めておられるコメントが散見されました。

 

例の事があったから逃げるのか、的な…。

報知新聞は、そういう誤解を招かないよう、事件前に退団が決まっていたことを明記しています。

 

誤解を生んでしまうタイミングで咲ちゃん、ちょっとお気の毒。

 

挨拶に立たれた、理事長にも相変わらず逆風が吹いていました。

今すぐ辞めろ、的なコメントも見受けます。

11月14日の会見での発言は、禍根を残しましたね…。

悪手だったわ…

咲ちゃんの任期は大劇場6作

ちょうどいい感じ。

咲ちゃんが言うように、惰性でもなく、自分が演りきったと思える所で幕を引けるのは幸せだと思います。

最近のトップさんの任期

望海風斗  6作

珠城りょう 8作

真風涼帆  9作

柚香光   7作

月城かなと 5作

彩風咲奈  6作

個人的には6、7作が妥当な感じがします。

 

ファンは一作でも多く見ていたい、という思いはありますが、途中で相手役を変えるならまだしも 

トップ任期が9作、11作は人事に歪みが生じるのでノーサンキュー派。

 

「かっこいいトップではなかった」という謙遜を見出しにしないで

咲ちゃんはかっこいいです。

ビジュアルもですけど、行動もかっこいい、行動は心(思考)からくるものですから、

咲ちゃんは高邁な精神の持ち主だと思ってます。

 

かっこいいトップではなかった、は謙遜だと思うのですが、何も知らない人にマイナスの印象を与えてしまうので、見出しになるのはかなり残念。

 

そうでなくても、劇団はいま例の件で揺れている時期ですから。

 

咲ちゃんの代表作はどれになる??

  1. CITY HUNTER』 『Fire Fever!』 大劇場トップお披露目公演
  2. 『夢介千両みやげ』
  3. 蒼穹の昴
  4. 『Lilacの夢路』
  5. 『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』
  6. ベルサイユのばら フェルゼン編』(予定)

冴羽獠から夢介への振り幅がすごかったですね〜〜〜^^

個人的には『蒼穹の昴』の文秀が大好きでした。

今、スカイステージで放送していますが、何回観ても心の深い所にズドーンと響きます。

…というわけで、私は『蒼穹の昴』推しですが、好みが分かれると思います。

 

咲きちゃん的には、ご縁を感じている『ベルサイユのばら』なのかもしれませんね^^

 

パタパタと、馴染み深いトップさんが退団されるので寂しさも一入の2023年末。

 

退団後も変わらぬご活躍、お祈りしています。